しょぼしょぼ治療記 

~子宮筋腫と子宮頸がん(腺がん)のあまり深刻でない治療記です~

ダンナの家事

2009-06-18 22:03:43 | 日々のだらだら
治療に関係のない話です。
ダンナさんの家事能力はなかなか低いのです。
やる気がないわけではなく、必要に迫られると何とかして自分でやるのですが。

子宮摘出の入院前に、家を留守にするための準備をしました。
簡単な食事の準備、資源ごみの取りまとめ、など。
なかでもダンナさんが気になって仕方がなかったのが洗濯。

あんまり「気になる」とか「自分にできるだろうか」とか言うので、
十日程度は洗濯しなくても良い様に下着やシャツを用意しました。
もう洗濯に関して、その小さな胸を痛めなくていいよ、と。

が、ダンナさんは大変心配性で
「何かあって、途中でパンツが足らなくなったら困るなあ」
「洗濯機の使い方を教えてください。洗濯機を最後に使ってから数年が経ちます」
と、入院直前に言い始めました。

なんだ、結局洗濯する気になったのですか。まあいいことです。

彼に洗濯機の使い方を教えるのは大変に難儀だったのですが、デモンストレーションを含めた懇切丁寧な指導と、使い方を細かく書いたA4の用紙を洗濯機の横に用意する事で、安心したようでした。

さて、私の入院が少々伸びるのが決定し、足りないものを取りに一時帰宅した日の事、家に帰ったらダンナのしわくちゃパンツが一枚ハンガーに引っかかっている。

あれ、洗濯したのかな?まだパンツのストックはあるはずだけど。でもなんでパンツだけ?シャツは?靴下は?

答えの分からぬままに、病院に戻りました。

夕方面会にきた彼にきいてみると、
「お風呂に入ったときに、それまではいていたパンツで体を洗って部屋に干してたんだよ!」
↑もっのすごく、得意げ。

ちょ。どうしてそこでそんな創意工夫をしたのですか。
まだパンツは十分にあったでしょう。
そんなにパンツだけが足りなくなるのを心配する状況ってなんですか。
下着泥棒でも心配してるんですか。

色々と言いたい事・聞きたいことはありましたが、ダンナさんの「家事の芽」を摘んではいけないと思い、穏やかに流しました。
が。

ダンナ「あなたが今日一時帰宅で持って帰った洗い物、小さなものだったら洗ってあげるよ、家のどこにおいたの?」



いやもう、本当にありがとうございます。
辞退させていただきます。

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