closed×

sorry.

有名クリニックへGO。

2007年05月15日 08時39分17秒 | 日常
近隣の県の、不妊治療では有名なクリニックへ「話だけでも聞いてみようか。」位の気持ちで行ってみました。
きっかけは「臨床数も妊娠率も他よりいいし、何か違い(他ではやっていない事)があるかも知れないから。」と夫が言い出した事。
私は既に体外(顕微)受精まできているし、着床は今の医療ではどうにもならないんだから、どこで治療しようが変わらない・・・と思うし、そう説明したけどね。

クリニックの院長の話では、やはり治療自体には差はなく、そのクリニックでは他との差別化について
1:受精卵の状態を良くする(Gを上げる)事で育つ力を高める。
2:子宮の状態を良くして着床率を上げる。
の2つに力を入れていると言ってました。その為に最新の培養液を用い、技術面に優れたスタッフを登用している・・・と。
不妊治療関連の本などでもよく書かれている事だから、体外受精まで進んでいる人はご存知と思うけど、治療の流れや方法は確立されたものが既にあるので、病院によって酷く差があるという事はないです。ただ、技術面。つまり、治療を施す側の実力(簡単に言えば、腕)があるかないか。あとはその差しかない、というのが今のところの限界なんです。院長もそこのところを強調していて、自分のクリニックは技術力がある・・・と言いたい訳。
でも着床についてはメカニズムがはっきり解明されていないんだし、受精卵のGが低くても妊娠する人は沢山いる。・・・だから結局は自分に合った、自分が望む治療を受けられる病院を、自分で選ぶしかないですね。

そこはほんとに有名なクリニックなので、東京や大阪ナンバーなどの県外車が沢山ありました。みんな頑張ってるんだなぁ…。
ちなみに治療費は細分化されていて、一応何に幾らと明記されたパンフを貰ったけど、どれもオプション、オプション。最終的にはかなりな金額になると思います(笑)。
設備は綺麗で整っていて、ここで治療を受ける事自体がステイタスみたいになってる気がしました。
院長は自信に溢れた感じの人で、確かに頼もしいと思える人でした。だけど、そこで治療を受けたいと思う程の違いは私には感じられなかったし、話を聞きに行って良かったとも思わなかったです。