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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

晩秋のハス田で―ツルシギ

 野では晩秋の暖かい午後の陽を浴びてヒメアカタテハやキタテハが花に集まり、鱗粉が落ちた翅が透明のようになったミドリヒョウモン(多分)も最後の力を振り絞って健気に吸蜜していた。

              ヒメアカタテハ

                キタテハ

           ミドリヒョウモン(?)

 トンボではアキアカネやマユタテアカネが目立つが、水辺に近い笹薮などではオオアオイトトンボが未だ活動していた。

            オオアオイトトンボ

 河北潟のハス田では偶々であるがエリマキシギを撮影できた。エリマキシギは一度見ただけである。


               エリマキシギ

 ツルシギも撮影できた。



 
               ツルシギ

 図鑑には泳ぐこともあると書かれていたが、実際に泳ぐところを見ることもできた。


              泳ぐツルシギ

 また、ツルシギは秋には少ないと聞いていたが、その後何回か訪れた時にもは1羽か2羽で現れてくれ、かなり遅くまで残っていることを知った。




          遅くまでハス田に残るツルシギ

 エリマキシギやツルシギの撮影は初めてであったので、単純にかつ大いに嬉しかった。
 ハスの枯枝の上に小さな鳥を見つけた。冬羽に移行中のハマシギである。

             ハス田のハマシギ

               第一趾が目立つ

 後ろ姿からでは断定はできないが、嘴、第一趾からハマシギであることが補強できた。海では見かけることが少なかったハマシギもこんな所に入るのかと心に残った。ハス田には猛禽もいた。

            オオタカの若鳥(?)

 ノスリかと思ったが精悍な顔を持ち白い眉があり、首には縦斑、翼の白斑、尾羽には鷹班も認められオオタカの幼鳥とするのが妥当であろう(コメント歓迎)。シギ達を狙っていたのかもしれないが、シギ達はカモのように騒がず、オオタカも何も狩ることなく飛び去った。オオタカはコガモなども狩るので、オオタカが近づくと小さい鳥達は驚いて逃げるのだが?

         オオタカに驚いて逃げるカモ達

 帰り道ではキジが見えた。

           刈り取りの終わった田のキジ

 キジは来春まで単独で暮らし、春にはパートナーを見つける。これからいよいよ冬に向かう。今年は冬も暖かいのであろうか? 暖かくても寒くても雪が降っても冬を乗り越さなければならない。
 鳥達の同定に当たっては今回も鳥友さんの意見を参考にさせていただいた。あらためて感謝したい。
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