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バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

口出し無用、子離れ必要

2009年11月01日 | 日々の出来事
幼児グループは母子通所なので、バンビに対して私がついあれこれ口で指示してしまうことが多かった
個別の時も 新しく代わったばかりで経験の浅い先生ってこともあって、バンビの扱いにも慣れてなく、もどかしくてつい口を出してしまっていた。

まぁ、要は”うるさい親”なんでしょう。自覚はあるけど...。
この前「お母さん、うるさい。」って元担当の先生に言われて、その言われ方にちょっと凹んだけどね。

そして、新しい先生にも
「就学を考えると、バンビくんがお母さん以外の人の指示で動けるようにしていった方がいいと思うので。」と言われたんだけど、それはもっともだと思ったので、今後療育では 私は黙ってバンビと先生を見守ることにしようと思う。

確かにバンビを思うあまり熱くなって、必死になっていろいろ言い過ぎてたと反省。
もう今の年齢では それはかえってバンビのためにならないってよくわかる。

ただ、どうしても親だからこそわかる”バンビの扱いのツボ”みたいなものはあるし、それは今後も先生に伝えていこうと思うけど。

それにしても、何だって ものは言い方次第ですな。
というわけで、私もそろそろ子離れを考える時が来たようです。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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就学相談④-経過報告

2009年11月01日 | 就学に向けて
9月末に受けた集団観察の結果が10月上旬に出たんだけど、特別支援学校と特別支援学級どちらか判定がつかないので「継続相談」という結果になった。
正直言って予想外だったので、その時は軽くショックだった。

でも、話を聞いてみると、要は集団観察の時のできが悪かったってこと。
まぁ、実力といえばそれが実力なのかもしれないなぁ と思う節もあり...。

で、特別支援学校と支援学級の両方を 学務課の方同行で本人に体験させて、その様子を見て改めて判断したいという話をされた。
まぁいろいろ体験させて、バンビにいちばん合った環境を探すことに労は惜しまないつもりだから それはぜんぜんOK。

ただ、支援級はどこも家から遠く、2つの学校のどちらが良いか決めかねていたので、両方体験させたいと言ったら、1校しかダメとのこと。
(まぁ、受け入れる方も大変だろうから無理もないのかもしれないけど。)

それでは事前に私が見学をさせてもらった上で決めたいと言ったら、それはOKになり、で、A小学校、B小学校それぞれに窓口の先生を紹介してもらってコンタクトを取ったんだけど、これがあまりにも対応が違う。

Aは校長の許可を取ってからとか、当日も副校長に挨拶してから来てくれとか 割と形式的。まぁ、キッチリしていて良いのか?

Bは”いつでもいいですよ”と即決。逆に”いいの?”ってちょっと拍子抜け。
実はこの先生、集団観察の時バンビを直接見てくれた先生で、見た目ちょっととっつきにくいカンジがして、苦手意識を持っていたんだけど...人は見た目じゃないのか...。

実際言ってみたら、Aはその窓口の先生がやたらに怒鳴る。
まぁ、子どもによって指導の仕方は使い分けている風ではあるけど(やさしく言われてる子もいたので)でも、その分やられる子は怒鳴られまくり。
聞いていて気分のいいものではない。

何かの行事の前だったり、出張で不在の先生もいたりして、イレギュラーな体制であるせいなのかもしれないけど、それにしても指導に熱が感じられないし、子ども達もあんまり楽しそうなカンジがしない気がした。

でも人数とスペースの関係等はちょうどいいカンジで、雰囲気は落ち着いていた。
立ち騒ぐ子もいないし、みんなちゃんと話しているし、レベルは結構高そうな印象。物理的にはここの方が通いやすいし、いいかなとも思ったり。

で、一方のBは 先生と補助員や講師の方等人手がたくさんあったせいもあるかもしれないけど(ちなみに来年は減る予定らしいのだが)和気あいあいとした雰囲気で、若い先生がキビキビしていたし、私に対しても気を配ってくれて感じが良かった。

Aより人数が多くスペースが狭いので、教室をカーテンで仕切ってグループ学習をしていたりと先生の苦労が伺える。
まぁ、どこも一長一短あって、100%完璧ってところはないのは仕方ない。

で、中休みにその苦手にしていた先生がいろいろ話をしてくれた。(ほんとに意外にいい人だった。)
ただ、「6年間で自主通学をすることを考えたらうちよりA小学校の方が良いと思う。」とか、「本人のためを考えたら支援学校の方がいいんじゃないか。」とか、すごく親身に考えてはくれてるんだけど、暗に”うちに来てもらっても”という軽い拒絶が感じられる。

うーん、学校はBがいいと思うけど、Bの先生が受け入れてくれないんじゃ入れないよー。
学務課が認めても、最終的にはその学校の先生の判断なんだよね。

園のOBで、親のひいき目ナシにバンビよりもっと言葉や運動面で課題のありそうな子でも支援級に就学してるんだけどなー。まぁ、B校じゃあないけど。
学校によって、っていうか先生によって判断は違うんだろうか...。
しばらくは悶悶として かなり凹んでいた私。

で、後日特別支援教育のシンポジウムに出席したら、そのBの先生がパネリストとして話をしていてびっくり。
それを聞いてよくわかったんだけど、Bの支援級は21人中普通級から移ってきた子が6人もいるらしい。いまや療育手帳も取れない(つまり障害とは言えない)けど、普通級ではうまくいかなくてやってくる子がとても増えているんだとか。
だから 在籍している生徒の能力にものすごく幅があって、対応に苦慮しているらしい。
 
確かにAでもBでも、先生の指示(言葉)だけでみんなちゃんと対応できていて、支援級もレベルが高いなぁと思わせられたっけ。

そう言う中で仮にマンツーマンで声掛けしたりとか何かしらフォローが必要な子が入ってくると、それだけ手を取られるので学級の運営が難しくなるという話だった。

要はバンビはそういう子だと思われてるから拒否されてるわけなんだろうけど、実際のところどうなんだろうなぁ?と思って、幼稚園の先生に聞いてみた。
そしたら、確かにイレギュラーなことだと見通しが立たないから行動に時間がかかるしフォローも必要だけど、毎日繰り返しているようなことで5,6人の小集団の活動なら特に問題ないという話。

うーん、ここは1つ 頑張ってみようよ、バンビ。

別のパネリストの先生が言ってた言葉。
「進路を決めるにあたってはすごく悩むだろうけど、悩んで出した結論は後悔しない。」
学校がすべてじゃない。それに、学校はほんとにダメだったら変えられるんだし。

いろいろすごく悩んできた数ヶ月だけど、目指す方向は今はっきり定まった気がするな。達成できるといいなぁ。

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最後の運動会

2009年11月01日 | 日々の出来事
運動会とバザーの準備に追われてブログの更新をさぼっているうちに、あっという間に11月になってしまった...

で、その幼稚園の運動会、例によって近くの都立公園で行われました。
毎年絵本の中からテーマが決まるんだけと、今年は「ブレーメンの音楽隊」

しかも今年は年長さんのダンスの時にクラスカラーのTシャツを着るよう指示があり、恒例のママ達お手製Tシャツ(プリントしたり、刺繍したり、手描きしたり)もカラフルで華やか
ちなみにバンビはぶどう組で、クラスカラーは緑。
手持ちの黄緑のシャツに絵本の1シーンをプリントしたTシャツを用意しました。

肝心のバンビは朝から何故かテンションが低く、何が気に入らないのか最初のディズニー体操は隣の年少さんと二人まったく動かず、静止画状態。(ビデオいらんやんけ

でも年長のリレーはバンビペースながらちゃんと走りきり、綱引きも立ち位置が変わると一人反対に引っ張ったりしていたものの(これも空間認知の弱さなのかな?)一応普通に参加してたので一安心。


午前の最後の演目、年長は”「展覧会の絵」(クラッシックです)の曲に合わせて「天地創造」をイメージした踊りを「ブレーメンの音楽隊」のキャラクターになって踊る”という、大人が聞いても”何じゃそりゃ?”というダンスを踊ることになっていたんだけど...

出番直前になってバンビが 一番で出たいと言ってゴネだし動かない
他の子に「バンビは後ろだぞ!」とか言われてるし、順番が違うとお友達が泣き出しちゃうし...どうなることやらと親はハラハラ。

でも、そこは先生 慣れたもので、取りあえず先頭にバンビを並ばせたものの、曲が始まったらリーダーの子をスタートさせて、本来のバンビの順番にバンビを入れて送り出したら、意外とすんなり動き出し丸く納まった。あー、良かった。

最近時々こーいう妙なこだわりを強く主張することがあって手を焼かされる
でも、一応(可能な範囲で)一度バンビの気持ちを組んで受け止めてやると、それで満足するのか(ごまかされるのか)長くゴネ続けることはないんだけどね

お昼に雨が降ったものの、午後のスタート時間になったらまた晴れて、いよいよ恒例 年長の仮装の時間
公園内にあるステージで、一人ひとりが”なりたい夢”の姿になってみんなの前で披露する
男の子は野球やサッカーの選手とかも多いけど、絵本の世界の主人公だったり、侍や竜になった子もいたし。
女の子はピアノの先生とかケーキ屋さんの他に、妖精とかもいてみんなすごく可愛かった

バンビはもちろん?ゴルファー
遼クンみたいに真っ赤なパンツをユニ○ロで調達。背景のゴルフ場の絵は、オットが二晩かけてシーツに描いたもの。
「○○(名前)です。ゴルファー(に)なります。」と言ってから、自分でティーをセットし、ショットを披露。無事前に球が飛んで、大成功でした
 

終わってからも、「上手だったね。カッコ良かったよ。」とたくさんの人に褒めてもらえて、バンビはとっても得意そう
なかなか衣装を脱ぎたがらなかったくらいだから、すごく嬉しかったんだろうな。
それって本人にとっては とっても大きな自信になったと思う。良かったね、バンビ

こうやって1つひとつイベントが終わっていくことは ほっとするんだけど、もうこれが最後かと思うと寂しいようなせつないような そんな気持ち。
でもとにかく無事に終わってほんと良かった。先生方、たくさんのボラさん、ありがとうございました。
仮装に向けて頑張った年長ママ達、お疲れ様。子ども達も親もみんな、楽しかったねー

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