志賀町を中心とした海岸でチュウシャクシギやハマシギの群れに出会ったことは報告したが、キアシシギは添え物であった。チュウシャクシギやキョウジョシギ撮影成功に気を良くし、改めて石川の海岸のチドリやシギを見てみようと出かけてみた。ここ2週間で4回ほど出かけてみたが、多くいたのは、チュウシャクシギ、ハマシギ、ミユビシギ、キアシシギであった。シロチドリ、コチドリなどもいた。今回は、キアシシギを取り上げる。
キアシシギは、春、秋共にかなり長く滞在する普通の旅鳥である。太平洋側の干潟では、群れというより勝手気ままに行動し、ゴカイなどを食べているように見える。石川の海岸には群れで渡来し、砂浜や岩場で生活する。









石川に渡来し
砂浜や岩場で生活するキアシシギ
干潟ではないので、餌は、カニやエビなどの甲殻類を中心とするのかもしれない。疲れると高い所で休む習性がある。
頭、背中が茶色で、嘴は黄色を基本とし、黒味を帯びている。ごま塩の眉斑があり、頬もごま塩模様である。胸には、茶色の波状紋があり、下腹部は白くなっている。黄色い足には、がっしりとした趾があり、やや足が短く見える。






キアシシギの姿、形の特徴
ピューイと澄んだ声で鳴く。

鳴いているキアシシギ
飛ぶ時は風切りがやや薄く見えるが、基本的には茶色く見える。

飛んでいるキアシシギ
テトラポッドや堤防の上、砂浜で休息する。



寛いでいるキアシシギ
残念ながら、太平洋側の干潟に比べ、観察できるチドリ・シギは少なく感じた。自分では確認できなかったが、オオソリハシシギ、ミヤコドリ、オバシギ、ツバメチドリなどの報告がある。
今回は、あまりにも当たり前の情報だったので、お詫びに庭に咲いた花々を報告します。花は、全くの素人ですので、間違いがあるやも知れません。その節はお許しを。

シラー・カンパニュラータ

シラン

スズラン

パイナップルセージ

ミヤコワスレ

ミヤコワスレ

ラナンキュラス

ルッコラ

レースフラワー

ワスレナグサ