しょぼしょぼ治療記 

~子宮筋腫と子宮頸がん(腺がん)のあまり深刻でない治療記です~

リンパ浮腫予防

2009-06-24 09:58:05 | 子宮頸がん治療(退院後)
今、リンパ浮腫予防のためにやってる事など。

 足を高くして寝る
 リンパ浮腫のページで、足を心臓より10cmほど高くして寝ると良い、とあったので、布団の下に座布団を二つ折りにして足の部分において寝ています。
 座布団は「わ」の部分を足先側にして、二つ折りにした上の部分を長めにとってスネにあたる部分がなだらかになるようにおいています。
 寝ていても単純に気持ちがよくて、いい感じ。


 マッサージ
 主婦の友社の「リンパ浮腫を自分でケアする」を買いました(3,200-、ちょっと高い)。
 ネットでもむくみのページなどにリンパ浮腫のマッサージについて書いてありますが、一応書籍も読んでおこうと思って買いました。マッサージのDVDもついてるし。
 ネットの情報では「皮膚をずらすように動かす」という表現がよくわからなかったのですが、DVDならば分かりやすかったです。
 オイルマッサージのように力を入れたまま皮膚の上を滑らすのじゃなくて、手のひらを密着させたまま皮膚と一緒に動かすような感じ。
 実際にマッサージの講習を受けると、もっとよくわかるのでしょうけどね。
 本を読む前にやっていた自分のやり方では、強すぎたみたいです。
 今までやってもらったマッサージの印象が反映されちゃってました。
 マッサージの効果はあるようなないような。やって悪い事ないだろうし、予防の意味もこめて続けています。時々サボるけど。


 弾性ストッキング
 まだ、ひざ下にむくみを感じた事がないので、本格的な弾性ストッキングはちょっと使用するのを躊躇しています。
 ほとんど普通の靴下です。もともと持っていた強サポートのハイソックスなども着用します。

 ためしに買ってみた「寝ながらメディキュット」を就寝中や自宅に居る間はいている事もあります。
 上にある本と一緒にamazonで買いました。amazonなんでもあるな。
 思ったよりも暑くなく、太ももに食い込まないのはいいのですが、もちろん外にはいていけるようなデザインではありません。
 また、今おもにむくみを感じる太もも上部や鼠径部はカバーされていないので、効果のほどはイマイチ分かりません。悪くはないような気はする。


 大またで歩く
 歩く時は、大またに歩くようにしています。歩くスピードはゆっくり目です。
 これは、以前「ためしてガッテン」で、スピードは同じでも歩幅を大きくして歩くと足の血流が増えて代謝があがるといっていたので。
 太ももには大きな血管があるので、大またで歩く事によるポンプ作用だといっていたと思います。

 おんなじことが、リンパ管にも起こるんじゃね?

 と考えてのことです。
 悪い事はなかろ、きっと。

 ゆるパン
 下腹部がどうしても腫れやすいので、今までのショーツの中にはイマイチのものが出てきました。
 もともとあまり締め付ける下着は好きではありませんでしたが、
 サポートタイプの下着ではなくても夕方には鼠径部に食い込んでしまう事があります。

 下着の中でよかったもの。

 ・トリンプのリラックスタイムとか楽チンショーツとかそんな名前のゆるパン。
  具体的な商品名が多い出せませんが、コットンのリブ生地で足回りのゴムがゆるーくリブ生地も柔らかく気持ちいいです。
  着用すると、うっすらかぼちゃパンツっぽいですが。
  ちょっと高いのが難点(2・3000円くらいだったような)

 ・ユニクロのボクサーショーツ
  足の付け根を締め付けにくいので、気持ちよいです。
  コストパフォーマンスから行くと一番かなあ。

 ・フレアーパンツ
  最近うってるとこ少ないですが、足回りをまったく締め付けないのでなかなかよろしいです。
  クロッチのないタイプのものは、パンティライナーなど使用。
  いよいよペチコートタイプのものは向かないですけど。

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洗濯機の使い方を教える

2009-06-22 11:39:49 | 日々のだらだら
だんなに洗濯機の使い方を教えたことを少し前にかきました。
ばりばりの理系で、仕事でもっと難しい分析機器なんかを使ってるくせに、電子レンジや洗濯機が非常に苦手です。
また、
「適当にやっといて」
みたいな曖昧なお願いも得意じゃないようです。
一から十まで指示するか、もしくはすべて自分で理解して行うかのどちらかしか出来ないようです。

ダンナへの洗濯機の使い方レクチャーはこんな感じでした。

「この洗濯機になってから、ほとんど洗濯していないんですよね。」 「自分にできるかなあ・・。」

「心配要りませんよ、今の洗濯機は以前のものと違って賢いですから。
ボタン一つで洗ってくれますよ」

「まず水を出して、電源スイッチを入れます」

「水ってどこ!」
不安からかキレ気味になっているダンナ。
「洗濯機の奥に蛇口があるでしょう?」
「あった!これをどうするの?!」
「ひねるに決まってるでしょう!」
「どのくらいひねるの!出しすぎたらたらどうなるの?!足らなかったらどうなるの?」
「いいから、全開にしてください!」

「分かりました、でも・・」
何か言いたげだったのでかぶせ気味に続ける。
「洗濯物の量を洗濯機が計りますから、このスタートボタンを押してください」
「まだ水も洗剤も入れてないよ!」
「今から入ります」
「スタートボタン押したら洗剤が入るの?」
「ちがいます!洗濯物の量を洗濯機が計りますからって言ったでしょう!」
もはやお互いキレ気味

「分かりました、それじゃ・・ああっこれ一時停止て書いてあるじゃないですか。どうして一時停止を・・」
「スタート/一時停止って書いてあるでしょう?そういうボタンなの!いいから押せ!」

「押したら洗濯槽が回って、洗剤の量が指示されますから洗剤を入れて」
「どのくらい入れるの!?」
「ここにスプーンの表示が点滅しています、これが洗剤の量を表しています」
「あ、本当だ・・。入れました。水はいつ入れるの!?あ、お風呂の残り湯だよね」
「そんな事は知っているんですね。でも、それはあなたには難易度が高いので、今回はナシです」

「こっちのボタンは何ですか?洗い・すすぎって書いてあるんですけど」
「そっちは細かく洗い方を指定したい時に使うボタンです。普通は、このスタートボタンだけでいいですよ」
「普通じゃない時っていつ?どういうときにこっちをさわればいいの?」
「資格のない人はさわっちゃダメです。あなたは電源とスタートボタンだけ押したらいいの!」

「どうして水が出ないの?」
「あなたが洗濯機のふたを閉めないからです!」


まだ折り返し地点にも来ていませんが、以下割愛します。
こういう会話を経て、使い方もちゃんと紙に記して、洗濯機の使い方を教えました。
使ってくれませんでしたけどね。

どうして、
「洗濯物入れて、洗剤入れて、ボタン押したら終わるから」
でうまく伝わらないのでしょうか。

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退院後三週間

2009-06-21 15:48:58 | 子宮頸がん治療(退院後)
退院してから三週間が過ぎました。
手術の傷も表面的には癒えて、日常の動きに支障がなくなってきました。
こけかけて体勢を崩し、あらぬ格好で踏ん張る時は腹筋が切れそうになりますが。

行動の制限もちょっと減ったしね、プールでも行くかなこの腹を引っさげて
プールなど水中での運動はリンパ浮腫の予防によいそうなので。

重いものを持つ事、山登り、足を踏ん張るような行動などがリンパ浮腫を誘発する可能性があるので、
そんなのはまだしばらくやっちゃダメ 

と先生にいわれています。
ダンナと山登りの約束をしていた(させられていた)のですがしばらくお預けです。
悲しいやらうれしいやら助かったやら、です。

足の付け根の麻痺感は変わらず。
神経の細胞の回復は遅い、と聞いたことがあるのでまあ気長にビタミン飲みますか。
麻痺感が変わらずにあることを、検診の時に主治医に言いますと
「時々あるんだよ、そんなに珍しい事じゃないよ。もっとひどい症状が出る人もいるし」
とのこと。
ん~、「もっとひどい症状」って運動障害や耐え切れないほどの痛みがあったりすると(それが織り込み済みだとすると)、それは術式として改良の余地があるのでは・・。
単に私を励まそうとしていったのかもしれないけれど、なんか引っかかってしまいました。

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術後検診

2009-06-20 10:26:55 | 子宮頸がん治療(退院後)
昨日は、手術後初めての検診でした。

内診、摘出した子宮の断端(というか膣の深部)の細胞診、問診でした。
細胞診の結果は、後日郵送してくれるそうです。

「再発はまずないと思うよ、再発する場所がないし」

とは言われているのですが、それでも検査はするのね、一回/一月。
検査するってことは、稀にそういうケースがあるのかな。

傷の治りも順調だそうです。よかったよかった。
膣の奥を縫っている糸は、完全に吸収されるまで3ヶ月ほどかかるとのことでした。
結構長い時間がかかるんだなあ。
逆に言えば、間違いなく傷がくっつくのにそのくらいの時間がかかるという事か。

母が、
「お腹の中を手術したら、中がちゃんと治るのに3ヶ月かかるのよ。皮膚の傷口が治っても無理してはダメです」
といっていたのを思い出しました。

足の付け根のしびれに関しては、薬が出ました。
4週分のメチコバール錠500μg。ビタミンB12です。
次の検診時にはちょっとは軽快してるといいなあ。

他には
アルコール→○
お風呂・プール→○
山登り→×
の、許可・不許可がでました。

お腹や下肢のむくみ感については、
「しかたないね、リンパ節切除しているわけだし。ひどくなんないように自分でケアしてね」
そっけないな。

ぼちぼち、やっていきましょう。
出来る事も増えましたしね。

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これを貼り付けるのを、すぐに忘れる。

ダンナの家事

2009-06-18 22:03:43 | 日々のだらだら
治療に関係のない話です。
ダンナさんの家事能力はなかなか低いのです。
やる気がないわけではなく、必要に迫られると何とかして自分でやるのですが。

子宮摘出の入院前に、家を留守にするための準備をしました。
簡単な食事の準備、資源ごみの取りまとめ、など。
なかでもダンナさんが気になって仕方がなかったのが洗濯。

あんまり「気になる」とか「自分にできるだろうか」とか言うので、
十日程度は洗濯しなくても良い様に下着やシャツを用意しました。
もう洗濯に関して、その小さな胸を痛めなくていいよ、と。

が、ダンナさんは大変心配性で
「何かあって、途中でパンツが足らなくなったら困るなあ」
「洗濯機の使い方を教えてください。洗濯機を最後に使ってから数年が経ちます」
と、入院直前に言い始めました。

なんだ、結局洗濯する気になったのですか。まあいいことです。

彼に洗濯機の使い方を教えるのは大変に難儀だったのですが、デモンストレーションを含めた懇切丁寧な指導と、使い方を細かく書いたA4の用紙を洗濯機の横に用意する事で、安心したようでした。

さて、私の入院が少々伸びるのが決定し、足りないものを取りに一時帰宅した日の事、家に帰ったらダンナのしわくちゃパンツが一枚ハンガーに引っかかっている。

あれ、洗濯したのかな?まだパンツのストックはあるはずだけど。でもなんでパンツだけ?シャツは?靴下は?

答えの分からぬままに、病院に戻りました。

夕方面会にきた彼にきいてみると、
「お風呂に入ったときに、それまではいていたパンツで体を洗って部屋に干してたんだよ!」
↑もっのすごく、得意げ。

ちょ。どうしてそこでそんな創意工夫をしたのですか。
まだパンツは十分にあったでしょう。
そんなにパンツだけが足りなくなるのを心配する状況ってなんですか。
下着泥棒でも心配してるんですか。

色々と言いたい事・聞きたいことはありましたが、ダンナさんの「家事の芽」を摘んではいけないと思い、穏やかに流しました。
が。

ダンナ「あなたが今日一時帰宅で持って帰った洗い物、小さなものだったら洗ってあげるよ、家のどこにおいたの?」



いやもう、本当にありがとうございます。
辞退させていただきます。

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