2006年11月7日
前日の下剤のおかげで、夜中何度かトイレにたちました。そのせいであまり眠れていません。
準備
6:30 起床 身支度を整える。
7:00 浣腸 全身麻酔はみんなするのだと思います。
手術中に中身が出ては大変ですもんね。
左の手の甲に、点滴の針のための麻酔のパッチを貼る。
便意はあるが、ちっともでない。もう空っぽっぽい。
8:30 血栓防止用の弾性ストッキングをはかせてもらう。
手術用の服を着て、下着をパンツだけにする。
丁字帯、オムツなどを看護師さんに渡す。
手術
10:00
しばらくして、準備が整ったらしく、ストレッチャーにて手術室へ。おお、なんとも患者っぽいなあと、なんだか楽しくなる。
思ったより広い手術室で、手術台に移る。オフコースの曲が流れていた。担当の先生の趣味だろうか。
手術台の左側に、大きなモニターがある。これで腹腔鏡下の映像をモニターするのかなあ、と思う。
まず、左手の甲の麻酔のパッチをはがして、点滴のルートを確保する。全然痛くない。ありがたい。
次に、硬膜外麻酔。横向きになり、背中を丸める。脊椎の骨を数えるようなしぐさをした後、局所麻酔の注射を3、4箇所にうつ。ちょっとちくりとするくらいで、痛くはないです。
まず、金属の細い管を背中に挿入して、その中に薬剤の通るさらに細い樹脂の管を入れるような感じです。詳しい説明は無かったので、間違っているかもしれません。
金属の管を挿入する時に背中を押されるような感じがあるが、痛みや不快感はないです。
その後仰向けに戻り、全身麻酔の準備が整ったので、入れますよ、といわれる。
このとき、手術室内の音楽がオフコースの「さよなら」だったのが印象深いです。
イントロが流れ、歌いだしの
「♪もう、おわりだね~♪」
を聴きながら、
「私の事じゃないよね~!!」
と思ったのが、最後の記憶です。
次の瞬間には、手術が終わっていました。
全身麻酔が効くときって、本当にコロリと効くのね。時間の経過の感じが無いのが睡眠とは違う感覚です。
声をかけてくださる看護師さんにやや朦朧としつつ返事をして、14:30頃 再びストレッチャーで病室に戻りました。
病室にて。
電気毛布をかけていただいてましたが、全身麻酔の影響か、ひどく寒く感じました。
塞栓予防のため、足にはエアーマッサージャーのような加圧装置。
左手の点滴は、感染予防目的の抗生剤の投与のため、最短でも次の日の朝までつないでおくとの事。
右手には、自己血の輸血。これは一時間ほどで終わりました。
背中には、硬膜外麻酔の管。
麻酔の管は、握りこぶし二つ分くらいの風船のようなものにつながっていて、そこから麻酔液が空気の圧力で一定量注入される仕組みです。
血圧計もつけっぱなし。しばらく連続で測定するそうです。
口には術後らしすぎるアイテムである酸素マスク。
手術前まではいていたパンツは丁字帯になっていて、尿の管が入っていました。
術前パンツは麻酔をきかせた状態で脱がせたのだろうから、ヒモパンなら脱がせやすかったのじゃなかろうかと愚考。
お腹の傷はもちろん見えませんが、ドレン管が二本入っているようです。
痛みに関しては、のどの痛み(気管挿管のため?)、お腹全体の痛み(腹腔鏡手術はお腹を炭酸ガスで膨らませて行うので、強い筋肉痛のような痛みが出ることがある)、ドレンの入っている傷の痛みなどが印象に残っています。
どれも我慢できる程度の痛みです。硬膜外麻酔が無かったら、ウンウンいっていたのかもしれません。
しばらくぼんやりしていたら、体に暖かさが戻ってきて気分がよくなったので、術後に主治医(執刀医)のお話を聞いたダンナさんから、手術の内容などをまた聞きする。
小指の先くらいの大きさの、摘出した筋腫核(大1、小2)を見せてもらいながら、
手術は、思ったとおりに終わった。
自画自賛ながら、上手に出来た、と思う。
片一方の卵管が閉塞してたので、ついでに通しておきましたよっと。
子宮がちょっぴり消化器に癒着してたので、はがしておきましたよ。
出血は少量(48ml)だったので、自己血は体内に戻しておきましょうね。
執刀医の自画自賛、というのはかなり嬉しいなあ。よかった~。
筋腫核出以外にも色々してくださったようで、感謝しています。
後は回復するだけだー。
前日の下剤のおかげで、夜中何度かトイレにたちました。そのせいであまり眠れていません。
準備
6:30 起床 身支度を整える。
7:00 浣腸 全身麻酔はみんなするのだと思います。
手術中に中身が出ては大変ですもんね。
左の手の甲に、点滴の針のための麻酔のパッチを貼る。
便意はあるが、ちっともでない。もう空っぽっぽい。
8:30 血栓防止用の弾性ストッキングをはかせてもらう。
手術用の服を着て、下着をパンツだけにする。
丁字帯、オムツなどを看護師さんに渡す。
手術
10:00
しばらくして、準備が整ったらしく、ストレッチャーにて手術室へ。おお、なんとも患者っぽいなあと、なんだか楽しくなる。
思ったより広い手術室で、手術台に移る。オフコースの曲が流れていた。担当の先生の趣味だろうか。
手術台の左側に、大きなモニターがある。これで腹腔鏡下の映像をモニターするのかなあ、と思う。
まず、左手の甲の麻酔のパッチをはがして、点滴のルートを確保する。全然痛くない。ありがたい。
次に、硬膜外麻酔。横向きになり、背中を丸める。脊椎の骨を数えるようなしぐさをした後、局所麻酔の注射を3、4箇所にうつ。ちょっとちくりとするくらいで、痛くはないです。
まず、金属の細い管を背中に挿入して、その中に薬剤の通るさらに細い樹脂の管を入れるような感じです。詳しい説明は無かったので、間違っているかもしれません。
金属の管を挿入する時に背中を押されるような感じがあるが、痛みや不快感はないです。
その後仰向けに戻り、全身麻酔の準備が整ったので、入れますよ、といわれる。
このとき、手術室内の音楽がオフコースの「さよなら」だったのが印象深いです。
イントロが流れ、歌いだしの
「♪もう、おわりだね~♪」
を聴きながら、
「私の事じゃないよね~!!」
と思ったのが、最後の記憶です。
次の瞬間には、手術が終わっていました。
全身麻酔が効くときって、本当にコロリと効くのね。時間の経過の感じが無いのが睡眠とは違う感覚です。
声をかけてくださる看護師さんにやや朦朧としつつ返事をして、14:30頃 再びストレッチャーで病室に戻りました。
病室にて。
電気毛布をかけていただいてましたが、全身麻酔の影響か、ひどく寒く感じました。
塞栓予防のため、足にはエアーマッサージャーのような加圧装置。
左手の点滴は、感染予防目的の抗生剤の投与のため、最短でも次の日の朝までつないでおくとの事。
右手には、自己血の輸血。これは一時間ほどで終わりました。
背中には、硬膜外麻酔の管。
麻酔の管は、握りこぶし二つ分くらいの風船のようなものにつながっていて、そこから麻酔液が空気の圧力で一定量注入される仕組みです。
血圧計もつけっぱなし。しばらく連続で測定するそうです。
口には術後らしすぎるアイテムである酸素マスク。
手術前まではいていたパンツは丁字帯になっていて、尿の管が入っていました。
術前パンツは麻酔をきかせた状態で脱がせたのだろうから、ヒモパンなら脱がせやすかったのじゃなかろうかと愚考。
お腹の傷はもちろん見えませんが、ドレン管が二本入っているようです。
痛みに関しては、のどの痛み(気管挿管のため?)、お腹全体の痛み(腹腔鏡手術はお腹を炭酸ガスで膨らませて行うので、強い筋肉痛のような痛みが出ることがある)、ドレンの入っている傷の痛みなどが印象に残っています。
どれも我慢できる程度の痛みです。硬膜外麻酔が無かったら、ウンウンいっていたのかもしれません。
しばらくぼんやりしていたら、体に暖かさが戻ってきて気分がよくなったので、術後に主治医(執刀医)のお話を聞いたダンナさんから、手術の内容などをまた聞きする。
小指の先くらいの大きさの、摘出した筋腫核(大1、小2)を見せてもらいながら、
手術は、思ったとおりに終わった。
自画自賛ながら、上手に出来た、と思う。
片一方の卵管が閉塞してたので、ついでに通しておきましたよっと。
子宮がちょっぴり消化器に癒着してたので、はがしておきましたよ。
出血は少量(48ml)だったので、自己血は体内に戻しておきましょうね。
執刀医の自画自賛、というのはかなり嬉しいなあ。よかった~。
筋腫核出以外にも色々してくださったようで、感謝しています。
後は回復するだけだー。