ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

夏の終わりのムフフフフ

2014年09月01日 | ムンカミ日記

昨日は夏の終わりのレコーディング。

ピアニスト・吉俣良さんからの依頼で都内某レコーディングスタジオへ。

沖永良部郷友会のテーマソングを吉俣さんが作曲されたのでその三味線の録りでR。

沖永良部は鹿児島県奄美群島だけど音楽は琉球音階で楽器もウチナー(沖縄)三線。

頂いた譜面もキーはウチナー三線のキーだった。「CFC」。

ウチナーで言うところの「4」ね。

奄美の言い方だと「4」はFB♭FだからCFCになると「-1」か。

そんな言い方しないな、きっと。

ってかこんな下げないか。

 

前回のドラマBGMのレコーディングの時みたいに上等ウチナー三線を借りて録音に臨もうかと思ったが、MY奄美三味線の弦をユルユルに「CFC」まで下げてウチナー三線のキーにして、バチは奄美の竹バチを使うことにした。

というのもピアノやストリングスが絡むとウチナー三線よりも奄美三味線×竹バチの組み合わせの方が張りがあって音が立つように思えたからだ。

ここまで下げると奄美弦ではほぼ限界ギリギリガールズですわ。

 

でも実際、録りのとき吉俣さんが隣のミキシング室からガラス越しに

「三味線良い音してるね~!」

と言ってきた。

作戦大成功。

 

録音は1曲だけだったのですぐに終了。

そのあとはユンタクタイム。

吉俣さんは名実ともにハイクラスのミュージシャンなのにとても気さくな方だ。

いつもユンタクが楽しい。

あっという間に時間が経ってしまうんだな。

 

 

でもアレだね、ウチナー三線と奄美三味線のダブルネック三線(画像参照)があったら良いかも知れん。

それ一本持ってればOKなんだから。

持ち運びは不便そうだけどね。

ギターと三線のダブルネックってのもあったな。

ううむ....どちらも宝くじが当たったら買うか。

(宝くじ買ってないけど・笑)

 

 

さてその後は奥沢に直行。

夏の終わりの三味線教室でR。

E島くんがノンアルコール飲んでる!

酒呑まないとつまらん男なんだよな~(笑)

今回は少人数だったのでE島くんは苦手な唄の徹底練習。

F橋さんは椅子に座って演奏する場合の練習。

こりゃマニアック!

そこまで稽古する三味線教室はあまりないかも(笑)

 

稽古後は夏の終わりの焼鳥屋へ。

あ!

いつも恒例のハナハナ乾杯写真わすれてもうた!

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめて、見た三味線 ()
2014-09-01 13:29:48
あげー面白い三味線じゃがはじめて、見た沖縄三味線、奄美三味線両方弾けるすばらしい、値段いきゃさぐらいするやろう

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福さん> (管理人)
2014-09-01 21:02:48
値段は棹と皮の質によってピンキリだと思われます。

でも持ち運びはかさばるし、三味線縦にもギタースタンドにも立てられないから扱いは相当面倒だと思われ....
使い勝手が良いんだかわるいんだか(笑)


ところで、どちらの福さんでしょ?
(福さんいっぱいいるから....)
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