JAZZマンの夫と黒ラブと私(バニラママ)

クスクスからアハハまで。
一人娘のバニラーネが3年半の仏語学留学でパリから帰国 驚くことにカメラマンになっていた 

竹輪の誘惑

2006-04-13 18:38:47 | バニラ

散歩のコースに

ビーグル犬がいる。

いつも表を見てしっぽを振っている。

全身が白髪っぽくなってきているので、相当なお歳のご婦人です。

 

バニラはそのジュリーちゃんが大好きで

その前を通る時は5分位遊ばせて頂いている。 


ジュリーちゃんのおウチはお庭の一角にある

広さは4畳半くらいで、高さは2メートルくらいの

ちょうど牢屋のような感じ(見たことないけど)

その中に木製犬小屋もある  

牢屋には屋根も付いてるし、遊びの台?もあり

小柄なジュリーちゃんには余裕の広さです。 


話は元に戻りますが、バニラはとっても彼女が好き 

うれしくて声まででちゃう キュ~ン、キュ~ン。

ジュリーちゃんも喜び、小屋駆け回る 

 

今日もその家が近づくと、息せき切って走って行きます 


で、手前10メートル位のトコで

お家の人が出てきた。


両手に“竹輪”をぶらぶらさせながら・・・

バニラはジュリーちゃんより、そちらに目が行く

その人はジュリーちゃんにそのまま与えた


まず、1本!


ジュリーちゃんは“タテ笛”を吹くように咥えて2度噛んだ・・

・・・ん?もう食べちゃった

もっと噛まなくていいの?と頭をよぎる


この時点であたし達も小屋の前に着く

その人の左手には残りの“竹輪”がぶらぶら。

バニラをチラッと見て「食べないよね」と一言。

さぁ 困った・・・「バニラ、食べないよね~」とあたし

バニラの目は血走ってる

食べるぅ~ 食べるよ~  ジタバタしてる

バニラ、食べた事ないもんね」再びあたし

食べたいよ~ いい匂いだもん 食べてみたいよ~


でもね~ 1本そのまま与えそうだもの

バニラにはね 何でもちぎってあげてるからそんな大きいのあげたら

地面に捨てちゃうよ、きっと。

なんとしても バニラにあきらめさせなくては

バニラは今日調子がよくないみたいから・・

あっ、そう、ごめんね~」って言って竹輪はバニラの目の前を横切り

ジュリーちゃん パク、パク、ゴクン 


あっという間に消えた竹輪に呆然となったバニラ。 


がっかりしてジュリーちゃんのことも忘れてそのまま通り過ぎました。

バニラ、うそついてごめんね~ 

調子はバリバリいいよね~


でもネ 竹輪捨てちゃったら、ジュリーちゃん達がっかりしちゃうでしょ

 

許してね~~~ 

それにしても美味しそうだったね、こんど食べてみる? 

 

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コメント (6)
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