しょぼしょぼ治療記 

~子宮筋腫と子宮頸がん(腺がん)のあまり深刻でない治療記です~

がんとマクロビオティックに関しての感情的なエントリー(下品)

2009-08-27 20:44:06 | 癌とか治療とか代替医療とか
子宮頸癌治療中の人には辛い内容になるかもしれないので、行間を空けておきます。
また、マクロビオティックや玄米菜食に否定的な内容となっています。


















姉が通っていたマクロビオティックの教室のURL、久しぶりにアクセスしてみて、その内容を読んで怒りでくらくらしました。
そこには、

癌の患者への食養生に関して、しばらくやめていたけれどまたはじめる事。

やめていたのは、患者がマクロビオティックの厳格さに屈してマクロビから離れ、癌を克服できずに亡くなってしまう事が大変辛いから。

元気になった人も多いが、マクロビの教室から離れてしまい、その後悲しい知らせを受けることが多かった。

癌というのは患者の心の隙間にもぐりこんでくる悪魔のようなもの。

あるNPOの熱心なおもいに心を動かされたので、またはじめます。


というような旨のことがかかれてありました。

あるNPOにもいずれ一言言いたいのですが、それはおいておいて。


ざっけんな。


やっぱりあなたは自分の思想信条が何より大事で、それを強化するために人の生死の意味を利用してきたな!
末期がんの姉に対して、ひどいこと言ったのを私は忘れない。
姉がどれほど心を痛めたか。

う~、悔し涙が止まらないです。

癌の闘病生活の中で、マクロビオティックや代替療法などが心の支えになる事はあるのかもしれない。
ですが、現代医学以上に体の支えにはなりえないでしょう。

なぜそんなに思い上がるのか、私は不思議でなりません。

ばかたれ。
犬のうんこでも踏んじゃえ。

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癌の治療と代替医療

2009-08-05 17:26:23 | 癌とか治療とか代替医療とか
子宮頸癌治療中の人には辛い内容になるかもしれないので、行間を空けておきます。

























代替医療。

姉が余命の宣言を受けてから、それからの日々を過ごすのに必要だったものだと思います。
だって、現代医学は

「手のうちようがない」

と判断した時点で選択肢が無くなってしまいますもん。
遠からず訪れる死を受け入れて、余命の日々を過ごすか、じたばたしながら執行の日を遠ざける努力をするか。

そのてん、代替医療は最後まで希望の灯を見せてくれますし。
心を支える柱の一部になってくれるとおもいます。
まあ、これは責任を取らないが故の長所(?)かもしれませんけど。


心って、本当に繊細で影響の大きいもので、心に働きかけるのは反対はしないのですが。

本来の有益な治療からとおざけるような、極端な言質や、脅し、患者本人に責任があるかのような言い回しは、胡散臭くて仕方がないのです。

ただでさえ弱っている患者になんで反省を求めるのかと。
自分の主張を強化したいがために利用してるんちゃうかいな?
と、黒い私は思うですよ。

患者になっちゃって、今までの自分のライフスタイルや生活なんかを責めているアナタ。
あなたのせいじゃないので、楽にしたらいいと思うですよ。
あなたはわるくないです。

まったく、また散漫なエントリーになってしまいました。

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ごちゃごちゃ思う事

2009-07-17 18:03:33 | 癌とか治療とか代替医療とか
追記 
リンパ浮腫マッサージ中の宅配便も大変脅威です。全裸ですので。


メチコバールをしかしか飲んで、マッサージをそこそこして、ほどほどに生活態度を気をつけていても、不具合と言うものは容赦ない物でして。
やっている事が無駄ではないか、もっといい方法があるのではないか、との誘惑っていうか気移りっていうか、があります。

こういう気持ちのときに、

「私の知り合いの人が、こういうことして回復したよ」
とか
「自分の体の声を聞いて、選択してね」
だとかささやかれると、あっというまにおちてしまいそうな自信があります。
私の周りにはあまり代替医療の類を薦めてくださる人はいません。
でも、私が信頼している人に熱心に薦められたらもうあらがえんだろうなあ、と思います。
自分が積極的に選択した、という建前もうれしいですし。

うー。
ちょっと散文的になってしまいました。
この件はおいおいちゃんと思考して行きたいのです。
まだとっちらかっていますけど。

何か書き散らかしのエントリーですみません。

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治療とマクロビオティック 2

2009-07-10 17:00:50 | 癌とか治療とか代替医療とか
子宮頸癌治療中の人には辛い内容になるかもしれないので、行間を空けておきます。
























姉は、マクロビオティックの先生の事を大変尊敬し信じていました。

「先生は、真剣に生徒のことを考えていてくれる、優しくて厳しい人。
 生徒さんが私のような病気で亡くなったりした時、本当に自分の事のように悲しく、辛い思いをしている。
 自分の指導が至らなかったのではないか、もっと何かできることがあったんじゃないかって。」

そういうふうに語っていました。

姉の闘病の様子に心の余裕のなくなっていた私は、

「なんだそれ。生徒の病気がよくなったら自分の手柄で、ダメだったら生徒のせいですか。そりゃ気持ちよくもお辛いお仕事ですねー」

と心の中で毒づいていましたが。
ものすごく黒いですね。
基本的な考え方は今でもあまり変わってませんけどね。

姉はその後、腫瘍性腹膜炎で緊急手術・入院を経て、急性期を乗り越えたあとホスピスで亡くなりました。
半年の余命宣告を受けてから、七ヵ月後の事でした。


私はマクロビオティックでなぜか推奨される
「手間」

「ローカロリー」

「消化のしにくさ」
は、末期のがん患者には全くもって意味のないものではないかと思っています。

十分にカロリーを摂取できる環境にある健康な人が、健康や嗜好のためにマクロビオティックを行うのはどちらかと言うと推奨される事だと思うのです。
食品の陰陽なんかはなんだかいかがわしいけど。

でもどうしてそれを、はっきりと治療が必要な人に持ち込むの?
マクロビオティックを病気になってからも実践してきた姉の支えにはなったと、捉えるしかないの?
ただでさえ少なくなっている姉の体力と時間を減らす事になったのではないの?
姉のマクロビの先生は、また自分が至らなかった、と悲しんでいるの?
姉は、自分が至らなかったかもしれないと思っていたの?


姉が亡くなったのは、姉のせいでも、現代医学のせいでも、もちろんマクロビオティックのせいでもなく、「がん」のせいですよね?

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治療とマクロビオティック 1

2009-07-09 13:56:57 | 癌とか治療とか代替医療とか
子宮頸癌腺がん治療中の人には辛い内容になるかもしれないので、行間を空けておきます。


















姉は癌が発覚する前からマクロビオティックを勉強して、食生活に取り入れていました。
ある程度一般的なマクロビの教室に入ったり、団体に所属したり。

がちがちの「マクロビオティック原理主義者」とかでなく、たまには動物性タンパク質や精白糖などを摂取する、「ゆるマクロ」という部類だったと思います。

でもとてもまじめに考えていて、自分と家族の生活を本当の意味で豊かなものにしたい、マクロビオティックの考え方は食事だけの問題じゃなくってもっと大きくて深いものかもしれない、そんなことを言っていました。



姉「人は、自分の育って来た場所のものや水を、伝統的な食べ方で口にする事で、本当に健康になれるんだよー。それをあらわす、良い言葉があるんだけど、しってる?」
私「なんだろう・・ん~。わかった!地産地消!」
姉 爆笑
 「違う、違う。身土不二っていってね、マクロビの考え方で、大事なことなんだよー。あのね・・・」

こんな雑談をしたことがあります。


癌になって、手術・化学療法を受けてからの生活は「ゆるマクロ」からかなりきっちりしたものに変わりました。
砂糖などの簡単にエネルギーになるものは癌に栄養を与えてしまう事になるよ、とか、体の中のほうから浄化して免疫を高めていこう、とか。
師事していたマクロビの先生の指導もあったようです。


余命宣告を受けて、最後まで自分の力で戦う、と決めてから姉のマクロビオティックは厳格なものになりました。

主食は玄米をマクロビ教室お勧めの土鍋で炊く。
もちろん、米、野菜は無農薬有機栽培のもの。
調味料も専門のところから取り寄せてました。
サトウキビから作った砂糖は精白糖であろうが三温糖であろうがダメ。
牛乳・乳製品もダメ。
新谷弘実さんの病気にならない生き方読まされたよ!
動物性タンパク質も基本的に不可。
ただ、鯉こくだけは定められた調理法で作れば、少量であれば食べてよい、と言われていたそうです。
ハラルミート?。
食物の加熱に、電子レンジは絶対使わない。
ご飯を温めるときは、土鍋の蒸し器を使う。
食品の調理の仕方で、食品の陰陽が変わるそうです。 電子レンジは最悪で、癌体質になるんですって。んなわけないじゃん


このころ、体の不調が大きくなった姉の手伝いで、食事の用意などの家事を行っていました。
はっきり言って、大変に手間でした。
マクロビオティックを常に厳格にやっている人って、すごいですね。


長くなったので、記事を分けます。


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