
昨日、去年のことを思い出し、河北潟の土地改良区に行ったところ、オナガの姿が目に入ったので車を止めた。付近のヨシ原ではオオヨシキリの大合唱が聞こえた。オナガが止まったと思う場所を探したが写真は撮れず、失敗したと思った時、聞き覚えのあるカッコウの鳴き声が耳に入った。鳴き声のする方を探すと電線に止まっていたが、撮影の準備している間に飛ばれた。
オオヨシキリはカッコウの托卵親の一つと考えられている。カッコウはホトトギスと違って、開けた所でカッコウ、カッコウと鳴くので見つけやすい。ただ、長居はしないので素早く撮らねばならない。そっと近づいていろいろな角度から写真を撮った。



枯枝に止まり鳴くカッコウ
尾羽を立て喉を膨らませて、カッコウ、カッコウと啼く姿は興味深く、ずっと見入っていた。



尾羽を立てて鳴くカッコウ
河北潟にはハス田がある。キイトトンボが止まって休んだり、相手を探したりしていた。

キイトトンボ
急に天気が怪しくなったので退散した。
昨晩はカッコウの写真だけでは内容不足だなと思いながら就寝した。今朝、目が覚めた時、何故かミゾゴイのことが頭に浮かんだ。生活圏を荒らしてはいけないと、もう今年は見に行かないと決めていたミゾゴイの様子を、ついつい見にいった。遠くて暗いこともあり、写真はピントが甘かったが、元気に暮らしているのを見て安心して帰路についた。

道端で餌を探すミゾゴイ
帰り道、木の上に止まる多くのアオサギを見つけ、1羽の写真を撮った。アオサギの子供は、もう成長し親と一緒に活発に活動している。

梢に止まるアオサギ
ミゾゴイの子供も元気に育って欲しいと願った。
キイトトンボも繊細で美しい!
ミゾゴイも中々お目にかかれない貴重な鳥ですね。