バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) ペッインディー・バンケン興行はワンヘンが完勝!外国人勢2勝2敗!

2010年08月08日 11時38分55秒 | タイのボクシング
(写真はWBCインタータイトルを防衛したワンヘン)



前日の計量で随分良いガタイだったジェイソンに期待したんですが良かったのは序盤だけでした。ワンヘンはタフかつめっさ打たれ強いですね。彼の良い点はそれかなあ…パンチを浴びたときのジェイソンとワンヘンのリアクションが全然違いましたね。ワンヘンは「四角い顔」で表情全然変わらず、ぐらつきもせず…(汗)今回はタイ人対外人でも相手側がナイジェリア人、中国人、カザフスタン人と人種豊かでしかも実力は皆それぞれありましたから面白かったです。


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  (愚連隊の一言)今タイは雨季なんで日本よりも涼しいです♪


時間が無いので以下興行内容です。

[[ 2010年08月06日(金) ]] ペッインディー・バンケン興行
場所:バンコク北部バンケン区第11国軍駐屯所内特設会場
タイのテレビ7チャンネルでタイ時間午後3時から午後5時(日本時間:午後5時から7時)生中継。

▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約体重120ポンド
メッンガン・CPフレッシュマート(Medgoen Singsurat)(タイ) VS スライマン・アリー(Sulaiman Ali)(ナイジェリア)

元世界王者に対したナイジェリア人スライマンはよくあるムエタイ系選手ではなく、手の甲を前方に向けたガードからパンチを繰り出しそこそこガードもしっかりした本格派。時に繰り出す左ストレートはけっこう威力があってメッンガンがよろめく場面も。メッンガンのボディーへのフック攻撃をひじでけっこうガードしたりしてて「これはけっこう面白そうかも…」と思ったんだけど、乱打戦に持ち込んだメッンガンの耐久力とパンチを繰り出すに従い薄くなるガードで被弾が多くなり、5Rにメッンガンの左フックをジョーに受けてスライマンがダウン。そこは立ち上がったもののロープに詰められ、最後は顔のまん真ん中に右ストレートを食らってダウンしたところでレフェリーが試合をストップしました。あんなに綺麗に顔面の真ん中に入るのも珍しい。


  メッンガンが5R1分04秒TKO勝ち


▼第2試合: WBCインターナショナルフライ級暫定王座タイトルマッチ
暫定王者:ワンヘン・ガイヤーンハーダオジム(Wanheng Menayothin)(タイ) VS ジェイソン・ロトニー(Jayson Rotoni)(フィリピン)

出だしは両者足を使っていい動きのボクシング。中でジェイソンの積極的なパンチがワンヘンのボディーを中心に狙ってきます。ちょっとボディーにパンチが偏りすぎなジェイソンは上のガードが疎かになったところにワンヘンのパンチを食いますが、特に3R以降はワンヘンの右ストレートのヒットが増え、逆にジェイソンのフックがどんどん大振りになって精度・命中率が落ちます。この辺で「ああ、こりゃ駄目だ…」って感じになってしまいました。4Rの途中集計で39-37でワンヘンが2ポイント優位。



<ジェイソンのパンチが入ってもワンヘンは揺らがない>


ホントワンヘンのいいパンチを受けるとジェイソンは状態がぐらついていかにも「危ない!」って感じになるんですがワンヘンはぐらつかない、後退しない、「四角い顔」の表情が変わらない(おいおい)。8R途中集計になると79-73、78-74、79-73と差が開きます。
結局ワンヘンは終盤までガードが下がらず11Rに流したものの、10R終盤・12Rのジェイソンの攻撃にも負けずに打ち合って判定は117-111、116-112が2人のUDで防衛しました。ホント危なげないって感じ。ムエタイで鍛えているせいもあって打ち合いに対する耐性は半端じゃないですね、ワンヘン。ただ押していても倒しきるパンチが無いのがなあ…


  ワンヘンがUDで判定勝ち



▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、契約体重135ポンド
セーンペッ・パタナカーンジム(Sangpetch Patanakan Gym)(タイ) VS Zhi Xiang Jiang(中国)

あんまり中国人選手にいい印象がなかったんですが今回参戦のZhiは基礎のしっかりしているボクサーでパンチの当て勘もまあまあ。逆にセーンペッのボクシングはトリッキーな動きを見せたけどただそれだけ。2RにはZhiのワンツーが綺麗にはいってセーンペッがダウン。



<Zhiはロープに詰めて容赦ない攻撃>


3RもZhiの攻撃はやまずロープに押し込んでの連打!ここでパンチを浴びたセーンペッが

  まるで糸の切れたマリオットみたいに垂直に落ちるダウン…(汗)

これでレフェリーが止めるかと思ったんですがカウント8で立ち上がって続行。このラウンドはゴングに助けられたものの続く4R、セーンペッの起死回生を狙った大振りパンチをかわしてパンチを入れたZhiの左フックが綺麗に入ってダウン…


  Zhiが4R0分41秒TKO勝ち。



▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、契約体重120ポンド
ゴーン・キェップラチャー(Kong Kiatpracha Gym)(タイ) VS サーナッ・サーディヤノフ(Zhanat Zhakiyanov)(カザフスタン)

カザフスタンからの刺客サーナッは2試合の契約でタイに滞在しているカザフスタンの本格派ボクサー。相手のゴーンはあたしの知り合いがマネージャーのボクサーですが記憶にあるのは昨年メッンガンに強烈なボディーフックで死んだようにダウンしてしまった試合の印象…



<カザフスタンから参戦したサーナッ>


発達した筋肉から繰り出す力強い左右のフックで攻めるサーナッ。ゴーンもワンツーは少なくフック系で打ち合いに。しかしサーナッのパンチの入ったときの音がやっぱり「重い音」がします。
試合は2Rにサーナッがロープに詰めて連打でまずダウンを奪い、立ち上がったゴーンを今度はコーナーに追い詰めて2度目のダウン。3度目のダウンは連打を受ける中ヒットが無かったのにもう力尽きた感じでゴーンが崩れ落ちました。(涙)





  サーナッが2R1分44秒TKO勝ち。


▼第5試合:
コムペッ・ツインジム(Kompetch Twins Gym)(タイ) VS アムナーッ・パタナカーンジム(Amnart Patanakan Gym)(タイ)

知り合いのマッチメーカーが用意した第5試合。コムペッがどんな選手かと思いきや…

  大振りすぎるパンチばっかりで駄目駄目じゃん…(汗)

コムペッの左フックに速いいいものがたまにありましたが概ね大振りでそれをすかしてパンチを入れるアムナーッのペース。2Rはいきなり双方フェイントの掛け合いからアムナーッの左が入ってコムペッが1回目のダウン。ここを立ち上がったものの今度は連打を浴びて2度目のダウン。そこも立ったのは偉いんだが、完全後先考えぬ特攻ファイトで前に出るコムペッツ!(汗)これでロープにまで追い詰めたんだけどそこまで。しのいだアムナーッの反撃を受けて左フックを食らったところで3度目のダウン。ここでレフェリーが試合を止めました。


  アムナーッが2R1分37秒TKO


終わってみれば今回は外人勢が2勝2敗(フィリピン&ナイジェリアが負け、中国とカザフが勝ち)という結果に終わりました。今回のカザフのサーナッも自国で相手が中々いないのでタイまで来たようですが、タイではまだまだそういう選手の参戦は大歓迎なので日本でもご希望の方がいらっしゃったら大歓迎です♪


おっと最後のこの日の綺麗どころです♪



やべえ、マジに可愛いなあ、おい…(汗)


ではまた


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