農園の建物、建設中の北陸新幹線の後ろに聳える白山の雪解けも大分進んできた。

雪解けが進む白山
海辺ではハマナスが盛りである。

海辺のハマナス
加賀地域のよく野鳥を見に行く山で、昨年クレマチスと思ってしまった花を見つけた。その時はそれ以上気にも留めなかったが、最近、地元紙にカザグルマの記事が載った。カザグルマはクレマチスの原種の一つで、石川県では絶滅したと考えられていたが、平成30年に地元で再発見され県の希少野生植物に指定されている。

地元のカザグルマ
そこでふと去年の花を思い出し、人気のない山に咲いているのだからカザグルマだと思い込み始めた。2,3回見に行ったが花は未だで、昨日見に行った時も、まだ咲いていなかったので断定はできないが、あと数日で花が咲くと思われるので、また出かけて撮影し専門の方に判定していただこうと思っている。

加賀の山で咲こうとしているカザグルマ?
お騒がせ致しました。専門家の方に見ていただいたところ、これは、ハンショウヅルという植物であることが分かりました。
久しぶりに七塚の海岸に行ってみると、多数の小さなシギと思われる鳥の群れが勢いよく旋回しながら飛んでいた。

トウネンの群れ
ハマシギかなと思ったが、砂浜に下りたのを撮ってみると、どうも違う。腹の黒がない。トウネンだ。かなりの数である。

波打ち際のトウネン
この浜でこれだけの数のトウネンを見るのは初めてであった。波打ち際で餌を探す姿が忙しい。




波打ち際で餌を探すトウネン
よく見るとハマシギも混ざっていたが、先月迄のように多数は見当たらなかった。

トウネン(左)とハマシギ(右)
チュウシャクシギの群れも飛んで来たが、近くには下りなかった。

海上を飛ぶチュウシャクシギ
手取川の河口では、中州で休むトウネンも見つけた。

手取川河口付近のトウネン
鳥友さんによると、トウネンは田でも餌を摂るようである。