バンビが生まれた3年半前、プラダー・ウィリーに関する情報は今ほど多くはなかった。
個人のホームページやブログがいくつかと、あとは医療関係の(素人にはわかりにくい)サイトや専門書が少し。
前にも書いたかもしれないけど、バンビがPWSと告知されてから、私は毎日情報を探してパソコンの前に噛りついていた。深刻な症状を目にしては絶望的な気持ちになって泣いていた。そういう私を見てオットは心配して”もうやめたら。”と言っていたけど...。
親の会のことも存在を知ってすぐに連絡を取った。入会の手続きを取る前に一度交流会に参加させてもらったのだけど、最初から入る気持ちは固まっていた。
何でもいいから知りたかった。PWSって何なの?PWSの子どもはどうなるの?PWSの親はどうしているの? 私はどうしたらいいの?
頭の中は”?”だらけ。答えてくれる人がほしかった。
確かに入会してから尋常でない太り方をしているPWS児ご本人の姿を見て、正直ショックも受けたし、いろいろなトラブルの話を耳にしては不安と絶望に押しつぶされそうになったのも事実。
それでも、何か1つでも情報がほしい、我が子のためにプラスになることがあるなら知りたい。そっちの気持ちの方が強かったので、くたくたしたバンビを連れて交流会にも出かけて行ったし、先輩ママさんに個別に連絡をして話を聞いたりしたこともあった。
ただ、これも人それぞれ性格なんだと思う。
生まれた我が子が障害児だった、それも聞いたこともないような何だかとっても大変そうな障害を持って生まれてきてしまったという事実は、誰だってそう簡単に受け入れられるものじゃない。
悲しくて悲しくて、何もしたくない、何も考えたくない。私にだって引きこもり時期があったからよくわかる。
だけど、元々の私の性格が、理不尽なことに黙ってられないとか、常に何か行動していたいとかで、だからまぁ結局今のこういう私に落ち着いたってことなんだろう。
今は当時と違って、親の会に入らなくてもネットで情報が拾えるようになったし、他のお母さんと交流だってできる。我が子のためにできることは増えたと思う。
それじゃあ親の会に入るメリットって何だろう?
”特にメリットないなら入る必要もないじゃない。”それも1つの考え。否定はしない。
ただ、これは私も最近わかってきたことだけど...
親の会って、入っているのはみんな自分と同じ ただのPWSの子の親。スタッフとして会のために働いてくれてる人に特別手当があるわけでもなく、すべてボランティア。本来立場は同じで一方的にgiveする立場もtakeする立場もないはず。
ただ、我が子のため(だけ)に動くか、我が子を含めたPWSの子みんなのために動くか、そういう気持ちがあるかないかその違いだけ。
そりゃできたらPWSの子みんなのために、自分ができることがあるならやりたいけど。でも私に何ができる? 我が子を育てるだけで大変だし、忙しくてそんな時間もないし。
まぁ大体みんな(自分も含めて)そんなカンジかな、きっと。
でもそれでもやっぱり、PWSの子みんなのためになるように何かしたい・何かしようっていう気持ちがあるかないかは大きく違うと思う。それが今じゃなくても、1年後でも5年後でもいい。
1人でできることは小さいけど、みんなが力を合わせればもっと大きなことが動かせたりするはず。みんながtakeするだけじゃなくて、他の人のために自分ができることはgiveしようって気持ちがあれば、”みんなのため”は、結果的には”我が子のため”になる。
個人のホームページやブログがいくつかと、あとは医療関係の(素人にはわかりにくい)サイトや専門書が少し。
前にも書いたかもしれないけど、バンビがPWSと告知されてから、私は毎日情報を探してパソコンの前に噛りついていた。深刻な症状を目にしては絶望的な気持ちになって泣いていた。そういう私を見てオットは心配して”もうやめたら。”と言っていたけど...。
親の会のことも存在を知ってすぐに連絡を取った。入会の手続きを取る前に一度交流会に参加させてもらったのだけど、最初から入る気持ちは固まっていた。
何でもいいから知りたかった。PWSって何なの?PWSの子どもはどうなるの?PWSの親はどうしているの? 私はどうしたらいいの?
頭の中は”?”だらけ。答えてくれる人がほしかった。
確かに入会してから尋常でない太り方をしているPWS児ご本人の姿を見て、正直ショックも受けたし、いろいろなトラブルの話を耳にしては不安と絶望に押しつぶされそうになったのも事実。
それでも、何か1つでも情報がほしい、我が子のためにプラスになることがあるなら知りたい。そっちの気持ちの方が強かったので、くたくたしたバンビを連れて交流会にも出かけて行ったし、先輩ママさんに個別に連絡をして話を聞いたりしたこともあった。
ただ、これも人それぞれ性格なんだと思う。
生まれた我が子が障害児だった、それも聞いたこともないような何だかとっても大変そうな障害を持って生まれてきてしまったという事実は、誰だってそう簡単に受け入れられるものじゃない。
悲しくて悲しくて、何もしたくない、何も考えたくない。私にだって引きこもり時期があったからよくわかる。
だけど、元々の私の性格が、理不尽なことに黙ってられないとか、常に何か行動していたいとかで、だからまぁ結局今のこういう私に落ち着いたってことなんだろう。
今は当時と違って、親の会に入らなくてもネットで情報が拾えるようになったし、他のお母さんと交流だってできる。我が子のためにできることは増えたと思う。
それじゃあ親の会に入るメリットって何だろう?
”特にメリットないなら入る必要もないじゃない。”それも1つの考え。否定はしない。
ただ、これは私も最近わかってきたことだけど...
親の会って、入っているのはみんな自分と同じ ただのPWSの子の親。スタッフとして会のために働いてくれてる人に特別手当があるわけでもなく、すべてボランティア。本来立場は同じで一方的にgiveする立場もtakeする立場もないはず。
ただ、我が子のため(だけ)に動くか、我が子を含めたPWSの子みんなのために動くか、そういう気持ちがあるかないかその違いだけ。
そりゃできたらPWSの子みんなのために、自分ができることがあるならやりたいけど。でも私に何ができる? 我が子を育てるだけで大変だし、忙しくてそんな時間もないし。
まぁ大体みんな(自分も含めて)そんなカンジかな、きっと。
でもそれでもやっぱり、PWSの子みんなのためになるように何かしたい・何かしようっていう気持ちがあるかないかは大きく違うと思う。それが今じゃなくても、1年後でも5年後でもいい。
1人でできることは小さいけど、みんなが力を合わせればもっと大きなことが動かせたりするはず。みんながtakeするだけじゃなくて、他の人のために自分ができることはgiveしようって気持ちがあれば、”みんなのため”は、結果的には”我が子のため”になる。