森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

アオマダラ探索

2024-06-24 17:24:13 | 甲虫

先日観察できたアオマダラタマムシだが
同じイヌツゲに、繰り返し来るのかを確認しておきたいのと
近くにある観察ポイント(材置き場、コブシ、クワ、スギの衰弱木)を
ついでに見ておこうと、観察会仲間のMさん、wさんを誘って行ってみた。

材置き場での収穫
今季初見のミドリカミキリ

コブシの衰弱木に産卵中のフチグロヤツボシカミキリ♀

手摺で開翅したムツボシタマムシ

結局、この日(22日午後)は、アオマダラは見られずだったが
本日午後1時30分に確認しに行ったところ
同じイヌツゲの幹を、♂と思われるのが1頭這っていた。

イヌツゲの幹を這いまわるアオマダラタマムシ♂?

次回は、産卵や交尾中のを見てみたい!
ここ暫くは、アオマダラ探索にはまりそうなのだ。

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魅惑のアオマダラタマムシ

2024-06-20 15:45:43 | 甲虫

アオマダラタマムシは、いずれ発生木(モチノキ科
アオハダ、イヌツゲ、ソヨゴの衰弱木や伐採木)を探し出して
見つけてみたいと思っていた魅力的な玉虫だ。
神様がそんな気持ちを察してくれたのか?
里山を散歩方々ぶらぶらと歩いていたら、人家脇に上部を切られた
イヌツゲの木
があるのに気が付いた。
そして、なんと!その幹にアオマダラさんがとまっていたのだ。
なんという幸運。
嬉しくなってばんばんとシャッターを切ったのは言うまでもない。
イヌツゲの切り株にとまるアオマダラタマムシ
日中シンクロでストロボ発光

明るいところへ移動してきたので、ストロボを使わずに撮ってみた。

なんとも言えない魅力的な構造色

切られたイヌツゲ(二股に分かれている)の環境。
いるかいないかは運次第になるが暫く楽しめそうだ。

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伐採木のルリボシカミキリ

2024-06-18 10:48:50 | 昆虫

隣町の園芸業者さんの敷地に、伐採木が積まれているのを
2年前に見つけた。
園芸関係での仕事は、色々な場所で伐採&剪定を依頼される
のだろう、積まれている樹種も豊富だ。
ホスト(食樹)が決まっていたり、各種に跨るカミキリやタマムシ
が色々と見られるので、シーズンになると週一くらいで
訪問するようにしている。
昨日は、ルリボシカミキリ、ヨツスジハナカミキリ、キスジトラカミキリ
ヤツメカミキリ、ムツボシタマムシが交互に出て来て楽しませてくれた。

ルリボシカミキリ
鮮やかな青は、毎年見るのが楽しみだ。
生物学者の福岡伸一博士や昆虫好き俳優のK氏などフアンも多い。

ヨツスジハナカミキリ
ふわりと飛んで来て木に着地

ヤツメカミキリ
こちらも急に飛来した。

キスジトラカミキリ
顔のアップを一枚。

ムツボシタマムシ
一見地味だが、開翅すると鮮やかな青色だ。

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アライグマ現る

2024-06-16 16:45:35 | 哺乳類

マスダクロホシタマムシ狙いで、神社の倒れた杉を見に行ってみた。
快晴で気温も高く条件は良いと思うのだが、今日も現れず。
場所を移動して衰弱木の方へ行ったところ、ここをお散歩観察コースに
しているMさんがいた。

足元に怪我をしたアライグマの子供がいるという。
アライグマの幼獣
足に怪我をして動くことができない。
北米原産でペット飼育されていたものが逃げたり、捨てられたり
で野生化している。

顔は可愛いけれど、在来種との軋轢や農作物への被害など
深刻な問題を起こしているという。

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図師の里山花虫観察会

2024-06-14 16:19:32 | 花虫観察会

今日は、6月恒例となる小野路の里山・花虫観察会を催した。
梅雨入り前だが東京は今シーズン最高気温で、湿度も高いとの予報。
ショートカットせずに無事ゴールの谷戸まで、辿り着けるかなと
心配されたが日陰を選んで歩き、飲み物&サプリメントも万全に
備えていたので、全員無事に歩ききることができた。

紫陽花にヨツスジハナカミキリ
本種は紫陽花が大好きなのだ。

樹液にサトキマダラヒカゲ
樹液を出しているコナラ・クヌギは多いが集まる虫はまだ少ない。

枯れ枝にヒメヒゲナガカミキリ⇒セミスジコブヒゲカミキリ
(こんちゅう探偵団のだんちょうさんから指摘*触角に瘤あります。)
Mさんが見つけてくれた。
同じコナラの木にシギゾウムシもいたのだが撮影できず。

特徴のある幼虫は名前も変わっているモモイロツマキリコヤガだった。
幼虫繋がりでイチモンジチョウ若齢幼虫

立派な顎を持つヤガタアリグモ♂

サルトリイバラにいたキイロクビナガハムシ⇒アカクビナガハムシ

ミズキの葉裏には卵を守るエサキモンキツノカメムシ♀

日陰の道脇にはひらひらと飛ぶホタルガ

辿り着いた谷戸で名花カキランを見て観察会終了。
参加した皆様、大変お疲れ様でした。
多くの目があると、色々と見つけることができます。

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