
年が明けても気温は高めであったが、9~11日午前にかけて断続的に雪が降り、シャーベット状の雪が20㎝近く積もった。庭のコブシの木にはヒヨドリやハシブトガラスが来たのでミカンを出してやると喜んで食べていた。


コブシに来たヒヨドリ

庭に来たハシブトガラス

鳥達が食べた雪の上に置いたミカン
こんな時には、森で餌が探しづらくなった鳥たちが除雪された人や車の通る道に出てくる。少し暖かくなったので森に行ってみた。


アオジ


カシラダカ
アオジ、カシラダカやシロハラが餌を探していた。特にシロハラの数が多く、落ち葉をひっくり返して盛んに餌を探していた。










雪の残った散歩道に出て餌を探すシロハラ
小川近くまで行くと、流量の増した川をカワアイサが流れに乗って下っているのが見え、堰にはカワウが魚の影を求めて佇んでいた。

流れを下るカワアイサ

堰で獲物を狙うカワウ
雪の積もった田ではアオサギが少し開けた水のある場所で小動物などを探していた。


雪原で餌を探すアオサギ
暖かさが続いている昨日の散歩道ではヒヨドリが騒がしく餌を探し、カワラヒワもいた。

暖かかった昨日のヒヨドリ

梢のカワラヒワ
枝に腹の白い鳥が一瞬見えた。遠景であったが幸いにも撮れた。

コムクドリ
よく見るとコムクドリのようである。この辺りではあまり見ないし、夏鳥なのにこんな時季にいると驚いた。暖冬のせいで、此処で越冬してしまったのかもしれない。
11日までに降った雪はやっと融けた。散歩道に出てくるシロハラもほとんど見かけなくなった。このまま雪は降らないのだろうか。家の前に除雪された雪が積まれ、朝の冷え込みで凍ってしまうのには閉口する。降るならもっと乾いたさらさらの雪にして欲しい思う今日此頃である。
雪の積もる厳しい季節にも、鳥たちの健気な営み、見るたびにこちらまで元気付けられます。
鮮明にフォーカスされた画像に、いつも感動して拝見しています。
なお、いつも「水曜サロン」を見守って頂き、またコメントを頂きありがとうございます。
この歌の解説でも記させて頂きましたが、「澪標」の帖は、源氏物語で最も美しい
歌のやりとりの一つと言われています。
光源氏も須磨への辛い配流生活により、人間的にも成長し、人へ寄せる想いも
深いものになっていったと、源氏物語では描かれています。その彼の詠んだ
歌ですので「心がこもってない」とのチョウキチさんの指摘は鋭いですね。けっして「へそ曲がり」
ではないと思います。紫式部も少し手を抜いたのかも知れませんね。
その後、明石の君が生んだ我が子が、光源氏の運命を大きく好転していきますが、
この二人の、その後の歩みを見つめて頂ければと思います。
なお、このコメントを次週の「水曜サロン」へ掲載させて頂ければと、了解を頂きたく伺いました。
よろしくお願いいたします。
丁寧な御解説、御見解有難うございます。ご返事を差し上げたつもりでしたが、旨く発信してなかったようですので、ダブルかもしれませんが改めて差し上げます。私の素人としての意見は如何様に扱っていただいても結構です。