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BAR SAUDADE weblog

ブラジル音楽の流れるBAR

“Yuza first edition 2022”

2022-03-07 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

2018年11月に蒸留を開始した遊佐蒸留所(株 金龍)の最初の作品がようやく入荷いたしました。

2018年11月から翌年1月まで蒸留された150樽から40樽を選び、カスクストレングでボトリング、8500本限定で、3割は海外向けだそうです。

アルコール度数は61%。最高級の輸入麦芽をつかい、スコットランドの伝統的な工程を忠実に守り、丁寧に作り上げたウィスキーです。

ハチミツ、バニラ、アプリコットのような甘く華やかな香り。そしてなめらかでフルーティーな味わい。クオリティーな高さを感じさせます。

気になるポットスチルですが、初留釜は5000リットルのストレート型でマッカランタイプ、再留釜は3400リットルのバルジ型でグレンドロナックタイプで、スコットランドのフォーサイス製です。ぜひお試しを!


“ナイアガラ 2021”

2021-12-21 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

生食用だけかと思っていた、ナイアガラのブドウ(もちろん県産)で造ったワインということで、仕入れてみました。

味わいは予想していたとおり、あっさりとしてますが、香りがしっかりとしていて、これは予想外でした。心地よいフルーティーな香りです。

話のタネにも、ぜひいちど飲んでみてはいかがでしょうか。

とくに、大瀧詠一ファンの方はぜひぜひ。


“ジョニーウオーカー・アイラオリジン”

2021-11-25 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

ブラックラベル12年に使用している原酒から12年以上熟成したアイラモルトだけをブレンド。甘いピートの香り、スパイシー、スモーキー。ピートはしっかり効いていますが、飲んだ瞬間に“ガツン”と“くる”のではなく、一瞬おいて奥から“ジワッ”とにじみ出てくるといった感じで、口当たりがよく、深みのある味わい。アイラモルトの個性をはっきり維持しながらも、複層的なバランスに仕上り。

ブレンデットのアイラモルトだから実現できた味わいなのではと思います。かんじんのモルトですが、カリラとラガブーリン以外はわかりません。とにかくこれはおすすめです。

まずは、ストレートで。ハイボールも行けます。


“オスロスク10年”

2021-08-18 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

ユナイテッド・ディストラリー社所有蒸留所のウィスキーをシングルモルトとして発売している「花と動物シリーズ」のひとつ。

おもに「J&B」のブレンド用に供給されるため、シングルモルトとしてのリリースは少ない。搾りたてのリンゴジュースやほんのりととして気の香り。まろやかな口あたりで、薬草のような感じも。ハチミツのような甘みも感じられます。

ハイボールも行けますが、まずは、ぜひストレートで繊細な味わいを感じてみてください。


テンプルトンライ・カリビアンカスクフィニッシュ

2021-06-17 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

テンプルトンライはアメリカはインディナ州で造られるストレートライウィスキー。原料の51%以上がライ麦、というのがひとつの条件ですが、こちらはなんと95%も使用してます。

カリビアンラムカスクフィニッシュは、5年熟成したテンプルトンライをジャマイカ産ダークラムの空き樽で6か月追熟した限定品です。世界で24000本のリリースで、日本へは600本のみの入荷という貴重なラムです。

香はエキゾチックなトロピカルフルーツと暖かみのあるスパイスと香ばしいオークが広がり、クリーミーな口当たりで味わいはオレンジチョコ、レーズンの甘みに、ブラックペッパーのアクセントが加わります。

まさに、ラムカスクのトロピカルフルーツの風味とライウィスキーのスパイシーさが、マッチした、超おすすめのラムです。


“ザ デッド ラビット”

2021-01-11 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

デッド ラビットとは、19世紀ニューヨークなマンハッタンに実在したアイルランド移民を中心としたマフィアの名前です。

ザ デッド ラビットの製造責任者を務めるダリル・マクナリー氏は、北アイルランドのブッシュミルズ蒸留所で17年間、マスター・ディスティラーを務めた方です。

ハチミツのような味わい、バーボンの香り、そしてバニラのの香りが交互に感じら、スムーズでバランスのいい、とても飲みやすいウィスキーです。

ストレート、ロックはもちろん、水割り、ハイボールもいけます。


“ポール・ジョン クリスマスエディション”

2020-12-20 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

昨年好評だった、ポールジョン クリスマスエディションが今年も入荷しました。

生産本数3000本、うち日本向けは120本の限定です。

バーボンカスクで8年熟成した、ノンピートタイプと、ピーとタイプのモルトをバッッティング後、オロロソシェリー樽でフィニッシュ。

よく熟した西洋スモモやリンゴやクリーミーなシェリーのニュアンスとライトピートのニュアンスが絶妙なコンビネーションを奏でています。

こういうご時世ですが、ぜひお試しいただきたいと思います。

ところで、山形でも連日感染者が出ております。しかし、みていると家庭内の感染が半分近く占めているように思います。このように増えてくると、家庭内でもマスクを着用したり、こまめな手洗いを心がけるようにしなければ、などと思います。そうすれば感染者数の増加もかなり防げるのではないでしょうか。素人考えですが、いかがでしょうか。


“グレンファークラス21年”

2020-11-25 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

スペイサイドで、長期にわたってファミリー経営を続ける数少ない蒸留所のひとつ。

また、ボトラーズなどに樽売りをしていないことでも有名です。塾生はシェリー樽のみ。

ポットスティルはスペイサイド最大級のものを合計6基使用。ちなみにスペイサイド最小のマッカランの7倍近い大きさだそうです。

以前12年や17年を置いたことがありましたが、今回は21年を入れてみました。

かおりは甘く華やかで、焦がした砂糖やチョコレートを感じさせるまろやかなバランスのいい味わい。

また、コストパフォーマンスの良さも魅力です。超おすすめです。ぜひお試しを!


“アムルット ヒュージョン”

2020-11-13 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

アムルットはインド、バンガロールにある蒸留所で、そのモルトは現在世界40か国で販売されております。

こちらの蒸留所では、ピーテッドモルトはスコットランド産の麦芽、アンピーテッドモルトはインド産の麦芽を使用。ヒマラヤ山脈のふもと、パンジャーブ州や、ラジャスタン州で作られる6条大麦から作られる、この麦芽から得られるアルコール収量はヨーロッパ産より15%ほど少なくなります。しかし、たんぱく質を多く含むため、リッチでオイリーな味わいになります。

ヒュージョンはピーテッドモルト25%、アンピーテッドモルト75%を使用。それぞれのモルトを4年間熟成ののちバッティングし、さらに3か月熟成させます。

ほどよくピーティーで、どっしりした味わい。カスタードやバニラ、スパイスのまじりあった、おどろくほどリッチな味わいが楽しめます。ぜひお試しを!


“タムデュー10年”

2020-10-25 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

1897年創業。場所はスぺイ川中流域のあたり。タムデューとはゲール語で「黒い丘」を意味します。

3度の操業停止期間がありましたが、2011年にイアン・マクロード・ディステラーズ買収されてからは順調に操業を続けています。

塾生はファーストフィルのシェリー樽がメインで、樽由来の甘い香り、はちみつやブラウンシュガーのような甘み、そのあとで、ほろ苦さやスパイシーさも感じられます。

ボトルの形もあいまって、女性にもおすすめしたいモルトです。

また、フェイマス・グラウスの原酒としても有名です。なお、2014SWSC(サンフランシスコ・ワールドスピリッツ・コンペティション)にて最高金賞を受賞しております。

こちらも超おすすめのモルトです。


“ナポーグキャッスル12年”

2020-10-16 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

ナポーグキャッスル12年はインディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)「キャッスル・ブランズ社」のアイリッシュシングルモルトです。

原酒はクーリー蒸留所で3回蒸留され、バーボン樽で熟成されたものです。

味わいはライトで軽やか、かつ豊かでスパイシー。モルトの甘み、ドライフルーツやリンゴの香りも感じられます。

また、2014年には、アイリッシュウィスキーアワードで金賞を受賞しております。

お客様にも好評で、かなりおすすめのモルトです。


“ポールジョン エディテッド”

2020-09-29 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

すでに紹介してますが、ポールジョンはインドのシングルモルトウィスキーで、大麦は、インド産の6条大麦を使用、ピートはスコットランドより、ハイランド産、アイラ産の2種類を輸入し使い分けております。

エディテッドは、少しスパーシーでホット、パンチもあるが温かみのある味わいで、甘みもあります。ノンピートの原酒とピーテッドの原酒をバッティング(ピーテッド原酒は15%)しているので、ほんのりとやわらかいピート香も感じられます。

少量の加水で、香りがより甘く、穏やかな感じに。ストレートもちろんいいですが、少量の加水のロック、こちらがよりおすすめかも。


ク・ボカン クリエーション1

2020-09-23 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

ク・ボカンのクリエーションシリーズの第一弾。モスカテルの樽で3年10か月フィニッシュした原酒72%、クラフトビールインペリアルスタウト樽で5年8か月フィニッシュした原酒28%で構成されています。

芳醇な甘みと濃厚なバターの風味に、オレンジマーマレードの香りとエスプレッソのほろ苦さが加わったリッチさが特徴です。

限定180本の貴重なモルトです。ぜひお試しください。


“トマーティン30年”

2020-09-16 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

以前から当店のボトル棚に鎮座しております、トマーティン30年ですが、このたびTWSC(東京ウィスキー&スピリッツコンペティション)2020にて、最高金賞を受賞いたしました。

クリームのようになめらかでとろけてしまう甘みファーストフィルバーボン樽熟成原酒と長年にわたる酵素の作用によりもたらされたトロピカルな芳香のリフィル樽原酒を使用。パイナップルやマンゴーの香りがフレッシュでありながらおだやかに、その後ハチミツやホワイトチョコレートの甘い香りが現れます。 

気軽に手を出せる金額のウィスキーではありませんが、この機会にぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか。


ザ・ダブリナー ビア・カスク・シリーズ

2020-09-08 | WHYSKY/SPIRITS/OTHERS

生産者である“ファースト・アイルランド・スピリッツ社”は、英国有数の酒類企業である“クインテッセンシャル・ブランズ・グループ”に属します。30年以上のリキュール製造の経験、他のウィスキーメーカーとの強固な取引関係を生かし、品質の高いウィスキー原酒を仕入れ、こだわったウィスキー造りを行っております。「ザ・ダブリナー」の製造責任者を務めるダリル・マクナリー氏は、北アイルランドのブッシュミルズ蒸留所で17年間、マスター・ディスティラーを務めた経験を生かし、品質のいいウィスキー原酒の選定に携わっています。

このビア・カスク・シリーズは、3年以上バーボン樽で熟成の後、それぞれアイリッシュスタウト樽、アイリッシュレッドエール樽、コーヒースタウト樽で最低6か月以上熟成ののちボトリングされたものです。

一種類ずつ試してみるのも、もちろんいいですが、おすすめしたいのは3種類の飲み比べです。それぞれの量を半分(15ml)にしているので、いけると思います。また、それぞれの違いも感じられると思います。ぜひお試しを。