バリ記 

英語関係の執筆の合間に「バリ滞在記」を掲載。今は「英語指導のコツ」が終了し、合間に「バリ島滞在記」を連載。

英語指導のコツ34 文を長くする方法8

2019-12-09 11:16:50 | 私の英語講習
文を長くする方法 8  関係代名詞

 さあ、分詞については学びました。今回は関係代名詞というものです。
 よく聞いた言葉でしょう。よく聞いたけど、その頃はもうチンプンカンプンだった記憶があります。
 実は簡単なのです。名詞を修飾するのは形容詞でしたね。
  そこで、
 「僕には友達がいるんだ。大阪に住んでいるんだけどね。」
  という文をみてみよう。

  I have a friend. He lives in Osaka.

 これの ピリオドをとり、ということは文と文をつなげることをします。
それに he をとって who にする。

 I have a friend who lives in Osaka. とする。
 「僕には大阪に住んでいる友達がいるんだ」  となります。

すると who というのは 文と文をつなぐ接続詞と he という代名詞の主格(主語になるもの)を兼ねています。He というのは friend のことです。

つまり 接続詞+代名詞=関係代名詞 というわけです。

 友達 を説明するのに、大阪に住んでいる友達 と説明するのですから、
「大阪に住んでいる」は「形容詞」のような働きをしているというのが
わかりますね。Who 以下が形容詞の働きをしているから「形容詞節」と高校の教科書では教わります。節というのは who 以下に 主語(人や物)と述語(動詞)がある文のことをいいます。そして who 以下が「友達」を説明しているので、「形容詞節」というわけです。

 接続詞と代名詞をいっしょにしたものが関係代名詞というのですが、それにしてもそれにしても難しい名前です。接代名詞の方がよほどいいと思いますね。

  練習です。
 
  I know the boy. He is playing tennis over there.
  = I know the boy who is playing tennis over there.

  That is the man. I met him yesterday.

 これはどうですか。
That is the man who met him yesterday.

 あれは昨日彼に会った男だ、となってしまいます。「私が会った男」のはずです。
  him は man (男)のことです。

 この場合は That is the man whom I met yesterday.
 といいます。

 接続詞と関係代名詞の主格( he やshe, they )ではなくて目的格の him
だから who ではなくて whom を使うのです。Whom 以下はその男(the man)を説明しているのです。接続詞+him が whom なのです。
 このように 代名詞が主格か、所有格か、目的格かで関係代名詞は
変わります。

  I know a girl. Her name is Megumi.
 = I know a girl whose name is Megumi.

 この場合は、「名前がメグミという女の子を知っている」となります。
これは whose 。関係代名詞の所有格です。接続詞+her のことです。
 駆け足だったけど、要は接続詞と代名詞を一緒にしたものが関係代名詞。
 関係代名詞は主格・所有格・目的格とあります。これでまた文は長くなります。



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