明日からは4月である。このところ朝の冷え込みは厳しいが昼間は気温も上がる。昨日は、我が団地周辺の森でも、前回一部を上掲したギフチョウに加えコツバメ、ミヤマセセリを初見できた。また、冬眠から覚めたヒオドシチョウも見られた。
ギフチョウ(上オス、下メス)
コツバメ(翅を太陽光線に直角にして体を温める)
ミヤマセセリ(オス)
ミヤマセセリ
ヒオドシチョウ(翅裏)
ヒオドシチョウ(越冬 上オス、下メス)
今年は暖冬であったせいかカタクリや桜が咲くのも早く、いろいろな花が同時に咲き、ギフチョウが種々の花で吸蜜している所の写真が撮れた。
カタクリ
カタクリに止まるギフチョウ
カタクリに止まるギフチョウの印象が強いが、ミツマタの花などは勿論、桜の花に良く集まる。
ミツマタの花に止まるギフチョウ
樹木公園の桜
桜に集まるギフチョウ
個人的にはギフチョウは桜が一番よく似合うと思っている。
交尾は地上で行われる。
交尾中のギフチョウ(空中で接合しそのまま地上に落ちて交尾を続ける)
毎年それなりの数が羽化するので、食草であるカンアオイは十分にあるはずだと思い近くを探してみたが多くを見つけることはできなかった。
カンアオイ
1か月ほどすれば幼虫がいるはずであるので、又、調べてみたいと思っている。
里山ではタムシバやシュンランなども花をつけていた。
タムシバ
シュンラン
春から夏へ一気に進みそうな気配もある。今日は久しぶりに春の海を見に行こうと思っている。