相棒、どうしたの?前回よりはひねりがあったけど、最後の10分は、もう消化するだけって感じだったような。
歯切れのいいテンポで、過不足なく必要十分に話を展開するのが、持ち味だと思っていたけど。
野村宏伸演じる研究員のだんなさんがあっさり妻殺しの犯行を認め、それでおしまい。
もう少し頑張って、突っぱねてもいいと思うけどね。
だって話に矛盾があることを除けば、状況証拠すらろくにないわけで、自白がなければ . . . 本文を読む
今回の第12話「狼の行方」はいまいちだったと思うので、感想は略。
相棒お得意のどんでん返しもないし、工夫が足りない、シンプルすぎる筋だったと思う。
その後続けて日テレの「ハケンの品格」を見たら、そっちの方があっと驚くインパクトが強くて、相棒の印象が薄れてしまった。
ということで、東京で最近昼間に3日連続で再放送された、土曜ワイド劇場の初期作品の話に切り替え。
しかし、土曜ワイド劇場だけあって(? . . . 本文を読む
いやあ、本当に名探偵だったんだ、高橋克実さん。
ちょっと間抜けで人のいい、薫ちゃんキャラと思いきや、実は切れ者の右京さんキャラだったとは。
番組最後にわかったこのどんでん返し、今回、それが一番意外な展開だったかも。
謎解き的には、高橋さんの事務所に来た怪しい女が、「この壁の落書きの絵の作者を探してほしい」と頼んだ時、彼女が並べた口実ではなく何か別に意図があることは、見えてた。
もしかしたらこの女 . . . 本文を読む
うーん今回も、最初にゲスト出演者ありき、と感じたストーリーでした。
なんだか全般に、こういう回じゃない方が相棒はいいような気がする。
ゲストを目立たせようとするあまり、ストーリーが若干犠牲になる気味があるような。
今回のゲストは佐野史郎さん。
役柄はけっこう、マジメでシリアスだった。
いつものように笑わせてくれるんじゃないかと楽しみにしてたんだけど、ちょっと肩透かし。
冬彦さんよ、もう一度、とは . . . 本文を読む
今回のは面白かった。
犯人がしたのかと思われた、冒頭のラジオ番組への電話リクエストは、実は被害者の元婚約者による狂言と判明。
番組中盤で、早くもそうして最初のホシが上がり、それが肩透かしだったのは、前回の「剣聖」と同じ。
でもこちらの方が意表をついていた。
え、じゃあ犯人は誰?と、ふだんは犯人捜しにさほど関心を持たないあたしでも、身を乗り出したもの。
(どちらかといえばストーリー構成の方に興味を持 . . . 本文を読む
剣道通でないあたしにとっては、特に興味をそそるお題ではなかったけど、いつもの相棒らしく、まあうまくまとまっていたのではないでしょーか。
話の流れとしても、いくつか思わぬ展開が用意されていたし。
番組途中で、最初から怪しかった師範代、桂木ふみがあっさり、道場主を殺したのは自分だと白状。
ええっ、じゃあ残りの時間はどうなるんだ、と思ったのもつかのま、すぐに桂木は事件に関与しただけで、単なる当て馬だった . . . 本文を読む
相棒には時々、最初に出演者ありき、で作られる回があるのではないかと言われるけど、今回はまさにそんな感じだった。
今や二時間ドラマ、サスペンスものの雄(にはまだ遠いかな)、川崎麻世のためのストーリーだったような。
相棒が川崎麻世に出会ったら――こうなりました、という趣向で、たぶん第4話「せんみつ」の平田満の時もそうだったのかもしれないけど、まあ、こういう回もいいんじゃない。
ゲスト俳優とのがちんこ対 . . . 本文を読む
見た後の気持ちとしては、なぁるほどねー、という感じ。
今回はある種、典型的な相棒的作品だったのかも。
基本は、シーズン4で連作でつづられた「密やかな連続殺人」「悪魔の囁き」の後日談だけど、前回ではほとんど語られなかった、被害者の遺族の心情に焦点を合わせた形。
したがって、精神科医、美咲先生も、前回の犯罪者の心理分析から、犯罪抑止分析に力点をシフト。
ここで美咲先生が苦悩するのは、再犯の可能性があ . . . 本文を読む
せんみつ、って聞くとつい、せんだみつおや、あんみつを連想して、お腹がすいてしまうあたし(せんだみつおの方じゃなくて!)。
しかし、今回の相棒は、うーん・・・実のところ、つまらなかった。
相棒ファンじゃなきゃ、見るの途中でやめるぞ、っていうか、たぶん見ないぞ、って思った。
脚本は確か、戸田山雅司とかいう人・・・?
うーん・・・戸田山を出せー!(暴れるあたし)。
残念ですが、前回が星5つのうち、4. . . . 本文を読む
いやー、今回は重い話でしたねえー。
かわいい娘を殺された父親の町内会長さん・・・時効後になって、真犯人が隣人だったと知った時の悔しさ、無念、怒り・・・その瞬間、衝動的に犯人を殺してしまう町内会長さんの胸の内が、痛いほど伝わってきました。
法的に復讐は許されないと思いますが、思わず涙が出て、泣けてきました。
「相棒」見て、泣いたのは初めてです。
娘さんのキャラクターものの遺品を見て、あたしも「テク . . . 本文を読む
当然ながら、いつものスタイリッシュな出来。
映像きれいだった。日比谷公園のカフェに、あれは北里病院の会計待合室?
きれいに撮れるスポットと角度をふだんから調査して、ストックしてるのかな?
それって誰の仕事なんだろう、監督?プロデューサー?それとも下働きの人?
あたしにとって、この相棒シリーズの一番の釣りは、美しい映像(ブラス小気味いいテンポの展開)。
撮影場所がおしゃれなだけじゃなく、アングル、 . . . 本文を読む
待ってましたの相棒新シリーズ、V。
実は私は相棒ファン。
とはいえ、ずーっと知らなかったのだ。
最近やってた昼間の再放送を見てて、うーん現代の水戸黄門的刑事ドラマ、と思っていたものの、そのうちだんだんはまって、抜け出せなくなったのだ。
これもひとえに右京さんのせいだと言えよう。
えっ、何が水戸黄門的って?
出演者の役割、口癖と行動が完全にパターン化。
バックミュージックで、あ、これはこうした意味 . . . 本文を読む