紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

フランス人の名前

2007-06-29 13:46:57 | ノンジャンル
 子どもの頃は、人形遊びやお絵描きなどをすると、必ず自分で考えた名前をつけた。なまえを付けるのが好きだった。それも必ず外国の人名である。まかり間違っても「まる子」「ペケコ」とかの日本名は選択肢にない。

 私の子どもの頃と言えば、「おフランス」と丁寧に接頭語を付ける程、フランスがおしゃれで憧れだったので、フランスっぽい名前がカッコよかったのだ。あの不二家もフランス国旗と中央に金髪の女の子をあしらったパッケージの「フランスキャラメル」というお菓子を販売した程、上品でお洒落な国だったのである。

 でも少女マンガや小説やミュージシャンや女優さんの名前を漁ると、え?と「お洒落なおフランス」イメージから逸脱する名前も散見される。
 忘れもしないが、たとえば「イボンヌ」がそうである。「イボ」と半分読んだ時点で蛸の足がにゅうっと登場し、たちまち却下だ。

 ということで、ふと「おフランスらしからぬフランス・ネーム(女性編)」を探してみる事にした。さっそく、いきます。

「オドレイ」・・・グラサンに縦のキズあと(縫い目有り)のある顔と、いからせた肩の風貌が思わず浮かんできます(→おんどれー)。または奴隷の丁寧語かしら(→お奴隷さま)。

「ブリブリ」・・・「ザエモン」と続けたくなるのは、「クレヨンしんちゃん」の劇場用映画の数本にいたく感銘を受けたからでしょうか?

「コラ」・・・怒られちゃったよyellow23

「エロディ」・・・やらしい日??? なんだか意味深・・・

「エンマ」・・・エマなら少々の嘘は許してもらえそうなのに、間に「ン」の一文字がはいっただけで、こうも豹変するとは!

「ジジ」・・・若くても、女でも、フランスではジジ。一生、ジジ。

「マオー」・・・エンマにマオー。フランスでは地獄界の大物が君臨しているらしい。しかも男女雇用均等法が行き渡っているみたいだ。

「ゾエ」・・・横溝正史の推理小説や映画に登場する、妖しい(田舎の)老婆の話し言葉のようだ。「たたりだゾエ」「のろいだゾエ」「次はお前の番ゾエ」。こわいよう。

 フランスの新たな一面を発見した一日だった。
コメント
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