Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

Brewskival(ブリュースキーバル)

2020-09-22 18:00:00 | ビールのイベント記
先週の土曜日に、日本橋コレド室町で開催されたBrewskival(ブリュースキーバル)に行って来ました^^
 

ヨーロッパ最大級のビアフェスらしく、今回日本に初上陸!!
スウェーデンのブルワリーである「ブリュースキー」が主催しているフェスで、
今回はスウェーデンと日本の8つのブルワリーで構成されていました。
初上陸という事もあり、とてもこじんまりとしたイベントでした。
今年はコロナの影響でビールのイベントは軒並み中止になってしまったので、
フェスが開催されるというだけで超テンションが上がりました!

ラインナップはこの23種類。
それぞれSサイズとLサイズがあり、600~1100円。
今回は2人で行ってそれぞれ3種類、全6種類を頂きました。

 

私はやっぱり最初は白ビール。Barbaric WORKSのWhistle Songを。
酸味が効いていて甘みが少なく、苦みも感じました。
白ビールっぽさがあまりなく、爽やかな飲み口でした。
友達は箕面ビールの山椒W-IPA。
山椒を使っている珍しいビールで、香りも山椒のスパイシーさを感じます。
苦みもしっかりあってこっくりと飲めます。アルコール度数も9%と高め。

 

次にもう一度Barbaric WORKSのLife Is Peachy。ピーチを使ったビール。
ピーチの香りはしますが、苦みもあって思った様な甘さはありませんでした。
スッと飲めるセッションビールです。
そしてCRAFTROCK BREWINGのCoffee Mellow Brown。
香りも味わいもコーヒー(笑)。ビールなんですがコーヒーを飲んでる感覚になる不思議な飲み物。
後味にローストした麦芽の香ばしさを感じられます。
 
最後に主催のBREWSKIのRhubarb Pie。ルバーブを使ったビールで、変わり種と思って手を出しました。
飲んでみると…やっぱり変わり種(苦笑)。香りがとにかく甘く、ちょっと苦手な感じ。
でも酸味があるので飲めるかなぁと飲んでいましたが、飲む度に甘みが鼻腔を刺激するからあんまりでした;
友達はCRAFTROCK BREWINGのBoogie Back。
香ばしさのある黒ビール。ライ麦を使っていて、そのスパイシーさを感じられました。


今年はこれが唯一のビールイベントとなるかなぁ。
それでも本当に行けて良かったです!!
このイベントに大阪の箕面ビールが出店していて、「箕面ビールの桃ヴァイツェンを飲んでみたいんだよね」って話をしていました。
そしたら帰りに偶々酔ったお店でまさかの桃ヴァイツェンと遭遇!!
願えば叶うって素敵だなぁと思った私(きらきら)。
それについては後日レポートします。

アサヒビール神奈川工場見学

2020-02-22 18:00:00 | ビールのイベント記
先日20日にアサヒビール神奈川工場見学に行ってきました!
去年も行ったのですが、改めて2度目の参加でした^^
家からは約2時間の移動時間、小旅行の感覚です。
最寄駅は小田急線の新松田駅。
そこから路線バスに乗ります。因みに往復で(割引があって)670円。
1時間に1本程度なので、ちゃんと調べて行きましょう。
行きのバスも人がほとんどいなかったのですが、新型コロナウィルスの影響もあり、
この時間も3組しか参加者がいませんでした。
しかも22日からは工場見学自体中止だとかで、本当すごいタイミングでした!!

最初は「スーパードライの挑戦」という映像を見て工場案内へ。
ビール造りの工程をそれぞれ説明してくれます。
仕込み工程→麦芽とホップについて→ろ過工程→発酵・熟成工程→
缶詰め工程→びん詰め工程→地球環境への取り組み→アサヒの歴史について→
アサヒグループの商品紹介→品質管理について、という流れです。
あっという間に感じましたが、これでも約70分かけての見学となります。
私が今回興味を持ったのは「ろ過」について。
この過程でビール酵母・濁り・タンパク質を取り除くそうですが、
「活きている酵母を使ったビールや濁りのあるビールとの違いは?」と質問したところ、
酵母は発酵したらカスになってしまうので基本的には取り除くのだそう。
活きている酵母はまた後から入れているみたいですよ、との事。
ドイツビールとかはこのろ過過程がないものがあるので、濁りのあるビールもあるそう。
造り方によっても、味わいが変わってくるんだから、興味深いところです!

また、缶・びんの製造ラインの案内でビール工場では注文された分だけを作るので
作り置きはしない、というのも意外に思いました。
再資源化100%という環境に対する取り組みも素晴らしいですが、
大企業のこういう配慮は今後も欠かせないですよね!

 
そしてそして、待ちに待った試飲タイムーーー(わーい)!!!
試飲は20分間、3杯まで頂けます!!
この日は勿論看板商品の「アサヒスーパードライ」と「ドライブラック」「ドライプレミアム―豊醸―」の3種。
おつまみになだ万監修の「クリームチーズおかき」が付いてきました。
工場造りたてのビールはやっぱり美味い!!
工場の人は注ぎ方も上手ですし、泡の立ち方も絶妙なんですよね。
「ドライブラック」は黒なのにスッキリしてて飲みやすく、
「豊醸」はコクと華やかさ・甘味を感じる美味しいビールでした。
そしてリニューアルしたクリアアサヒの250mlまで頂きましたよ^^

大手ビール会社の工場見学は全部行った事がありますが、
アサヒさんは応対がとても丁寧な印象です。それがトップの風格なのかもしれません。
今年は他の3社についても改めて訪問する予定です♪
何にしても早く工場見学自体が復活する事をまずは願っております!


 

JAPAN BREWERS CUP2020

2020-01-29 18:00:33 | ビールのイベント記

先週の土曜日に横浜の大さん橋ホールで開催されたJAPAN BREWERS CUP2020に行ってきました。


 

JAPAN BREWERS CUPには去年も行ったのですが、クラフトビールの大きなイベントで
ブルワー(ビール職人)による「ビール審査会」と「ビアフェスティバル」の2本立てとなってます(熱い!)。
去年はあんまり審査会というのは意識してなかったし、行き当たりばったりだったし、
何にせよ人が多かったので(本当にもまれます)、その記憶も参考にしつつ
今回は行く前から参加店をチェックして、最初に飲むものの目途を立てて行きました。
大抵のお店が飲み比べセット(各店で作ったビールを少なめに注いだ4~5杯)を出しているのも知っていたので、
今回はそれを狙って飲み友達と二人で繰り出しました。

私が最初に飲もうと思っていたのが「奈良醸造」(奈良に住んでた事があるので)。
「ライムゴーゼバイ」「クオヴァデイス」「フレミング」「オートマティズム」の4種類。
それぞれに味の個性があって楽しい味わいでした。
私は特にセゾンビールの「フレミング」が好み。
アルコール度数は7.7%と高めなのに、フルーティーでふんわりと甘みのあるビールでした。
ポーターの「オートマティズム」はダークビール部門で5位を受賞していました(これも飲みやすかった!)。

友達は「横浜ベルブルーイング」の4種類をチョイス。
全体的に飲みやすかったけど、クセがなくパンチに欠ける印象を受けました。


次は賞を獲ったビールに狙いを定めました。
ビール審査会では「小麦系部門」「ピルスナー部門」「ペールエール・ゴールデンエール部門」「IPA部門」「濃色系部門」の
5種類に分かれていて、それぞれ上位5位が表彰されます。
前回書いたように私は白ビールが特に好きなので「小麦系部門」の1位をチェック。
今回は「箱根ビール」が1位だったようで、ここの4種セットをゲットです。
 


この「足柄ヴァイツェン」、なんと2年連続「小麦系部門」で1位を獲ったそうで、飲んだ瞬間「これは美味い!」の一言でした。
濁り方も、色味も美しいっ!!
これは何度もリピートしたい。2年連続受賞するのも納得の味でした。
他のもホップが効いてて、味わいと個性のあるビールばかり。
 
友達はアメリカのEvergreen Importsの5種セットをセレクト。
エール系が強い印象で、全体的な味の傾向があるのを感じました。
 
という事で4店舗17種類のビールを楽しんだJAPAN BREWERS CUP2020!!
私達が会場を後にした15時頃には入場券の購入にも長蛇の列が並んでました。やっぱり早めに行って正解でした。
今回は飲めなかったけど飲んでみたいビールも沢山あったし、今後の参考になりました。
いつかこういう審査会で審査する立場になってみたいなと思いつつ、横浜の夜に繰り出したのであります。

ヱビスツアー

2020-01-18 18:00:00 | ビールのイベント記

恵比寿のガーデンプレイス内にあるヱビス記念館へ二度目の来館^^
そこで行われている「ヱビスツアー」に参加してきました!



私は日本の大手ビール会社(アサヒ・キリン・サッポロ・サントリー)の工場見学にも行きましたが、

このヱビスツアーは工場見学とは違ってヱビスビールの歴史を教えてくれます。

ガイドが20分、テイスティングタイムが20分の全40分の工程です。

ヱビスビールが出来た時からビヤホールの誕生、戦争で一度なくなってしまってからの再興、
そして今のヱビスビールに至るまでがギュッと濃縮されています。
何と言っても今年で130周年(!!)のヱビスビール。
日本のビールの歴史の中に欠かせない存在と言っても過言ではありません!
以前行った時にも驚いたのが漫画「美味しんぼ」とヱビスビールの関係。
「美味しんぼ」に取り上げられたのをきっかけにヱビスビールが再び脚光を浴びたと言うのだから、
その時の「美味しんぼ」の影響力の大きさを感じると同時に、
「よくぞ取り上げてくれました!」と感謝の念すら湧いてきます(拍手)。



あっという間のガイドの後は(本当にあっという間でした)待ちに待ったテイスティングタイム♪

今回は通常の「ヱビスビール」と「プレミアムエール」の2種類の試飲。
本当に単純にヱビスビールは美味い!!
そして注ぎ方の妙、きめ細かい泡の秘密も教えてくれました。
「フロスティミスト」を実感しながらのヱビスビールを味わいましたよー。

 
「プレミアムエール」は上面発酵の香りとコクを感じるビール。
通常のヱビスビールは下面発酵のラガービールなので、また違う味わいを楽しめました。
前回は「華みやび」だったのでコミュニケーターさんに聞いてみたら「その時によって違うんです」との事。
毎回(そんなに何回も行かないって?笑)違う味を楽しめるなんて、リピートする気持ちも分かり過ぎます!


テイスティングは2杯ですが、じゃんけんに勝ったらもう一杯
飲めるかもしれませんよ^^
おつまみにも塩えんどう豆がついてます。
参加費は大人500円、中学生~20歳未満300円、小学生以下は無料です。
ちょっとラグジュアリーな空間でお勉強(?)出来て2杯のヱビスビールを飲めるのですから本当におススメ!
今年はもう一度各ビール会社の工場見学にも行こうと決意を新たにした私でありました。