ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

小鳥

2006年06月25日 | ムンカミ日記
昨日の夕方、うちのバルコニーで飛べずにバタバタとのたうち回っている小鳥を発見。よく見るとまだ子供で飛べない上に、怪我をしたのか足が不自由らしく羽ばたきはするがすぐに倒れてしまう。

こりゃイカン。このままではカラスの餌になってしまうと思い救助した。

救助したは良いが、はてどうしたものだろう?

取り急ぎ籐のカゴに細かく切った新聞紙を敷いて寝床を作り、そこで一晩休ませた。

ネットで調べてみたらその鳥は『シジュウカラ』のようである。
オンライン野鳥図鑑

翌朝バルコニーに出してやるとバタバタと不器用にのたうち回りながら犬の置物の裏に隠れた。まぁあそこならカラスに襲撃される事もなかろうと放っておいたら、何と親がつがいで現れ、交互にせっせと餌を運んで来てはその小鳥に喰わせているではないか。

何と健気なんだろう。と思っていたが、数時間後にはその小鳥が居なくなっていた!

恐らく安全な場所から出てきてしまい、カラスの餌食になってしまったのだろう。可哀想に。

子が居なくなった後も餌を運んできている親鳥がどうも悲しげだった。

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2 コメント

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粋なはからいですね (いっきゅう(きゅういち))
2006-06-26 18:53:26
一晩の安全は、確保してあげたんですね。



そんな中でも、子どもの場所が分かる親の、絆の強さ。うーん。



都会の中でもやさしさを忘れない管理人さん。(^^)
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きゅういちさん> (管理人)
2006-06-26 23:52:58
お久しぶり!

元気?



虫をくわえた親鳥がね、もう子供が居ないのに、居た場所でキョロキョロしてるんですわ。



野鳥の世界にはネグレクトなんて無いんでしょうね。

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