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バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

祝・子育てマップ完成!

2008年03月17日 | お気に入り&おすすめ
区とNPO法人との協同事業である「子育てマップ」の作成。
委員として参加して1年。ついに、完成いたしましたー! 万歳~!

B5版・88ページの大作(?)です。
自画自賛だけど、これもらったら母親としては絶対嬉しいと思う。
5年前にこんなのあったらなぁ~。

Web版もあるので、どこに住んでるかバレちゃうけどこの際だから公開しちゃおう。
子育てマップ(Web版) → http://www.k-childnet.com/kosodatemap/index.html

ちなみに区内の方、最寄りの児童館で無料でもらえます。部数に限りがあるから、お早めにー。

あ、もちろん冊子もWebも実際に制作に携わったのはNPO法人の方々です。
私達委員としては 「どんな情報が必要か・どんな情報を伝えたいか・どう表現するか」を母親の視点で意見を出し合ってまとめていったのと、公園や児童館、店舗、歯科医院の現地調査が役割だったのだけど。

それでも1年間とっても忙しかったし、時には ”何でこんな大変なの引き受けちゃったんだろう?”と思ったことがないでもない。

ただ、そんな中でメンバーとはいい交流ができたし、「子どもの発達に悩んだら」というコラムの原稿を書かせてもらったことで、定型発達じゃない子どもの親として参加した役割も果たせて良かったと思う。

何より自分達ががんばってやってきたことが1つの形になって陽の目を見るって、すごーく嬉しいことだなぁと改めて実感。
そして、このマップを手にしたママさん達が、子どもを連れてお出かけするのに少しでも役立ったらもっともっと嬉しいなぁ。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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旅立ちの時

2008年03月17日 | 成長記録
日曜日、幼児グループの修了お祝い会があった。バンビはこれで4回目。

子ども達はそれぞれのグループに分かれて、小さい子から順に活動発表をする。
3才未満のチビちゃん達は、母子活動を通じて母親への愛着が芽生えることを目指すので、おんぶして登場したり、離れたところから名前を呼んで胸に抱きとめたり。

そうそう、バンビは最初の年は歩けなかったし、2年目の頃はまだ私が呼んでも他のお母さんのところに行っちゃうようなカンジだったっけ...。(今の愛着がウソのよう)
と、思うと過去の自分とバンビの姿が思い出されて懐かしくなる。

次のグループは、母親と二人で電車になって登場(ユア・ペースで歩く)
2つの遊びのうちどちらかやってほしいことを選択し、それを伝える。それは同時に楽しさを親と共有することでもある。
最後は子ども達もお母さんも全員つながって、長い電車になって退場。
言葉でいうと簡単だけど、人に合わせることができるようになるって、この子たちにとってみたらすごい成長なんだよねー。

で、バンビが活動してきたグループの発表は剣道(?)で、”指示に従って行動する”ということがテーマ。

「あそこに剣があるから、ママの分とバンビの分と2本持ってきて。」と持ってこさせ、着席するように指示。
その後1組ずつ出てきて、母親が出した剣に子どもが”やぁ”と打ち込み。
最後は母親が一列に並んだところを、”えい!えいっ!”と打ち込みしながら退場。


バンビは出番が最初で、剣を2本以上持ってこようとしたりしたけど、その後はちゃんとできたし、声は練習の時ほど出てなかったけど、最後はちゃんと両手で打ち込めたし。
まぁ、とにかくよくがんばったと思う。

年長さん達は、みんなで歌を歌ったり、大なわ跳びを10回飛んだり、それぞれに活動の成果を披露していた。
思えば私はこの子達が年少の頃から一緒に療育受けてたわけで、みんなの成長ぶりにほんとに感心したし、彼らがもう卒業していくことを思うと感無量というカンジ...。

今年1年バンビを担当してくれたM先生が諸般の事情により退職されてしまうので、最後はもう涙があふれて困った。
バンビ自身は今日の”さよなら”がいつもの”さよなら”と違うことをわかってないと思うけど...。

このブログはM先生ご自身も読んでくれているので、あんまりいろいろ書くと気恥しいのだけど
私の娘でもおかしくないくらいの若い先生が(うっ、年がバレる...)、経験が少ない分を熱意でカバーしてくれて、それがほんとにこの1年ありがたかったし、頭の下がる想いだった。

確かに、経験豊富な先生は頼りがいもあって良いだろうけど、親にとっていちばん嬉しいのは、まず「気持ちに寄り添ってくれること」なんだとこの1年を通じて痛感した。
はっきり言ったら”赤の他人”である人が、自分達親子のことをこんなにも真剣に見守って・考えてくれるんだと思うと、それだけでどんなに心強かったか。
母親のほとんど愚痴のような話を聞いてもらえる存在があるだけで、どれだけ癒されたか。
特にM先生はPWSのことにもとても関心を持ってくれて、もっと勉強したいと言ってくれたのが嬉しくて、そんな風に思ってくれる人がいるんだというのはほんとに私の心を強くしてくれたと思う。

バンビも今ではM先生のことを「自分の先生」だとはっきり意識しているし、できればこのまま先生には幼児グループにずっといていただきたいと思うけれど...。
先生のもっと勉強したいという想いはわかるし、引きとめる言葉でもしM先生の人生が変わってしまっても責任は持てないから、「人生一度きりだから悔いのないように。(でも若いうちならいくらでもやり直しはできるけどねー。)」ということだけ伝えられたらと思ったりする。

まぁ、それはともかく...
いま1つのシーズンが終わって、それぞれがまた新しい季節に向けてスタートしていくんだねー。あー、春だなぁ。

 M先生、ありがとう。

メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
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