石川の海岸にはチドリやシギの渡来が少ないと感じていたが、tulipculbさんがダイゼン、オオソリハシシギ(チュウシャクシギが一緒に写っている)、ミヤコドリなどの写真を投稿されるので、石川にもそれなりに来るんだと思い直し、昨日は雨の合間を縫って金沢から志賀町の冬にはシノリガモが来るところまでの海岸の様子を見に行った。
里山海道から七塚付近の砂浜を見ると、黒っぽい小さい鳥が集まっていたが、ハマシギだな、帰りに見ようと思ってそのまま目的地に向かった。目的地に着くと、聞き覚えのあるチュウシャクシギの鳴き声があちこちで聞こえた。なるべく近づいて撮りたいと思ったが、警戒心が強く、直ぐに飛ばれる。ただ、そんなに遠くには行かず、又海岸線に戻ってくる。飛んでいる時には、羽の模様、嘴の形などがはっきりと見える。



海岸から海の上に飛び、戻って来る
チュウシャクシギ







岩の上で片足を上げて休む
チュウシャクシギ
一通り写真を撮った後、岩場に行くと、10羽近いチュウシャクシギが休んでいた。

群れで休むチュウシャクシギ
石川にもシギの群れが来るんだと思い、写真を撮った。よく見ると、嘴の長さや曲がり具合、過眼線の濃淡、頭の黒い部分の違いなど、個性があって面白い。
今迄海岸線や田で1羽だけでいるのを見たことはあったが


田で餌を探すチュウシャクシギ
(以前の画像で、質が悪くてすみません)
群れでいるのを見たのは初めてであったので、感動し、認識を新たにした。群れで鳴きながら飛ぶ姿も感動的であった。


群れを成して飛ぶチュウシャクシギ
帰りの海岸ではキアシシギを見つけた。


キアシシギ
七塚の海岸には、ハマシギだけでなく、5,6羽のチュウシャクシギもいた。


七塚のチュウシャクシギ
ハマシギは、また後日。