バリ記 

英語関係の執筆の合間に「バリ滞在記」を掲載。今は「英語指導のコツ」が終了し、合間に「バリ島滞在記」を連載。

英語指導のコツ6 二文字でひとつの音

2019-10-22 11:41:54 | 私の英語講習
 台風は19号と20号で庭の枯草や剪定したときの残った枯れ枝が風に吹かれたのか、石垣下に流れていて、びっくりしました。これは私が運営している貸別荘の話です。今日は午後から片づけ、清掃です。午前中は世界の145か国で販売するためにgoogle
アプリをアップするのに、悪戦苦闘しています。ひとつ解決すればまたひとつという遅々として進まない現状です。こういうのを引き受けてくれる業者っていないのですかね。

 さてさて、英語、

英語には2文字でひとつの音 そんな不思議な文字があります。

 これまでは1つの文字はひとつの音ということで説明してきました。ところが英語には2つの文字でひとつの音というものがあるのです。生徒は困るところです。「なんで?」と思うはずです。これは無理やりにでも「そうなってるんだ」「」「おぼえるしかないんだ」と説得する必要があります。「はい今日はこれです」と言って説明もなく始めることはタブーです。

並べると、ch, sh, th, th, wh, ph, ck, ng です。

 ch  これは「クハ」とは読みません。この2文字で「チ」と読むのです。
    若い男が「チェ」と顔を歪めて漏らす音の「チ」
sh この2文字で汽車汽車シュッポシュッポの「シュ」です。
th (θ)このth では上の歯と下の歯で舌を軽くはさんで「す」と言います。
th (ð)このth では上の歯と下の歯で舌を軽くはさんで「ず」といいます。
wh (フォ)
ph (ふ) この2文字は実は F f  の音と同じです。歯でで舌唇をこするよう
    にして「ふ」と言います。
ck  この2文字で k の音です。
ng  この2文字で 「ング」と言いますが、鼻から音が抜けるように「ング」とい
    いますが、g は鼻から抜けていくので弱い音になります。
    発音記号では ŋ

これも2文字の文字を見て、発音できるようにします。日本語にない発音がでてきますから、難しいところですが、今は英語圏の指導助手の方々がいますから、こういう難しい発音の聞き取りや言い方をしっかり学ぶ機会があります。

 さあ、ここまできたら、さらに多くの単語が辞書なしで、読めるようになります。書けるようにもなります。

 chip chop ship shut shop bath math fish wish dish path
thick chick thin whip king ring sing wing thing

こんな5文字のものも読めるでしょう。
  lunch bench pinch punch


 th の理解のさせかた

  問題は th を「す」と読むか「ず」と読むかですね。これは子供には理解が難しいかもしれません。
 That(あれは) は 「ず」です。 Then(それから、そのとき) も「ず」です。ところが thick (厚い) math (数学) path (小道) thing (もの)
は全部「す」です。
これもとりあえずは、あるもの、あることの名前=名詞と人や物をややもっとくわしく述べる形容詞(新しい本とか丸い顔とか)が「す」、その他は「ず」と説明しおておけばいいと思います。まだ言葉を分析する学習をしていない生徒には無理かもしれませんから、「す」読みと「ず」読みに 例えば th”en
などと印をうっておくのもよい案です。“のないものは「す」と読む、という風に。

 練習 次の単語をなるべく速く読んでみましょう。

 1. whip when th”em th”at path thick thing photo
2. elephant rock lock inch deck math luck long hang
3. song ring check dash th”is wing kick thin gong



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