シェリーカスク熟成原酒100%のシングルモルトです。味わいに複雑さを持たせるために、ファーストフィルとリフィル、そしてアメリカンオークとヨーロピアンオーク、さまざまなオロロソシェリー樽を用意して熟成させています。
リッチで魅惑的なモルトで、シナモンロールやオレンジのスイーツなどを思わせる香
り。バナナやベリー系ジャムのような味わいが楽しめます。
これはストレートがおすすめです。ぜひお試しを!
シェリーカスク熟成原酒100%のシングルモルトです。味わいに複雑さを持たせるために、ファーストフィルとリフィル、そしてアメリカンオークとヨーロピアンオーク、さまざまなオロロソシェリー樽を用意して熟成させています。
リッチで魅惑的なモルトで、シナモンロールやオレンジのスイーツなどを思わせる香
り。バナナやベリー系ジャムのような味わいが楽しめます。
これはストレートがおすすめです。ぜひお試しを!
18年以上熟成させたスパニッシュオロロソシェリー樽原酒とアメリカンオーク樽原酒をバッティングさせさらに3か月以上後塾のモルト。熟した果実やシナモンを思わせる香り、ウッディーで暖かみのある余韻を感じさせます。
優しい味わいで、女性にもお勧め。少量生産で入手しにくいウィスキーです。ぜひお試しを!
スコットランド、マル島のトバモリー蒸留所でつくられているヘビーリーピテッドタイプのモルトです。この蒸留所ではノンピートタイプの“トバモリー”もあわせてリリースされています。
アイランズらしい潮気と燻製香に加え、オイリーな味わいも感じられ、とくにコアなウィスキー愛好家の間では高い評価を得ています。いわゆる“どはまり”するモルトです。
なお、フェノール値は35ppmで、これはラフロイグやラガブーリンと同じくらい。
いちどお試しいただければと思います
南アフリカのブランデーです。シュナンブラン、コロンバール主体で、単式蒸留器による2度の蒸留ののち、100%、厳選されたフレンチオーク樽で12~20年間熟成されたブランデーです。
ドライイチジク、ポプリ、オークのフレーバーのほんのりとホワイトチョコレートが香ます。複雑でバランスの取れた味わいと長く続く余韻のバランスが素晴らしい、おすすめの逸品です。
アードモア蒸留所の創業は1898年。ブレンデッドウィスキー“ティーチャーズ・ハイランドクリーム”のモルト原酒安定供給のために蒸留をスタート。現在もキーモルとして貢献し続けています。場所はハイランドの北端に近く、スペイサイドとも隣り合わせたあたりです。
ピーテッドモルトですが、ライトでしかもアイラモルトのようなヨード臭さがない、軽快かつさわやかな味わいです。とても飲みやすく、ストレート、ロックでももちろんいけますが一番のおすすめはハイボールです。ついつい飲みすぎてしまう恐れもありますが、まずは一度お試しになってみてください!
カスクストレングスというのは、原酒を加水せずに瓶詰したという意味です。なので、」アルコール度数は60%前後になります。当然飲めばアルコールがきつく感じられるわけですが、その分味も濃くなります。あの“YUZA”もカスクストレングスです。
今回紹介するトマーティンは、ファーストフィルのシェリー樽原酒とファーストフィルのバーボン樽原酒をバッティングしたもので、アルコール度数は57%。
味わいはリッチで甘みのあるトマーティン原酒の特徴がしっかり備わっています。オレンジやレモンといった柑橘系、洋ナシやクルミの香も感じられます。また、度数のわりに飲みやすく、個人的にもお気に入りの一本です。ロックでグイっと行きましょう。
ピスコとは、ペルー原産のブドウ果汁を原料とした蒸留酒で、生産地は、原産地呼称制度で定められた、5つの地域に限定され、使用するブドウ品種も8品種指定されています。
ブドウの発酵液を単式蒸留器で一度だけ蒸留。アルコール度数38%~48%までもっと行きます。その後最低3か月タンク貯蔵したのち、加水することなくボトリングされます。ブドウの香りを大切にするため、樽による塾生はしません。
ブドウを原料にした蒸留酒ということではブランデーと一緒ですが、作り方はとてもシンプルで、それぞれのブドウの持ち味がしっかり出るというのが特徴です。
今回入荷したのは、「ケブランタ」というピスコにおいてもっとも代表的な品種のブドウが使われています。
このピスコ、ご存知の方少ないと思いますが、ぜひ一度味わってみてください。
秋田発のクラフトジンですが、テーマは「森の香り」。あの癒される香りをお酒に加えるというのを最大の狙いとして、開発されたジンです。
そこで秋田杉に含まれる香り成分(イソプレノイド)が人のα波を増強することを発見。天然秋田杉が、他のボタニカルと一体となった素晴らしい香りのジンです。飲み方ですが、この香りを最大限に楽しんでいただきたいので、まずはシンプルな「ジン・ハイボール」がおすすめです。
なお、このジンはTWSC(東京ウィスキー&スピリッツコンペティション)2021にて最高金賞を受賞しております。おなじ東北発のジンですし、ぜひいちどお試しいただければと思います。
こちらはモルトではなく、シングル・グレーンウィスキーとなります。
スコッチの原酒はモルトとグレーンの2種類あります。モルトは大麦麦芽だけを原料にして、単式蒸留で造りますが、グレーンは麦芽とそれ以外の穀物(小麦やトウモロコシなど)も原料として、連続式蒸留により効率よく量産されます。癖がなくスムースな反面、個性が出にくく、ブレンド用に使われるのがほとんどでしたが、近年“シングル・グレーンウィスキー”も見かけるようになってきました。皆さんご存知の“知多”も“シングルグレーンウィスキー”です。
今回紹介する“グレイン20年”はバカルディー社のモルトマイスターも兼任する、女性ブレンダーが手がけたこだわりの一本です。
ウィスキーを飲みなれてない方はもちろん、普段個性の強いモルトを飲んでいる方にも、スムースで飲みやすく、しかも予想以上にリッチな味わいと暖かい余韻が楽しめる“グレイン20年”は、ぜひ一度試していただきたい一本です。
先日、昭和のサントリーオールドを3本入手しました。昭和44年、55年、63年のものです。この時代、オールドはまさにウィスキーの王様のような存在でした。
現在もオールドは健在ですが、すっかり影が薄くなりました。たまにはこんなウィスイキーにも注目してみてはいかがでしょうか?それぞれの時代で味も少しづつ変わっておりますので、飲み比べなどしてみても面白いかと思います。
興味のある方はぜひ!
2月に発売されました“YUZA 1st edition”は大好評で、しかもイギリスで行われた“インターナショナル スピリッツ チャレンジ(ISC)2022”にて、金賞を獲得するという快挙を成し遂げました。
この度リリースされた2nd editionは2019年2月~7月に樽詰めされたものから厳選された8500の限定品です。1st editionはバーボン樽のみの原酒でしたが、今回はシェリー樽原酒もバッティング(割合はわかりませんが)されております。
リンゴ、洋ナシを思わせるフルーティーさ、バニラのような甘さ。1st editionとは一味違う複雑で深みのある風味を感じさせます。
もちろんおすすめです。ぜひお試しを!
あの黄桜酒造によるシングルモルトです。黄桜といえば京都伏見の大手日本酒メーカーとして知られていますが、1995年に当時まだ珍しい、クラフトビール製造を開始、その後焼酎製造の免許を取得、さらに2018年にウィスキー製造の免許を取得して、ウィスキー造りに参入。
丹波といえば黒豆や栗などが有名ですが、同時に「丹波杜氏」の里としても有名です。標高300メートル、澄んだ空気、年間で30度をこえる寒暖差、また霧が出るほどの湿度など、ウィスキー造りにとって理想的だったので、その場所に蒸留所を開いたとのことです。当初のポットスティルは黄桜ジンを蒸留しているステンレス蒸留器のなかに銅板を設置して使用。2021年11月にフォーサイス社のポットスティルを導入して蒸留を開始してますが、今回リリースされたシングルモルト“丹波”はステンレス蒸留器で蒸留されたモルトです。バーボン樽熟成と新樽熟成のモルトのバッティング、熟成期間は3年ちょいといったところでしょう。限定600本です。
リンゴや和梨のような瑞々しい果実香や、バニラやバナナを連想させる樽香も感じられます。味わいは軽やかですが、3年という熟成年数のせいもあるのか、少々アルコールの刺激が強く感じられます。なのでちょっと加水したり、ロック、ハイボールなどいいかもしれません。ぜひ一度お試しになってはいかがでしょうか。
また、おそらくあと3年後には、フォーサイス社のポットスティルによるモルトも世に出ると思われます。こちらも楽しみです。
グレンスコシア蒸留所はキャンベルタウンにある1832年創業の蒸留所です。
20世紀初頭まで、ここキャンベルタウンには50近くの蒸留所があり、アメリカへの輸出でにぎわって今した。が、その後いろいろあり徐々に衰退。現在創業している蒸留所はスプリングバンク、グレンスコシア、グレンガイル蒸留所の三つだけです。グレンスコシア蒸留所も何度か閉鎖、再開を繰り返しましたが、2014年にロッホローモンド社の所有になってから安定した創業を続けているようです。
キャンベルタウンハーバーはファーストフィルバーボン樽原酒100%。バニラ、ビターなキャラメルソースのような味わいに、ちょっとスパイシーさが加わったかんじで、ロックやハイボールといった飲み方がおすすめです。
創業は1608年、世界最古の蒸留所ともいわれる、アイルランドを代表する蒸留所のひとつです。幅広いラインナップの中から、まずは12年をチョイス。
アイリッシュウィスキー伝統のノンピート麦芽使用で、3回蒸留です。バーボン樽原酒とシェリー樽原酒をバッティングしたのち、さらにマルサラワイン樽で後塾。
カカオやブラウンシュガーを思わせる味わいながらスパイシーさもかんじられます。おすすめの飲み方は、やはりストレートですね。
先日、以前から気になっていたカバランのジンを入手することができました。このジンは、カバランウィスキーに使われる上質な大麦麦芽と仕込み水を使用して、ドイツ製蒸留器でじっくりと蒸留を3度繰り返したあと、2度の濾過を経て出来上がった上質なスピリッツをベースに作られています。
重厚な麦芽のベーススピリッツに、柑橘系ピールと杜松の実の重厚な香、スターフルーツ、金柑、赤身グァバのトロピカルフルーツの甘みと香り、絶妙にブレンドされたコリアンダーシード香り。まさにフルーツ王国台湾ならではのジンです。