すっかり興ざめして、次はニッカ会館に隣接している売店へ行きました。
しかし、初めて見る光景に驚きです。
陳列棚のいたるところに、「売り切れ」の立て札が並んだいます。
購入したかったシングルカスクウィスキーもありませんでした。
しかたなく、竹鶴21年を選んでレジにいきました。
3年間有効のポイントカードが満杯になり、竹鶴ピュアモルト1本をプレゼントされました。
しかし、「工場内の売店でも、ものがこれほどなくなっているんですね」とレジのおねえさんに伺うと、
「今年は、ほんとうに者がここにも入らないのです。他にもっていかれます。この竹鶴21年も昨日入荷したのですが、今週末までもつかどうか・・・」とのことでした。
混んでいるJRを避けて、少し早いバスで小樽にもどりました。
工場前のバス停では、乗車待ちの人々が列をつくっていました。
そして、バスもほとんど満員となりました。
こんなことは、ほんとに初めてです。
マッサン効果がいつまで続くのでしょうか。
永く続いてもらいたいという気持ちと、早く落ち着いてもらいたいと思う気持ちが半々な気持ちが正直なところです。
写真は、売店で買いたかった、シングルカスクウィスキー20年と15年のコーナーの売り切れ表示です。
有料試飲コーナーのあるウィスキー博物館をあとにして、ウィスキー・ソフトドリンクなどの試飲が楽しめるニッカ会館へいきました。
しかし、ここも次から次へと工場見学ツアーの団体さんがきます。
グラスにいれた試飲用のウィスキーがカウンターコーナーに並んでいますが、一人1グラスのはずが、抱えられるだけ持ってテーブルにつく女性の方々。話している言葉は中国語です。
コーナーのコンパニオンさんが、日本語で「おひとりさま、ウィスキーやソフトドリンクそれぞれ1杯づつお願いします」と日本語で案内していますが、海外からのお客様にはわからないようです。
私は、甘いアップルワインはいただかず、竹鶴を2杯いただきました。
しかし、いつもはゆっくりと、燻製チーズなどを買って、つまみながらのんびりしていくのですが、次から次へとくるお客さんのために、席をあけなければ悪い感じがして、早々にコーナーをあとにしました。
写真は、たくさんの人で混雑している試飲コーナーです。