ROCKSTARS

all about my favorite Rocks.

『パフォーマンス~ロッキン・ザ・フィルモア』(ハンブル・パイ)

2024-10-12 01:42:49 | albums

パフォーマンス~ロッキン・ザ・フィルモア Performance Rockin' the Fillmore

【歌・演奏】
  ハンブル・パイ/Humble Pie

【リリース】
  1971年11月

【録  音】
  1971年5月28日~5月29日 フィルモア・イースト(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)

【プロデューサー】
  ハンブル・パイ/Humble Pie

【エンジニア】
  エディー・クレーマー/Eddie Kramer

【レーベル】
  A&M レコード/A&M Records



【収  録  曲】(☆=シングル⑦)
  side:A
   ① フォー・デイ・クリープ 3:46
     Four Day Creep(Ida Cox)
   ② アイム・レディー 8:31
     I'm Ready(words:Willie Dixon, music:Peter Frampton, Steve Marriott, Greg Ridley, Jerry Shirley)
   ③ ストーン・コールド・フィーヴァー 6:18
     Stone Cold Fever(Peter Frampton, Steve Marriott, Greg Ridley, Jerry Shirley)
  side:B
   ④ 金のとげ 23:25
     I Walk on Gilded Splinters(Dr. John Creaux)
  side:C    
   ⑤ ローリング・ストーン 16:07
     Rollin' Stone(Muddy Waters arranged by Peter Frampton, Steve Marriott, Greg Ridley, Jerry Shirley)
  side:D
   ⑥ ハレルヤ(アイ・ラヴ・ハー・ソー) 5:10
     Hallelujah I Love Her So (Ray Charles)
  ☆⑦ ノー・ドクター 9:15
     I Don't Need No Docter (Nick Ashford, Valerie Simpson, Jo Armstead)
     ※1971年リリース アメリカ(ビルボード)73位、カナダ72位
        
【録音メンバー】
 ◆ハンブル・パイ
  スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(vocals, guitar, harmonica)
  ピーター・フランプトン/Peter Frampton(vocals, guitars)
  グレッグ・リドリー/Greg Ridley(bass, vocals)
  ジェリー・シャーリー/Jerry Shirley(drums)

【チャート】
  1971年~1972年週間アルバム・チャート  アメリカ(ビルボード)21位 イギリス32位 カナダ17位 オーストラリア20位 ドイツ40位

【メ  モ】
 ・ハンブル・パイの2枚組ライヴ・アルバム。CDでは1枚に収められている。RIAAゴールド・アルバムに認定された。
 ・現在ではライヴ・アルバムの名盤と評価されているこのアルバムは、ハンブル・パイの2度目のアメリカ・ツアーにおいて、ニューヨーク市のイースト・ヴィレッジにあったフィルモア・イーストでの公演を収録したものである。セールスは好調で、ビルボード21位、全英チャートで32位を記録し、バンドにとって初のヒット・アルバムとなった。
 ・全7曲中、オリジナル曲は②「アイム・レディー」(アルバム「大地と海の歌」収録)、③「ストーン・コールド・フィーヴァー」(アルバム「ロック・オン」収録)の2曲。またマディ・ウォーターズの作品である⑤「ローリング・ストーン」は、アルバム「ロック・オン」に収録されている。
 ①「フォー・デイ・クリープ」はブルース・シンガー、アイダ・コックスの作品。
 ④「金のとげ」は、ドクター・ジョンの作品で、オリジナルは彼のアルバム「グリ-グリ」に収録されている。
 ⑥「ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー」はレイ・チャールズの作品で1956年にビルボードR&Bチャート5位、⑦「ノー・ドクター」はレイ・チャールズが歌って1966年にビルボード72位を記録している。
 ・⑦「ノー・ドクター」はシングル・カットされた。またハンブル・パイ解散後もスティーヴ・マリオットは自らのレパートリーとして取り上げているほか、マリオットの死後に行なわれたハンブル・パイ再結成コンサートでも演奏されている。いわば、ハンブル・パイにとって重要な曲だと言える。また「W.A.S.P.」もハンブル・パイのヴァージョンを基に「ノー・ドクター」をカヴァーしている。
 ・この時(1971年5月28日~29日)に行なわれたライヴの全容を収めたアルバムが、2013年に「パフォーマンス~ロッキン・ザ・フィルモア コンプリート・レコーディングス」のタイトルでボックス・セットとしてリリースされた。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『リユニオン・ライヴ 05』(... | トップ | 『スモーキン』(ハンブル・... »
最新の画像もっと見る

albums」カテゴリの最新記事