森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

狩蜂と寄生蜂

2024-07-10 15:05:06 | 

観察コースにしている古民家にルリジガバチを追尾する
クロバネセイボウと
ミドリセイボウが現れ始めた。
ルリジガバチはクモを巣にため込み、それに卵を産み
子育てをする狩蜂だ。
一方、セイボウはこのルリジガバチの巣に入り込んで
卵を産み、
英名cuckoo wasps(カッコウ蜂)とも呼ばれる
寄生蜂だ。
月刊むし社のセイボウ特集の記事に
孵化したセイボウの幼虫は、ルリジガバチの卵と幼虫を
まず攻撃して殺し、その後に集められた蜘蛛を食べて
育つというのがある。
ルリジガバチはクモ、セイボウはルリジガバチの個体数
を抑える働きをしている。

狩った蜘蛛を運んできたルリジガバチ

クロバネセイボウ(緑タイプ)

ミドリセイボウ

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