ここ2,3日は雪が散らついたが、今朝には上がった。少し前の話になるが、14~16日の雪の止み間に福井から岐阜県白鳥に抜け、太平洋側の蒲郡、伊勢志摩に行った。幸い国道158号線はスムーズに通り抜けることができたが、九頭竜湖には鳥影がほとんど見当たらなかった。無事蒲郡に着いたのはいいが、車には雪に含まれた泥が付着し、泥道を駆け抜けてきたラリーカーのようになり、ホテルのボーイさんが車のドアに触るのを躊躇するほどのなんとも情けない汚れた車になっていた。
竹島周辺にはユリカモメが群れを成し、海では多くのスズガモが泳いでいて、北陸の海とは様子が違うなと感じた。

砂浜で群れを成すユリカモメ






風の強い海のスズガモ


オナガガモ
気のせいかもしれないが泳いでいるオオバンも北陸のものより体は大きく、羽の色は薄いように感じた。



竹島のオオバン
気になったので先日、金沢港のオオバンを観察しに出かけると、体の大きい個体と小さい個体、色も濃いものと薄いものがいることを改めて認めた。オス、メスの違いか、成長、若鳥の違いかもしれない。

蒲郡の有名なホテル
蒲郡から伊勢志摩を経て帰りは米原周りを選択し、琵琶湖湖北水鳥観察館に寄ってみたところ、少し沖の洲に多くの鳥が見えた。

志摩の海

琵琶湖の洲に見える鳥影
カワウが主であったが、ヒシクイも混ざっていることが分かった。

カワウに混ざるヒシクイ
またカワアイサも混ざっていた。

群れに混ざるカワアイサ
逆光がきつかったが、何とかヒシクイの写真が撮れた。


逆光の中のヒシクイ


砂州のヒシクイ
石川では、ヒシクイは主に田で見ることができるが、琵琶湖では水辺で休んでいることが多いのかもしれない。
山本山には大鷲が来ると聞いていたが、午後遅くなったので確認することなく帰路につき、暗くなった6時頃無事帰宅した。車はもちろん翌日直ぐに洗車した。
今日で1月は終わりである。自分も歳を考えて投稿回数を控えることにし、毎週水曜日に投稿したいと考えている。今後ともお読みいただければありがたい。