決勝トーナメント進出国がほぼ決まり、日本もなんとかベスト16に残ることができました。私の当初の予想では、グループリーグリーグはなんとか突破できるだろう、ということ自体はあたりでしたが、それぞれの中味は全部外れました。でも、トーナメント進出が目標なので、結果オーライです。
その要因はなんといっても、西野監督が短期間でチームをひとつにできたこと。これに尽きると思います。ポーランド戦前日の会見では長谷部ではなく、マスコミにさんざんに言われていた河島を同席させたこと、そして試合当日はキャプテンを任せたこと、これなどもその一因だと思います。
それに、コロンビアが自滅してくれたことや、ポーランドには敗れながら、「フェアープレーポイント差」でグループリーグを2位で突破できたことと、など運も味方につけることができました。
さて、トーナメントで対戦するのはベルギーですが、おそろしく強いようです。実力さは歴然としていて、おそらく「歯が立たない」状態になることも十分予想されます。しかし、いまの日本なら、みんなが気持ちをひとつにして、最後まで集中を切らさず、全力でぶつかれば、奇跡も起きることだってあり得ます。たとえば、相手がガンガン攻めてきて前がかりになっているときに、柴崎の一発のロングパスに大迫が反応してキーパーと1:1とか。
もってる男、西野さんです。奇跡に期待しましょう。