針金のようにひょろりとした人物彫刻で知られるジャコメッティ。その晩年を描く『ジャコメッティ 最後の肖像』を、TOHOシネマズシャンテで観ました。
1964年のパリ。突然、ジャコメッテイに絵のモデルになってくれと頼まれるアメリカ人作家。最初は2,3時間で終わるという話だったのだが、とんでもなかった。肖像画はなかなか完成せず、できたかなと思うと、突然うづくまって頭をかかえ、思い詰め、絵の具で消してしまう。そのくり返し。しかも酒びたり、娼婦にメタボレでしばしば作業が中断する…、2週間たっても終わりません。
映画はその一部始終を描いていきます。天才肌の画家の狂気じみた制作の現場が覗ける感じです。アトリエの雰囲気、妻や弟、画商との関係なども面白く再現されていますでも、近くにいたらこのひと、はっきりいって迷惑極まりない存在でしょうね。
主演のジェフリー・ラッシュがいい雰囲気で、しかも「らしい」。モデルになったジェイムズ・ロードなど、登場人物はほとんど実在の人物だそうです。
1964年のパリ。突然、ジャコメッテイに絵のモデルになってくれと頼まれるアメリカ人作家。最初は2,3時間で終わるという話だったのだが、とんでもなかった。肖像画はなかなか完成せず、できたかなと思うと、突然うづくまって頭をかかえ、思い詰め、絵の具で消してしまう。そのくり返し。しかも酒びたり、娼婦にメタボレでしばしば作業が中断する…、2週間たっても終わりません。
映画はその一部始終を描いていきます。天才肌の画家の狂気じみた制作の現場が覗ける感じです。アトリエの雰囲気、妻や弟、画商との関係なども面白く再現されていますでも、近くにいたらこのひと、はっきりいって迷惑極まりない存在でしょうね。
主演のジェフリー・ラッシュがいい雰囲気で、しかも「らしい」。モデルになったジェイムズ・ロードなど、登場人物はほとんど実在の人物だそうです。