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東京ゴッドファーザーズ

2005年05月14日 | 映画
アニメ。3人のホームレスがクリスマスに捨て子の赤ちゃんを拾ってしまって、その子の親を捜す中で奇跡みたいに過去の事情なんかに関わってくる、って話。

いかにもなおじさんと、オカマと、家出娘の3人。その他の登場人物もそれぞれいい味だしてる、って言うか。オーバーなくらいの表情がすごくいいなぁと思う。ホームレスやってることはいただけないと思うんだけど、切ない事情があるんだなぁって思ったり。

ラストの一発逆転の宝くじ、気付いたのかどうか、気になる。

コンスタンティン

2005年04月30日 | 映画
コンスタンティンは地獄行きを逃れるために、言ってみれば悪あがきのように悪魔払いをしていて、そこはかなり人間らしいと言うか。
地獄その他の描写は嘘っぽいと言えば嘘っぽい、生々しいと言えば生々しい。ただ、大天使ガブリエルだけは際だって魅力的に見えた。

キアヌ・リーブスは大好きだ。そう思うたびに、若い頃の初めて見た彼があんまり整いすぎていてちょっとなぁなんて思ったことを思い出す。けっこう苦手だったのだ。
それが今回はさらにいいカンジだったなと思える。


休日の昼間だけあって映画館は混んでいた。隣に座ったおじさんは確かに足は長いんだろうけどそれほどこっちに足を持ってこないでよ!って組み方で足を組んでいてすっごいイヤだった。私が行ったときにはおじさんはもうその姿勢で座っていたので、私はその席なのだと一言声をかけたのに気にしてない様子なのでもう何も言えず。混んでいたので席を移ることもできずに我慢。
全席指定ってこういうときには迷惑だ。

アビエイター

2005年04月17日 | 映画
ディカプリオ、今まででいちばんよかったかも。

ハワード・ヒューズという人は実在なんだそうだけど私はよく知らない。とんでもないほどの財力があるからこそだとも思うけどとても魅力的な男だ。壊れていくような弱さでまた魅力も倍増。
恋人役のケイト・ブランシェットがやたらと年上に見えてしかたなかったけど実際には5歳くらいの違い?う~ん。

かなり長い映画だけどあんまりその長さは感じない。幼い頃の母親とのシーンが何度か出てきてそれが今に繋がるのだろうと思うとかわいそうで切ない。

名探偵コナン~水平線上の陰謀

2005年04月09日 | 映画
今回も張り切って初日の初回に行ってきた。

何と言っても今回は毛利小五郎。私たち、観終わったあとの第一声が「おっちゃん、かっこいい~!」だった。って言うか、おっちゃん、かっこよすぎ。ほんとに何のオチもなくかっこいい。
愛はある、なのに素直になれない、いつもはそんな歯痒いおっちゃんが今回は!

オトナだからこそ素直になれない、かな。

パターンとしてはこの人が犯人よね、ってわかりやすいし、むちゃなところももちろんいつも通り。だからやっぱり楽しめる。


映画を観たらこのカテゴリーに記録するつもりだったけど書いてなかったのが「名探偵コナン~銀翼の魔術師」シリーズの前作、この前テレビでやっていたのでもちろん楽しく鑑賞。思えばこれが私がコナンにはまってしまったきっかけ。

ワンピース~オマツリ男爵と秘密の島

2005年03月05日 | 映画
子供と一緒に非常に楽しみにしていた。張り切りすぎて劇場前で待つことになってしまったほど。

タイトルから想像したとおり、ちょっと年齢層は低めのところを狙ったのかな?って気がする。まぁ、最初から笑えた、笑えた。このまま、まったくおちゃらけたまま終わってしまうんだろうか?と心配にもなるくらいだったけど意外にもテーマは深いところに。

あれだけ仲よく、信頼しあっていた仲間がぼろぼろと壊れていくところは見ている方が辛くなるほど。何か入れ込んでいるなぁ、私。

マンガの方ではウソップが抜けるとか抜けないとかいう話があったけど(私はコミックス発売を待つのでその後はわからない)やっぱり彼は必要な存在であると実感。

それにしてもびっくりするくらい絵が荒い。何でなんだろう?ロビンなんかしょっちゅう顔が曲がっている。ゾロとサンジにあまり見せ場がないのはちょっと残念。

ボーン・スプレマシー

2005年03月02日 | 映画
記憶喪失であるCIAトップ・エージェントの戦い。前作をたぶん観ていないということがちょっと気になりつつ、派手なアクションを期待して観に行った。それはもう期待通り。特に噂の(?)カーチェイスは手に力が入ってしまった。

マット・デイモンという人は私の中ではいつまでたってもお坊ちゃんなイメージだったけど今回それはちょっと違った。いきなりのたくましいカラダにやられたってことかもしれない。相変わらず、最近の私はまずは筋肉その他のたくましさに注目してしまう。

そのたくましさにいろんな意味の強さをプラス、さらに知的で冷静。それに脆さ、弱さ、人間らしさも匂わせて魅力的。
他の登場人物はどうも私の好みじゃなかったのか印象に残るところが少ないけど、ただ殺し屋キリルと平井堅がやたらかぶっていると思ってしまったところが邪魔だった。似てるわけじゃないのに。

シャレード

2005年02月27日 | 映画
どうやって離婚を切り出そうかと考えながら妻が旅行から帰ってくると夫が殺されていて事件に巻き込まれる話。
という一文から期待するほどは盛り上がらないまま終わってしまった。

いかにも怪しい人物が実は味方で、その逆の人物もいて。ってわかりやすすぎるところで冷めてしまうのかなぁ。

すべては愛のために

2005年02月26日 | 映画
アンジェリーナ・ジョリーってこんな人だっけ…って思って。この人は何とまぁ切なくて色っぽい顔をするんだろう。何度か出てくるその表情にやられてしまった。

難民の救援活動をする医師と裕福な人妻との恋、私にはちょっと離れたところにあるものって感じだけど羨ましくもあり。

それにしてもこの難民の人々は…本当に?自分の命が危険じゃないんだとしても私はちょっとあの中には行けないと思って。だから実はこれって苦手と言うか、観たくない部類に入るかも。

フォレスト・ガンプ/一期一会

2005年02月26日 | 映画
こうやって語りで進んでいくカタチは好きじゃないなぁ、とか言いながら何度も観てしまうのが不思議なところ。純粋であるということは切ないことだなぁと思うし、母親の強さには憧れるし。

中学校には特殊学級があって、そのクラスには同じ授業受けることができない何人かがいた。勉強ができない以外には特に変わったことはなかったけれど、今ならきっといじめだと言われるような扱いをされていてフォレストと何だかかぶる感じで思い出される。

私はその中の女の子と家が近かったこともあり、通学なんかも一緒にしていて普通に仲良くしているつもりでいたけどやっぱりどこか特別であったと思って、後ろめたい気持ちにもなったりする。

強いんだか弱いんだかよくわからない。
生まれた子供についてまず「その子は利口なの?」って訊く、何故か今までそれを聞き逃していたなぁと思って驚いた。

半落ち

2005年02月23日 | 映画
これはテレビを自宅で。ちょうどいろいろ受賞のニュースを見たばかりだったのでタイムリーだなと。

重要だと思われるテーマがいくつも絡んでいて、何だか詰め込んだなぁ…みたいな印象。時間がなくて3回くらいに分けて見てしまったからかもしれないけど何となく収まりが悪いと言うか。

重い話だけに、みんながうつむき加減でぼそぼそ小さな声で喋るので聞き取れない、ボリューム上げる、また上げる、ってなって。家の中の生活の音と外から聞こえる車とか工事の音とか、そういうので邪魔されて聞こえないし。

ちょっと静かなときに通して観てみたい。