先日、島唄の稽古で「黒だんど節」を唄っているときの事。私に順番が回ってきたので唄遊び用の歌詞で唄ってみた。
♪刀自や要りゃんど 三味線弾きゅん人や
刀自なりゅり 三味線ぬ女弦ぬ
■訳:三味線弾きに女房は要らない。
三味線の女弦が女房なのだ。
すると師匠がウケた。
「面白い歌詞ね~、私たちもこうやって歌詞を作らなきゃね」と言い
何やら急にアドリブで歌い出した。
♪愛しゃ友人んきゃ シマなてシマ唄 寄りゃとて遊びば
唄ぐゎ出じゃすぃ 三味線ぐゎや出じたすか
■訳:集落に集まってシマ唄(を唄って)遊べば (シマ唄)仲間たちが愛おしい
さあ唄いましょう 三味線(の音が)が出ましたよ
アカペラで唄う師匠のシマ唄はとても味があり、シマで生まれ育った訳ではない私でも何か「懐かしさ」を感じてしまう。
こんなに良い歌詞をスラスラと作ってしまうとは、さすがに真の唄者。昔、唄遊びの場で鍛えた強者である。
最近は声が良いだけの唄い手も「唄者」などと言わてしまう時代。真の唄者は師匠・朝崎のように唄が上手いのは勿論、歌詞をたくさん知っていて、その上即興でも作れてしまう人であって欲しい。
♪刀自や要りゃんど 三味線弾きゅん人や
刀自なりゅり 三味線ぬ女弦ぬ
■訳:三味線弾きに女房は要らない。
三味線の女弦が女房なのだ。
すると師匠がウケた。
「面白い歌詞ね~、私たちもこうやって歌詞を作らなきゃね」と言い
何やら急にアドリブで歌い出した。
♪愛しゃ友人んきゃ シマなてシマ唄 寄りゃとて遊びば
唄ぐゎ出じゃすぃ 三味線ぐゎや出じたすか
■訳:集落に集まってシマ唄(を唄って)遊べば (シマ唄)仲間たちが愛おしい
さあ唄いましょう 三味線(の音が)が出ましたよ
アカペラで唄う師匠のシマ唄はとても味があり、シマで生まれ育った訳ではない私でも何か「懐かしさ」を感じてしまう。
こんなに良い歌詞をスラスラと作ってしまうとは、さすがに真の唄者。昔、唄遊びの場で鍛えた強者である。
最近は声が良いだけの唄い手も「唄者」などと言わてしまう時代。真の唄者は師匠・朝崎のように唄が上手いのは勿論、歌詞をたくさん知っていて、その上即興でも作れてしまう人であって欲しい。
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