さよなら (;_;)

昼過ぎ、カーショップから電話。
「今からお車を取りに行きたいと思いまして・・・。」
ガーン！何の前触れもなく、突然、これから代車を持ってくるという。最後にどこか、思い出の場所や、行きたい所までドライブして、それからと思っていたのに。まだもう少し乗りたかったのに。
電話からほどなく代車に乗った営業マンが到着。愛車WINGROADと、代車CHASERを入れ替えて乗り去っていきました・・・。
前にはSKYLINEに乗っていたし、MARK-Xとかが好きだと話していたから、気を使ってCHASERを用意してくれたみたいで、それは確かに嬉しいんだけど、いきなり愛車を持って行かれた悲しみは大きい。思わず
「車検が済んだら、持ってきてもらえないかなぁ。」
と言ってしまいました。
駐車場から見えなくなった時、もうあの車には乗れないんだ～と思うと涙も出たりして。WINGROADに乗っていた期間に、私の人生では一番大変な事と、一番幸せだった事があったから、その思い出を乗せた愛車に、二度と乗る事はないんだなぁ・・・。
新しい車はラウム。フォルムも色も全く違うし、なによりラウムみたいな女性好みの車には今まで乗った事がないので、楽しみと言えば楽しみなんだけど、WINGROAD程タイプではないしなぁ。
でも今までの自分とはイメチェンしよう！過去はきちんと思い出にしよう！ と思ったから車も買い変えたんだもん。前向きに行かなきゃ！

写真は代車CHASER。昔デートした相手が乗ってたな～(笑)。

有名クリニックへＧＯ。

近隣の県の、不妊治療では有名なクリニックへ「話だけでも聞いてみようか。」位の気持ちで行ってみました。
きっかけは「臨床数も妊娠率も他よりいいし、何か違い(他ではやっていない事)があるかも知れないから。」と夫が言い出した事。
私は既に体外(顕微)受精まできているし、着床は今の医療ではどうにもならないんだから、どこで治療しようが変わらない・・・と思うし、そう説明したけどね。

クリニックの院長の話では、やはり治療自体には差はなく、そのクリニックでは他との差別化について
１：受精卵の状態を良くする(Ｇを上げる)事で育つ力を高める。
２：子宮の状態を良くして着床率を上げる。
の２つに力を入れていると言ってました。その為に最新の培養液を用い、技術面に優れたスタッフを登用している・・・と。
不妊治療関連の本などでもよく書かれている事だから、体外受精まで進んでいる人はご存知と思うけど、治療の流れや方法は確立されたものが既にあるので、病院によって酷く差があるという事はないです。ただ、技術面。つまり、治療を施す側の実力(簡単に言えば、腕)があるかないか。あとはその差しかない、というのが今のところの限界なんです。院長もそこのところを強調していて、自分のクリニックは技術力がある・・・と言いたい訳。
でも着床についてはメカニズムがはっきり解明されていないんだし、受精卵のＧが低くても妊娠する人は沢山いる。・・・だから結局は自分に合った、自分が望む治療を受けられる病院を、自分で選ぶしかないですね。

そこはほんとに有名なクリニックなので、東京や大阪ナンバーなどの県外車が沢山ありました。みんな頑張ってるんだなぁ…。
ちなみに治療費は細分化されていて、一応何に幾らと明記されたパンフを貰ったけど、どれもオプション、オプション。最終的にはかなりな金額になると思います(笑)。
設備は綺麗で整っていて、ここで治療を受ける事自体がステイタスみたいになってる気がしました。
院長は自信に溢れた感じの人で、確かに頼もしいと思える人でした。だけど、そこで治療を受けたいと思う程の違いは私には感じられなかったし、話を聞きに行って良かったとも思わなかったです。

もうすぐ車検(>_<)

私の今の車は４台目。
軽→普通車→軽→普通車と乗り継いできて、一時期、夫の車(スカイライン)に乗っていた事も。でも買い物中心に近距離しか乗らないから、すぐやめたけど×
これまで乗ってきた車は、なぜか全部同じ系統の色(笑)。特別こだわってないのに、気に入った♪と思うとその色なんです。で、今の車は、わりと目立つ＋あまり走ってない＝知ってる人が見たら、どれも私の車に見えるらしくって・・・。行ってもない場所で見たよ～って言われると、びっくりします(笑)。私の他に、私が認識してる同じ車は３台。見分けるポイントは窓。
今月末で車検が切れるＭｙ Ｃａｒ。とっても気に入っていて愛着もあるんだけど、いかんせん１１年物。１０万キロ超だし、エンジンも弱ってきてる。買い換えるかどうかで迷ってます。
スライドドアの車にしたいと思って、シエンタ、ラウム、モビリオ辺りを狙って(もちろん中古で)探してはいるんだけど、人気もあるし、値段も下がらない。出会いがなければ車検通してしまう？って感じですね。
交通の便が良くない島根で車は必需。ほぼ毎日乗るからには気に入った車を運転したいですよね。週末は車探しになりそうです。

改めまして |^▼^|

不妊治療中心に綴ってきたブログですが、ただ今、治療お休み中＆今後が未定・・・の為、お出かけ日記も登場させる事にしました。
タイトルも改め、行けるとこまでお出かけしよう！という意味と、行けるとこまで治療してみる？という意味で、『行けるとこまで』に。
とは言え、内容は・・・これまでとあまり変わらないかも？

日曜は母の日ですね。私は(夫の)ママに澤井珈琲からコーヒーと紅茶のセットを送りました。ママも義妹もコーヒー好きなので、去年に引き続き澤井。
ところで、澤井のカフェは私達夫婦が割とよく行く喫茶のひとつです。セットメニューにボリュームがある事と、値段が手頃(というか、ボリュームに比べたらリーズナブル♪)な事。それからコーヒーは２杯目まで頂けて、紅茶はポットでサーブしてくれるところもお気に入り◎　好みのケーキを選べるのも楽しい。
ん～、全席禁煙になると更に嬉しいんだけどなぁ・・・。
紅茶用に新しくポットを購入したので、今度行ったら自分用の紅茶葉を買いたいと思います。

と、こんな感じで綴っていこうかなって思ってます。

(無題)

図書館で見つけた、家田荘子の『産めない女に価値はない？』という本を読みました。
これは家田さんが不妊治療について、治療している人本人の話が聞きたいという事と、治療についての正しい知識と報道を…という事で取材したものをまとめた本で、治療を諦めた人の章があったので読んでみたんです。
読んで思ったのは、本が出たのは８年前なのに、世間の見方も、治療している人の意識も、夫や親族、友達など身近な人達の態度も、病院や医師の対応も、まったく何も変わっていないなぁ…って事。不妊って、やっぱり隠さなきゃならないのかなぁと改めて思ったし、子供がいるってだけで、同性である女性が女性を差別する矛盾はなくならないんだろうと思いました。
それに、治療によるリスクについては覚悟しているつもりだけど、不妊治療って不自然な事なんだな～っていう事も再認識してしまいました。
医療技術が開発され、発達するにつれ、まだやれる、まだ続けられるっていう上限がどんどん先に延びて行く＝治療期間が延びる＝やめられない…という人が増えているというのも凄くわかります。
「次は上手く行くに違いない！」っていう気持ち、凄く、凄くわかります。私だって受精卵がちゃんと育つって事がわからなければ、とっくにやめてたし。「後は着床だけだから。」ってＤＲ.Ｋが言わなくても、問題はそこだって自分でもわかるんだもん。やめる事は自ら可能性を捨てる事だから、そこのところで誰もが迷うんだって、とっても良くわかります。
この後、治療を続けるかどうかについては、まだ答えが出せていません。子供がいる幸せ、夫婦２人で暮らしていく幸せ。比べてもわからないから。

私の支え。

大好きな彼と、どちらからともなく距離を置くようになって連絡を取らなくなったのは、２人の関係に明るい未来を見つけられない私の「このままじゃいけない。」と、彼の、自分より相応しい男がいるはずだから「このままじゃいけない。」とが重なったからでした。
その時も、その後も、結婚する時も。処分するチャンスは何度もあったのに、彼の手が触れたもの、彼が心を込めたものを手放したくなくて、彼がくれた手紙の一部と、指輪が今でも手元にあります。
見慣れた彼の字を見るのは辛いから、手紙を読み返す事はないけれど、指輪は、何かある毎にお守りのように身につけています。
治療で痩せた今では簡単に外れてしまうけど、妊娠してむくんだり、体重が増えたりした時には、きっと丁度良くなるはず・・・そう思って大事に、大事にしています。
私が普通の幸せな奥さんになる事。それが彼の望みで、私も、彼のためにも自分自身のためにも幸せでありたいと、いつも思っています。そして、彼が何より望んでいた子供を産む事。私達２人には叶えられなかった夢だけど、私はその夢を、今も１人で叶えようとしているのかも知れません。
どうしようもなくてメールしてしまった私に、きちんと対応してくれた彼。いつまでも甘えている事はできないけど、彼という存在がいてくれるだけで、私は自分を支える力を得られています。どんな形であれ、彼からは愛を与えられている。それが私の支えです。
ありがとう。