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sorry.

てへへ …の女房。

2010年04月22日 14時44分18秒 | 日常
今日の放送分で山陰から東京へ舞台が移るようで、残念ながら安来や境港の場面はこれから少なくなるなぁ。
NHK朝の連続テレビ小説『 ゲゲゲの女房 』の話である。鬼太郎アニメを見て育ち、図書館から漫画本を借りて読み漁り、水木しげるが境港出身である事が嬉しくもあり。奥様が安来出身とは最近まで知らなかったけど、お陰で益々妖怪ゲゲゲの世界が身近になった(笑)。
前回、同じく島根が舞台の『 だんだん 』も良かったが設定に無理があり、後半ほとんど見なくなってしまった。おまけに出雲弁にも不自然さが目立ち( 吉田栄作は上手かった )唐突に発せられる「 だんだん。」には違和感バリバリだったのだ。
だがどうだろう。今回ゲゲゲではそうした不自然さがあまりないように思う。前回は出雲弁を意識し過ぎて逆に変になったんだろうけど、ゲゲゲの出雲弁は、今の中年世代位の人が日常話すようなレベルの使用頻度と言える。コテコテの出雲弁で喋る人なんか、もはや希少なのだ。お年寄りの話す出雲弁を聞いて、会話の成り立つ若い世代は確実に減っている。

石見弁圏域で生活している私は、朝、テレビの中で飛び交う出雲弁に

ほ~っ (*^_^*)
とする。

父は大杉漣さんに自分を重ね、母は竹下景子さんに自分を重ねて見ている様子。私は有森也実さんに自分を見るよう( 注・もちろん役柄に…ですよ )。
水木夫妻は時々山陰に戻って来られる。その度にテレビなんかでお姿拝見するのだが、つかみどころがなくも愛らしい水木しげる像が変わらない事がまた嬉しい。夫婦仲も羨ましく良く、あんな風になりたいもんだ、あやかりたいと思うのだった。