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sorry.

初胚盤胞移植その後。

2007年01月24日 08時29分03秒 | 治療
しばらくブログの更新をさぼってましたが、総括しておく気にやっとなりました。

12月27日の移植後、基礎体温が一度ガクンと下がり、その時点で「 あ、(妊娠は)ないな。」と思いました。それでも基礎体温は変動があるので気を取り直し、薬の服用と、2日に一度の注射には通いました。
薬を飲むと胃が痛くなる事はしょっちゅうで、注射は打った箇所が痒くなるというオマケ付き…。食べ物によるアレルギーも出たりしてました。
7日に出血があり、8日には生理だとわかりましたが、それまでの間、今迄に感じた事のない位のイライラ、むかつき、気分の悪さを体験し、もしかしたらこれまでの2回よりは、一番妊娠に近づけていたのかな…と自分では思っています。

DR.は妊娠に期待してくれていて、基礎体温表を見ながら「 ほんとに生理?きちんと体温上がってるし…」と何度も繰り返してました。私よりも残念がる姿を見ると複雑な気持ちがします。DR.の‘ 妊娠して欲しい 'には2つ意味があると思うから。

今回は自分自身が本当に妊娠する事を望んで受けた移植ではなかった事。これは猛烈に後悔している点で、もう二度と経験したくない出来事です。全く望んでいなかった訳ではないけれど、母親になる事の決心がつかないままでの移植… 妊娠していたら、どういう気持ちになったんだろう?と思います。妊娠しなかった事で、私は冷静さを取り戻せたし、安堵しているのが偽らざる心境です。
DR.は、次は2個の受精卵を戻す事に決めてしまってます。妊娠させたいんだって(笑)。自然に排卵しなくても全面的にサポートできるから、やる気になったら生理がなくても来て…と言ってました。
婦長さんとも採血してもらった時にお話しました。開口一番「 痩せたでしょ?見てわかる位だから。」と仰り、ホルモンの関係で太る方が多いけれど、元が大きいので太るより痩せた方がいいと言われました(笑)。お世辞とはわかっていても「 痩せて綺麗になったじゃない?旦那さんとも益々仲良しになるわよ。」と言って下さり、ちょっと嬉しくなりました(←意外と単純なんです…)。婦長さんは会う度勇気を貰いますが、今回も「 残念だったけど、まだまだ若いし、続けて行く事が大事だから諦めないでね。どうしても駄目だっていうところまで、とことんやった方が後々後悔がないから…。年取ってから、あの時頑張っておけば、と思っても時間は取り戻せないからね。」と励まされました。治療を止めようかと話し合っている私達夫婦は、しばらく悩む事になると思うけれど、あの時…と後悔しないで済むように、今きちんと考えておかなければ、とつくづく思いました。
治療を続けるかどうか迷っているカップルは沢山いると思います。どうか皆さんが、それぞれにとってのベストを見つけられますように!


周期23日目 移植後7日目。

2007年01月02日 19時06分18秒 | 治療
基礎体温 36.20℃…
昨日少し下がったので「 もしや?」とは思ったけど、ここまで下がるとは…。ヒスロン錠剤+ルテウム注射で黄体を補充して高温期を科学的に作っているとは言え、これは低過ぎる。
胸の張り、痛みは全くなく、乳首が敏感になるような事もない。気分の悪さもないし、イライラも勿論ない。あれほどなかった食欲は、逆に戻りつつある。
昨日から頭痛がして、寒気もする。前回このパターンで駄目だったから、恐らく…。
それでも結果として出た訳ではないから、やるだけはやったと後悔しないよう(ただ、それだけのために!)最後のルテウム注射に行き、無駄かもしれない薬をきちんと飲む。

12月27日の移植以来、今日までに夫には思う事を話せたと思う。
1. 今回はあまり妊娠に積極的な気持ちになれないままでいる事。
2. 気持ちが不安定だから、家事を手伝う気遣いを見せて欲しい事( 実際にやってもらう事は殆どないけれど、手伝う事はない?何かやろうか?と聞いて欲しい事 )。
3.妊娠できたとしても、妊婦検診や母親教室など面倒な事が待っているかと思うと気が滅入る事。
4.出産できたとして、その後の子育てに全く自信がなく、他のお母さん(殆ど私よりは、うんと若いだろう)と上手くやる自信もない事。
5.マタニティブルーや育児ノイローゼになる可能性が高い(と心配している)事。
などを伝えておきました。
たった2ヶ月前の体外受精の時には、結果が妊娠である事をあんなに素直に望む事ができていたのに、この2ヶ月で一体何が変わってしまったんだろう?自分でもわからないのだから、夫はもっと 戸惑っているに違いない…。
そして、子供が欲しいから治療をして欲しいと言った彼には申し訳ないけれど、
6.今回駄目なら、もう治療はしたくない事。
を伝えました。良い状態で凍結できた受精卵があるけれど、それをお腹に戻す為にどれだけ苦痛を伴うか…。我慢した結果が駄目だった時の喪失感や虚しさが どれほど辛いか…。
たった3回で何を言ってるんだと思う人は多いでしょう(DR.もその1人…)が、回数は関係ないと思います。私には、これ以上、治療を続けたいとは思えません。だから、これで最後。また いつか、「 私、子供が欲しい!」と思うまで。
あと3~4日すれば結果が出ます。早く知りたいです。


07年01月01日。

2007年01月01日 17時49分01秒 | 治療
周期22日目  移植後6日目。

新しい年を迎えた今日は、基礎体温が少し下がりました。胸(乳首)の痛みも感じられず、日中のお腹を触った感じも、少し冷たくなったような気がします。イライラも収まりました。
その他としては、少し頭痛がする事。眠気がある事。でも、この2つは黄体ホルモンの影響だと思われます。通常の倍量を補充しているし、周期的にも生理前に当たるので、これが即 妊娠の兆候とは言えません。どちらかと言えば、生理に向かっている感じがしています。

年明け早々に妊娠か、撃沈かの判定に晒されるとは予想もしない展開です。DR.Kの「 上手く行ったらやるよ。」から3週間…。この間どうしたらいいか、とても悩んで迷いましたが、結果まで あと数日になりました。どちらになるにせよ、結果は潔く受け止めて、次に進もうと思います。
治療中の他の皆さんにとっても、この07年という1年が‘ 実り 'をもたらす豊穣の年になりますように!