よっし~ごのみ

本当に気ままな独り言。
日々の生活の中での「私好み♪」を紹介していけたら。

一球の意味

2007-07-25 22:41:15 | 野球関係
よっしーです。

今日ですね、私と“Dr.KENの「こだわりのトラ」”のKENさんが応援している酒田南高校の甲子園予選山形県大会の試合があったんですね。準決勝だったんですよ。

結果から報告すると…負けました。サヨナラ負けでした。

私がテレビで観れたのは、お昼休みに入った12時からだったんですが、0-0の延長戦突入。延長に入ったというのに両投手、力強い素晴らしいピッチング。テレビの解説者も“このまま再試合の可能性も…”という位の試合展開でした(打線が援護出来ず、という事もありましたが)。

試合が動いたのは12回裏、日大山形の攻撃。
先頭バッターが倒れた次の打者、最初からセフティーバントの構え。そしてきっちり三塁線側へ転がす…。
私もね、途中で「切れた」と思ったんです。多分テレビを見ていた人、現地で観ていた人のほとんどがそう思った打球でした。サードも塁間半分を過ぎた位から切れるのを確信してボールの転がりを眺めていたんですが…その打球が三塁ベースの手前で内へ入ったんです。そしてベースに“コツン”とあたり、内野へコロコロと…。
結局バントヒットとなり、打球の勢いもなかったんで、打者は二塁まで。

その後敬遠と四球で満塁となり、センターへ落ちるサヨナラタイムリーを打たれて、サカナンの夏は終わってしまいました。

結局サヨナラのホームを踏んだのは、あのセフティバントのランナー。あの球を素早く取って一塁へ送球していれば、試合展開が変わっていたかもしれません。でも、切れると思って見送ったサードを責める事は出来ない打球ではありました。

“たられば”を言ったらキリが無いのはこの試合だけではなく、人生でいっぱい起きることです。その時は気付かないんだけど、後でから凄く思うんですよね。私、一度でいいから“たられば”だった方を選んだ人生を観てみたいと思うんです。結局変わりない人生だったかもしれないし、やっぱり変わっているかもしれないし。

今日の試合、サヨナラタイムリーを打たれてしまったピッチャーも、その球を要求したキャッチャーも“たられば”の思いがあると思うけど、サードの子は今晩眠れないんじゃないかなぁと思う。でも、今日はそれでいいから、明日はまた前を向いて欲しいなぁって思う。

上手く言えなくて、伝わらなくて、凄く自分でもどかしいけど…。
甲子園へは行けなかったけど、良くやったよサカナン。いいピッチングだったよ、山本斉くん。