バリ記 

英語関係の執筆の合間に「バリ滞在記」を掲載。今は「英語指導のコツ」が終了し、合間に「バリ島滞在記」を連載。

英語指導のコツ5 音と音をくっつける 二、三文字単語

2019-10-21 13:48:02 | 私の英語講習
私の娘(中1のとき)息子(小5のとき)、都合でシアトルに2年半滞在することになりました。シアトルのマーサーアイランドの小学校に息子は途中入学したのです。息子はフォニックスはすべて知っていたので、すぐに特別クラスから普通クラスに入りました。教科書は読めるわけですから。フォニックスを知らない日本の生徒はずっと特別クラスで普通クラスに編入させてもらえないのです。特別クラスで何をしているかというと、「フォニックス」を勉強しているのです。

 前回はアルファベットの音素をひとつひとつ学びましたが、
 今度は、i と n をくっつけて、インとなること、そして意味を持つこと。あるいは
t と a をくっつけて、 トゥア→タ となること。
 t a p で トゥアプ → タップ (たたく)となること。この三文字で意味を持つことを指導します。

 黒板にいっぱい二文字か三文字の単語を書き出して、
次から次へとあてていき、音と音がくっつくことになれさせていきましょう。

 イラスト入りのフラッシュカードがあればなおいいかもしれません。意味もだいたいわかりますから。

 これで三文字の単語は読めるようになります。

 Ccは そのあとに a,u,o が来たら ク cap cup cop、 i,e なら ス city cent
Ggは そのあとに a,u,o が来たら グ gap gun God i,e なら ズ gym gem

Yy は gym physical みたいに i と同じ音。 yes, young のようにやや口の中を緊張させて言う「ィユ」。発音記号では「j」の音です。


 こういう説明はしておかなければなりません。理解しなければならないところです。
 慣れてゆけば結果的にはそれでいいのです。
 Yy はややこしいかもしれませんが、単語の中に出てきたら i と同じ音と覚えればいいのです。 day key boy という y もいずれでてきます。これは二重母音や長母音
のときに i の代わりに使います。ei, i: , oi ですね。

 この三文字が読めるようになったらフォニックス8級をあげていいのではないでしょうか。

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 フォニックスを知っておれば中学の教科書はほぼ読めるようになります。規則に当てはまらない単語の読み方もあるのですが、それはル-ル外の単語として一括りにしてしまえばいいのです。それの方が納得して暗記できます。こういう納得感が子供の理解には必要なのです。

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