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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

北陸地方の自然とチョウ、トンボ、野鳥の写真を投稿します。

高松から千里浜にかけての波打ち際―ミユビシギ

2024-09-06 07:06:15 | 日記
 2週間ほど前にも千里浜のミユビシギについて報告した。その時にはトウネンが多くミユビシギは少なかったが、釣り人や観光客も多く、満足のいく撮影ができなかったので、彼らを避け高松の浜に行ってみると、ミユビシギの数が増えていたのでまた撮影してみた。 
 高松や七塚の海岸では、ブロックや堤防の破片のコンクリートが埋まった砂浜で休んでいるトウネンの群れを見つけた。



            砂浜で休むトウネン

 近づくとそのうちの一部が波打ち際の方に飛んだ。

           波打ち際に移動したトウネン

 飛ばずに残った一群の鳥達もいた。

          残った一群の鳥達―ミユビシギ

 残った群れは思い思いに小走りに走ったり羽を伸ばしたりしていた。ミユビシギである。




            砂浜で寛ぐミユビシギ

 波打ち際に飛んだ一群は餌を摂ったり忙しく移動したりしていた。トウネンだけでなく、少し大きいミユビシギが主であり、餌を探していた。






         波打ち際に飛んだミユビシギとトウネン



              ミユビシギ

 少し足を伸ばした千里浜では、ウミネコに混ざるミユビシギが観察できた。


          ウミネコのそばのミユビシギ

 ハマシギもいるかなと思ったが、未だのようであった。朝晩は涼しく秋となったが昼間はまだ暑い。ハマシギが来ると秋も深まってくる。

秋近し―カワアイサ

2024-09-03 06:57:16 | 日記
 台風10号は北陸には殆ど影響なく、俄雨によりいいお湿りとなった程度であった。また、日没から午後9時頃まではアオマツムシの鳴き声が大きくなってきた。秋の兆しである。散歩道にはツユクサ、マルバルコウソウ、民家の花壇にはケイトウが咲き、キウイの実も大きくなっている。

               ツユクサ

             マルバルコウソウ

               ケイトウ


                キウイ

 田では台風に備えて早めに刈り取ったところもあるようだが、刈り取ったところ、色づいたところ、まだ緑のところがあり、品種の違いを見せている。

            刈り取りの終った田

           色づいた稲と未だ緑の稲

 電線にはシジュウカラの若鳥が止まり、鳴き方の練習をしている。

              シジュウカラ

 先日、赤住でキアシシギを見ていた時、後ろに、カルガモ?と思わせる鳥影が見えた。

             遠くに見える鳥影

 違う!あ!カワアイサだ!!最初は3羽が見えたが、よく見ていると4羽が綺麗に整列して外海の方へ泳ぎだした。

          整列して沖に向かうカワアイサ

 若鳥主体の群れのようにも見えるが、冠羽があるものも混ざっており、成長メスと若鳥の群れのようだと判断した。  
 1羽は、群れから離れて、先頭で先導していた。

            離れて先頭に立つ1羽

 この個体には成長メスのような冠羽はなく、若鳥であると思われた。すでにオスとしての訓練を受けているもの、あるいは習性を示しているものと思われた。


          沖合に近づいたカワアイサ

 冬にはっもっと成長した姿を見せてくれることを期待している。

 帰りに千里浜によるとトウネンの数も増え、ミユビシギも混ざり始めていた。



                トウネン

             混ざるミユビシギ

 本格的な秋も近いと思われる。

台風は何処に、志賀ーキアシシギ

2024-08-30 07:25:33 | 日記
 今週初めより大型の強い台風と騒がれている台風10号の九州、四国地方での大雨、風の被害には心が痛むが、雲が少しかかった白山、空の刷毛雲を見ると、北陸の人間にとっては今や行方不明となった感すらある。

        珍しく雲がかっかた白山、山容は見えている

 もちろん今後には注意しなければならない。

 今朝の散歩道の水路脇ではモンシロチョウ、普段は飛び回っているウスバキトンボが休み、民家の庭には菊が咲き、畑の側では収穫された冬瓜が貰い手を待っている。

             モンシロチョウ


           朝の活動前のウスバキトンボ

              咲き始めた菊

         収穫したものの野晒になっている冬瓜

 森の下では、害虫が入ったのか茶色になったくりの実と緑のままの実がかみ合って落ちていた。 

         不本意にも落ちてしまったクリのいが

 道端には一見綺麗だが、うっかり触るととげが刺さる、牧野富太郎博士命名のワルナスビが夏の終わりを謳歌している。

                ワルナスビ

 ピントは甘いがキセキレイも活動を活発化させてきた。

               キセキレイ

 我慢しきれずに、志賀の海に行った前回、赤住まで行った。
赤住では、キアシシギが両足を前で交差させて気取っていた。

            ポーズをとるキアシシギ

 キアシシギは岩々の上でのんびりと過ごし、辺りを見回し、思い思いに過ごし、小さな群れを作っているようであった。








        キアシシギのいろいろなポーズ

 時々特徴のある声で鳴き、気持ちを落ち着かせてくれた。

           キアシシギの小さな群れ

 キョウジョシギなどは次の機会を待ちたい。季節は確実に秋に向かっているが暑さだけはまだ残っている。

夏の終わり、志賀―イソシギ

2024-08-28 18:13:42 | 日記
 昨日投稿したものと思っていたが、妻より未だとの指摘を受け、急遽投稿します。遅れをお詫びいたします。齢と暑さのせいでしょうか。 

 いつまで経っても涼しくならない。それでも夕暮れとともにアオマツムシが鳴き始め、秋への変化を感じる。朝早くにはホオジロが電線の上で囀っている。

            電線でさえずるホオジロ

 散歩道では、クモの巣に引っかかったアマガエルが両手両足を広げて日干しになっていた。

         クモの巣に掛かり磔になったアマガエル

可哀想だが、これも自然の営みであろうか。
 ついに我慢しきれずに、志賀の海に行ってみた。途中、千里浜でトウネン、ウミネコがいるのを横目で見、長手島ではハマナスの赤い実が鮮やかであった。




             千里浜のトウネン

              ハマナスの実

 浜辺では猫が悠々と寝そべってこちらを見ていた。

             悠々とした海辺の猫

 弁天島ではウミネコが岩の上で休み、梢ではホオジロが囀っていた。

            岩の上で寛ぐウミネコ


             梢で囀るホオジロ

 岩場ではイソシギが忙しく飛び回り、よく見るとキアシシギも来ていた。





             
              岩場のイソシギ

           イソシギとキアシシギ

 若い個体も混ざっているようであった。






          コチドリ?と思われる若い個体

 赤住ではコチドリの若とみられる鳥が飛んでき写真を撮ろうとしたら、急いで逃げていった。季節は確実に秋に向かっているが暑さだけはまだ残っている。

高松の浜-ミユビシギ

2024-08-23 11:46:29 | 日記
 暑い日が続いている。ブログを拝見すると、秋のシギ達も到着し始めているようであるが、長らく北陸に住んでいる私にとっては、今年の夏は特に厳しく、なかなか遠出できないでいる。2日前、釣り人達を避けて午後、高松の浜に行ってみた。

                ハマゴウ

               浜の入道雲

 乾いた浜にはハマゴウが咲き、高い空には入道雲が出ていた。空ではミサゴが獲物を狙い、砂浜ではアオスジアゲハが、多分、塩分を補給していた。

            空から獲物を探すミサゴ

         少し湿った砂で吸水するアオスジアゲハ

 波打ち際には、トウネンと思われる小さな鳥が群れを成し、しばらくすると、少し大きめの鳥の群れも飛んできた。





         波打ち際の水たまりで餌を摂るトウネン

ミユビシギのようであった。







           ミユビシギ?と思われる群れ

 嘴の形と趾の形で判断したが、間違いもあるかもしれない。

 さらにシロチドリの小さな群れもトウネンやミユビシギの群れに混ざっていた。


         トウネンやミユビシギに混ざるシロチドリ


               シロチドリ

 釣り人を避けてシギ類を見るためには岩場も多い志賀町辺りまで行かなければならない。暑さと遠さで未だに決心がつかないでいるが、そろそろ、踏ん切りをつけなければならないと思っている。