久々にべつやくれいさんのチャレンジが読みたくなり、デイリーメ[タルサイトZで、彼女のチャレンジのいくつかを探し当て、読み(見)ふけり、爆笑する。相変わらずのユニークな発想と展開のクオリティに満足満足。
まず最初に読んだのが『とまどいのドラッグストアショー』。私は最初間違えて『ドッグストア』と読んでしまったのだけど。
私が中高生の頃には、ドラッグストアなんてものはなく、でも英語のリーダーの時間にはテキストにときたま登場した。先生が「薬屋みたいなもの」と説明されたが「薬屋みたい」の「みたい」という部分のビミョーな違いが非常に気になったものである。最近では薬屋よりもドラッグストアに行く方がだんぜん多いわけだが、その日本での歴史は案外浅い物なのである。
しかし、ティーンの頃、英語の時間に教わった「ドラッグストア」なるものは、若い脳の中で濃厚にインプットされ、「まだ見ぬ憧れ」カテゴリーに分類されていたのである。たとえば、パパイヤ、マンゴー、ヤシの実、クロワッサン、アップルパイなどと共に(ドラッグストア以外、全部食べ物じゃないか!)。無意識に「ドラッグストア=若き日の憧れ」がきっと潜んでいるのだ。そうでなきゃ・・・ドラッグストアであんなに無節操に、かつ剛胆に散財する理由がわからない!
『とまどいのドラッグストアショー』の書き出しはこうである。
ドラッグストアが大好きである。
買う物があろうがなかろうが、一度入ったら結構長い時間楽しんでいられる。女性の皆さんにはけっこう共感していただけると思うのですが。
はいはい共感しますとも!
彼女は同じ商品、たとえばリップクリームでどれを買うか、入浴剤はどれに決めるかというセレクトで多いに悩み、それが楽しくてしょうがない、とおっしゃるのである。
悩むのが楽しい、というのはほとんど鈴木大拙的悟りの境地に限りなく近い。べつやくさんはご自分でも気がつかれないうちに、軽々と禅を極めてらっしゃるのかも(笑)
私は同じ商品で、しかも価格が一緒、という場合には、多いに悩み楽しむ派である。いわゆる主婦派閥に属する。あるいは妙に高価なものを突如買いたくなったりするのは、いわゆるストレス発散なのか、一点豪華主義なのか、そういうものを欲しがる自分を商品棚の前で、延々と分析するのが不思議に楽しかったりする。
そしてドラッグストアにたまに出かけると、たいていは大出費なのである。いつもレジで支払いながら「なぜ!?」と自分に問いかけることが恒例と化している。
「ウール衣類を洗う洗剤が欲しかっただけなのに、この荷物の山と財布の軽さは、一体!?」と、不思議を追求する雑誌『ムー』に特集してほしいくらいのクエスチョンマークを背負いながら、店を後にするのだ。
だから自分を牽制するため、ドラッグストアは月1くらいにしている。・・・あ、もしかすると「まとめ買いしなきゃ」という負荷がかかっているのかもしれないなぁ。
ちなみにH氏もドラッグストアは大好きで、かつ私以上に(きっと)大散財なのである。
しかし彼も家事をするからなぁ。お聡恤ヨ利グッズや、キッチングッズが並んでいたら、そりゃ手もでようというものなので、気持ちはイタイほどわかるのだ。
だから、自分以上に彼がドラッグストアやホームセンターに行くことを、経済的事情から非常に恐れていることを付け加えておきます(笑)
まず最初に読んだのが『とまどいのドラッグストアショー』。私は最初間違えて『ドッグストア』と読んでしまったのだけど。
私が中高生の頃には、ドラッグストアなんてものはなく、でも英語のリーダーの時間にはテキストにときたま登場した。先生が「薬屋みたいなもの」と説明されたが「薬屋みたい」の「みたい」という部分のビミョーな違いが非常に気になったものである。最近では薬屋よりもドラッグストアに行く方がだんぜん多いわけだが、その日本での歴史は案外浅い物なのである。
しかし、ティーンの頃、英語の時間に教わった「ドラッグストア」なるものは、若い脳の中で濃厚にインプットされ、「まだ見ぬ憧れ」カテゴリーに分類されていたのである。たとえば、パパイヤ、マンゴー、ヤシの実、クロワッサン、アップルパイなどと共に(ドラッグストア以外、全部食べ物じゃないか!)。無意識に「ドラッグストア=若き日の憧れ」がきっと潜んでいるのだ。そうでなきゃ・・・ドラッグストアであんなに無節操に、かつ剛胆に散財する理由がわからない!
『とまどいのドラッグストアショー』の書き出しはこうである。
ドラッグストアが大好きである。
買う物があろうがなかろうが、一度入ったら結構長い時間楽しんでいられる。女性の皆さんにはけっこう共感していただけると思うのですが。
はいはい共感しますとも!
彼女は同じ商品、たとえばリップクリームでどれを買うか、入浴剤はどれに決めるかというセレクトで多いに悩み、それが楽しくてしょうがない、とおっしゃるのである。
悩むのが楽しい、というのはほとんど鈴木大拙的悟りの境地に限りなく近い。べつやくさんはご自分でも気がつかれないうちに、軽々と禅を極めてらっしゃるのかも(笑)
私は同じ商品で、しかも価格が一緒、という場合には、多いに悩み楽しむ派である。いわゆる主婦派閥に属する。あるいは妙に高価なものを突如買いたくなったりするのは、いわゆるストレス発散なのか、一点豪華主義なのか、そういうものを欲しがる自分を商品棚の前で、延々と分析するのが不思議に楽しかったりする。
そしてドラッグストアにたまに出かけると、たいていは大出費なのである。いつもレジで支払いながら「なぜ!?」と自分に問いかけることが恒例と化している。
「ウール衣類を洗う洗剤が欲しかっただけなのに、この荷物の山と財布の軽さは、一体!?」と、不思議を追求する雑誌『ムー』に特集してほしいくらいのクエスチョンマークを背負いながら、店を後にするのだ。
だから自分を牽制するため、ドラッグストアは月1くらいにしている。・・・あ、もしかすると「まとめ買いしなきゃ」という負荷がかかっているのかもしれないなぁ。
ちなみにH氏もドラッグストアは大好きで、かつ私以上に(きっと)大散財なのである。
しかし彼も家事をするからなぁ。お聡恤ヨ利グッズや、キッチングッズが並んでいたら、そりゃ手もでようというものなので、気持ちはイタイほどわかるのだ。
だから、自分以上に彼がドラッグストアやホームセンターに行くことを、経済的事情から非常に恐れていることを付け加えておきます(笑)