しょぼしょぼ治療記 

~子宮筋腫と子宮頸がん(腺がん)のあまり深刻でない治療記です~

子宮筋腫治療補遺2

2009-05-07 09:46:25 | 子宮筋腫治療
入院準備に関して
 入院・手術が一週間から十日かかる、ときいていたので(実際は6日間)以下のように入院グッズを準備しました。

病院から指示された内容
  入院生活に必要なもの
  ・洗面用具
  ・下着
  ・湯のみ
  ・箸、スプーン
  ・スリッパ、つっかけなど
  ・寝巻きなど
  手術に必要なもの
  ・ナプキン(夜用か大きめサイズ)
  ・T字帯(一枚)
  ・ショーツ
  ・フラットタイプの紙おむつ(最低二枚)

入院するに際して用意していったもの。
 下着類
   普通のショーツ5枚
    傷に障らない大きめパンツ推奨。
   産褥ショーツ3枚
    姉からもらったから使ったけど、普通のショーツで十分。
   T字帯1枚
    病院の売店で購入
   腹帯
    ガーゼ製のひもで縛るタイプ、マジックテープタイプ各一枚:病院の売店で購入
   ブラジャーなど
    ユニクロのカップ付きタンクトップなど3枚ほど

  寝巻き ※多くの場合病院側が貸してくれる制度があります(有料)
   上着がひざまである長いパジャマ3枚:お産のときに着たりするあれ。
   普通のパジャマ2枚
   長袖Tシャツにジャージ2枚づつ:起きているあいだの部屋着として

  はおりもの
   ゆったりしたカーディガン1枚

  スリッパなど
   クロックスのサンダル

  退院着
   だらっとしたシャツにだらっとしたジャンパースカート:お腹を圧迫しないで着られる。
  
  洗面用具
   シャンプー・リンス・洗顔石鹸・ボディソープ:短期間なので旅行用のミニボトル
   歯磨き、歯ブラシ
   ヘアブラシ、ヘアゴムなど
    手術時はピンなどを使わず、髪をまとめる必要があった。
   
  基礎化粧品
   せっかくの入院なので、「二週間で肌が変わる!」的なスキンケア用品のトライアルセット(ちょっとお高めの)を購入して使用した。
   効果のほどは不明。
   
  タオル類
   バスタオル2枚 
    主に枕に敷いて使った。
   フェイスタオル5枚
    フェイスタオルくらいの大きさの方が、自分で洗ったり干したり管理しやすかったです。
  
  ハンガー、洗濯ばさみ
   ワイヤーハンガーを数個、洗濯ばさみを数個、主にタオルを干すのに使用。
   病室の乾燥対策にもなるし。

  紙コップ
   洗う手間を惜しんで、湯飲みは紙コップにした。10個もあれば十分。
   ペットボトルに装着するタイプのストローももってきた。起き上がれない時期は便利。

  割り箸
   洗う手間を惜しんで、お箸は割り箸を20膳ばかり持っていった。スプーンが必要な献立は、箸で何とかすることにした。お箸の国の人だもの。ヨーグルトもお箸で食べるよ!
  
  ナプキン
   多い日用1パック
  
  フラットタイプの紙おむつ
   20枚入り1パック:病院の売店で購入、2枚しか使わなかったので残り18枚が数年にわたり我が家の押入れにしまわれるが、今から半年前に雑巾代わりに使用。
   病棟で一枚50円で購入(退院時請求)できた。そうすればよかった。

  ボックスティッシュ一箱、ビニール袋数枚
   ビニール袋(レジ袋)は、ゴミ入れに、洗濯物入れに何かと入り用。

  暇つぶし
   文庫本数冊、ニンテンドーDS、iPod
    思ったほど消化できず。

  小さなバッグなど
   病室を離れる時、貴重品などを持ち歩くのに。
   布製の小さな巾着などが、病室の引き出しにそのまま入れられてよいかも。

  現金
   テレビカードや、入院時に足りないものを買うくらい。
   私は5000円程度を小銭に崩して持っていた。

予定よりも早い退院のせいもありますが、手術に必要なもの以外は用意しすぎた感があります。
家族が毎日来てくれる人は、荷物をぐっと減らしたほうが入退院時に楽だと思います。
私の場合は、ダンナさんの仕事がひどく忙しかったことと、ダンナさんの家事能力があてにならない(洗濯とか)こととで、このような準備になりました。

全部で、ほぼ日の永久紙袋三つ分、でした。

子宮筋腫治療補遺1

2009-05-06 21:56:55 | 子宮筋腫治療
子宮筋腫の治療については前回で終わりですが、書きそびれた話や、今になって思い出したこと、どこに入れてよいかわからない話などをこちらに書いておこうと思います。やや生々しい話もありますので、ご注意ください。



・今回の治療で発覚する前から、筋腫があった。
  二十歳くらいの時に、生理不順で産婦人科にかかり、そのときに数ミリの筋腫の存在を指摘されました。
  それから15年以上経っての今回の治療でした。

・貧血のひどい間は、食事の後に動けなくなることがしばしばあった。
  食事の後は、消化器官に血液が多く回るため貧血症状が強く出るようです。

・飲み薬の鉄剤、フェロミアが途中でシロップ剤インクレミンシロップに変更。
  胃の荒れのために、フェロミアが途中でのめなくなりました。子供用のシロップ鉄剤のインクレミンシロップに変更になりました。
  大人には甘くて飲みにくいので、CCレモンで割って飲んでいました。
  ビタミンCと鉄剤と一緒にとると、若干鉄の吸収が上がる、ともきいていたし。

・生理の出血があまりにひどい時、出血量を量ってみた。
  あまりの出血の多さにびびって、ある日経血の量を量ってみました。
  使用後のナプキンから、使用前のナプキンの重さを引く形で。
  その晩は、重さで約400gぐらい。トイレに流れた分や量りそこないもあるので、もう少し多いかと思いますが、なんだ、献血くらいかと拍子抜けした覚えがあります。
  でも、一回の生理あたりではシャレにならない量ですね。
  献血で減った血液は、飲み物を飲むと(量的には)回復する、と聞いたことがあったので、水分は積極的に取っていました。

・出血がひどい時、血の塊(凝血塊)がしこたま出るとき、タンポンは無力だ。
  多い日用のタンポンでも一本が吸収できる経血は15ml程度です。
  生理用タンポン・自主基準:製品タイプ別吸収量範囲
  出血のひどい時、タンポンをしているとひどく痛かったりして大変不快で、出血のピーク時には使用できませんでした。
  出血量が多いと、ナプキンと併用するメリットも無いし。多い日用ナプキンだけの方が楽でした。
  しっかり吸収してくれる「とても多い夜用」にはおせわになりました。ショーツ型のヤツにもずいぶんおせわになりました。

・退院後、しばらくコルセットをしていた。
  退院後、腹筋も背筋も弱っていたらしく腰痛気味だったので、コルセットをつけていました。披露宴でしか使用せず、もはや活躍の場は無いものと思っていたブライダルコルセットが役に立ってよかった。
  コルセットや丈夫な腹帯などがあると、体がしっかり支えられて楽ですよ。
  傷口に当たらないものがいいです。


退院後一ヶ月以降

2009-05-05 21:16:57 | 子宮筋腫治療
術後一ヶ月目の検診が終わって、次の検診はもう術後一年後でいいよ~、とのこと。
これからは一年に一度、筋腫の再発を見て行くことに成ります。
たとえ筋腫が再発していたとしても、良性の腫瘍なので健康への影響が無ければ再治療は必要はありません。
これで、子宮筋腫の治療は終わりです。

術後一ヶ月が過ぎて、ほぼ普通の生活がおくれるようになりました。
腹筋をあんまり使っていなかったせいで、すっかりお腹がボンヨリしてしまいました。三日坊主がちの腹筋運動などをしましたが、いまだにボンヨリしたままです。
年齢のせいかもしれません。

お腹の傷跡は、半年ほどたてば目立たなくなりましたが、三年経った今でも消えてなくなってはいません。パンツのゴムの跡より目立たないていどです。
美容的な意味でも開腹よりはずっといいと思います。

肝心の生理のぐあいですが、手術前よりは格段に軽くなりました。おそらく「普通に生理が重い人」位だと思います。食事に気をつけていれば貧血もそう強くならないのではないでしょうか。

これで次の婦人科系の治療は、筋腫の再発だろうと思っていたんですけどねえ。

退院後一ヶ月間くらい

2009-05-04 09:35:12 | 子宮筋腫治療
11月11日に退院してから、ちょっと荒んだ家に帰りました。
ダンナさんが一人で暮らした苦労が伺えます。どうもありがとう。

無理しない程度に体を動かして、とっとと日常生活に戻らねばなりません。
ですが、色々と上手に出来ないことが多いです。

朝起きてから、腹筋だけを使って上半身を起こすのが難しい。
布団に手をついて体を起こします。

布団を上げるのが難しい。
布団はダンナさんに上げてもらうか敷きっぱなしに。

長時間(といっても一時間くらい)立っての作業が難しい。
頻繁に座ったり横になったりして、食事の用意や掃除などがはかどらないことよ。

くしゃみや咳はあいかわらずお腹に響きます。

ですが、日にち薬とはよく言ったもので、日に日に楽に活動出来る時間が長くなるのは楽しいものですね。
退院から三週間ほど経ったら、ちょっと腹筋が弱い人くらいには活動できるようになりました。
その時期には、お腹の絆創膏もはがれ始めていたのではいでしまいました。
傷口には細いかさぶたのようなものがついていましたが、乾いていて問題ないようでした。

退院から一ヵ月後の12月初旬、再診の予約をしていたので病院に行きました。

血液検査の結果も、傷口も、内診もまったく問題なし!お風呂も入ってよし!激しい運動で無ければ運動もよし!普通の生活に戻りたまえ!妊娠はまだダメよ。

とのお墨付きをいただきました。
このあたりで、ぐーたら生活は終わりにせねばね。

再診のあと、すぐに生理が来ました。
手術の成果か、ホルモン剤の影響か大変に軽かったです。




術後四日目(退院)

2009-05-04 08:34:16 | 子宮筋腫治療
2006年11月11日

この日のお昼前には退院することになっていたので、朝食をとってからすぐに荷物の整理をしました。
そうこうするうちに、退院前指導のお呼び出しが担当の先生よりあったので、診察室診察後、カンファレンス室へ。

先生の話
・手術の経過説明と質疑応答 
  以前ダンナさんから聞いた内容と同じでした。
  
  他に、再発の可能性が十分にあること
  今度再発して症状がひどければ、子宮摘出の可能性が大きいこと。
  など

・今後の説明
  ・一ヶ月くらいは腹筋に力を入れる作業は控えましょう
    重いもの持ったりとか、腹筋だけで起き上がるとか
  ・シャワー可。
    入浴は次回の診察(一ヶ月後)以降
  ・お腹の絆創膏は貼りっぱなしでよろしい。二、三週間後自然にはがれたらそれでおしまい。
    うっかり早々にはがれたら、予備を出しておくので貼りなおしてね。
  ・性生活は、次回の診察を待ってから。妊娠は一年くらい控えた方がいいと思うよ。
  ・ホルモン剤はもううたないので、すぐに生理が復活するよ。
    二、三ヶ月は不順かもしれないけど。
  ・高熱が出たり激しい腹痛があったり大出血したら、早急に連絡してね。

  ・では、お元気で、おしまい。

とのことでした。10分くらいで終わりました。

退院前指導が終わって病室に戻ると、病院の事務の方が待ってた様に請求書を持ってらっしゃいました。うへぇ。
11月6日から11月11日まで6日間、腹腔鏡下子宮筋腫核摘出手術付きで218,680-(個室自己負担21,000-込み)でした。この病院は入院費はクレジットカードで支払いできるので、クレカでお支払い。
迎えに来てくれたダンナさんと、昼食前には退院しました。

短い入院でしたが、やっぱり退院はうれしいかったなあ。