きょうも映画館通い by Banzong

わたしたちは世界一の映画の街に住んでいる!

2017年11月第2週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週公開は19本。あいかわらず多いです。

2017-11-11 | 映画レビュー
11月第2週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週公開は19本。週数回上映の作品や都心以外での単館公開も加えるとあと5本ほど増えます。大すぎです。供給過剰。

何をおいても、と思わせる引きの作品はありませんでしたね。しいていえば。
『ザ・サークル』
巨大SNSに牛耳られる現代を皮肉ったスリラー。いかにもいそうなカリスマ経営者を人のよさそうなトム・ハンクスが演じているのが面白い。エマ・ワトソン扮する女子社員が自分の生活を24時間ネットにあげたところ…、というリアリティ番組とSNSを組合わせたストーリーのようです。

出演者が豪華、テーマも興味深い韓国映画が2本。
『密偵』
1920年代、日本統治下の朝鮮、武装ゲリラ「義烈団」と日本警察の戦いを描くサスペンス。ソン・ガンホが現地人警察、対する組織のリーダーはコン・ユ、イ・ビョンホンもでています。
『MASTERマスター』

こちらはイ・ビョンホンが主演。韓国では知られた大規模金融投資詐欺事件を元にした犯罪ドラマです。ビョンホンはその天才詐欺師の役。カン・ドンウォンが追いかける刑事役です。

映画撮影を題材にした2本。
『エキストランド』
『東京ウインドオーケストラ』がわりと面白かった坂下雄一郎監督の新作は地方のフィルムコミッション(FC)がテーマ。悪徳プロデューサーに吉沢悠、乗せられるFCの前野朋哉(auの一寸法師)や、仁科貴など役者がいい感じです。

『人生はシネマティック』
戦時下のロンドンで、あのダンケルクの救出作戦を映画化しようとする英国情報省映画局スタッフの物語。40年代の映画撮影風景も観てみたいです。

評判をきいてからにしますが。
『南瓜とマヨネーズ』
ミュージシャン志望の恋人のためにキャバクラつとめをしてしまう女の子の話ですが、予告を観ると、特別出演格ででているオダギリジョーがいいかげんそうでいい。

先週の金曜は祭日で夕刊が休みでした。各紙とも今週分でとりかえそうとしてますので、先週分にそれを加えたものを貼っておきましょう。




コメント
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