2021年 9月21日 火 (入院50日目) 前編
AM 7:00
今日は朝食なし。手術だから。
手術前の点滴を受ける。
-----
AM 8:30
手術へ。禁食。
手術着に着替え、血栓予防の靴下を履く。
車椅子に座り看護師さんに押してもらい、4階の手術室階?へ
病棟とは違う空気。雰囲気。
通路の両側に手術室が多数並んでいる。
トビラの上の「手術中」のランプ?が赤く灯っているのは
まさに手術が行われているってことね。よくドラマなどでも見るあれ。
途中
「麻薬金庫の扉が開いているときは部屋の前、通行禁止」
の張り紙。
「麻薬金庫」があるんだね。
-----
手術室の前で、最終の飲食の時間など、いくつかチェックを受ける。
そして手術室へ。
広さはどれくらいだろう。だだっ広くもなく、こじんまりとしすぎているでもなく。
8畳間2つ分ぐらいかな(適当)
中にはいつもの担当の女医さんと、初めて見る執刀の先生(外科の人か)
他は「オペ室看護師」なる人二人ぐらい?
同じ看護師でも、病棟でアレコレ患者の世話をしている人たちとは
別の職域なんだろうか。
ドラマなどで刷り込まれたイメージでは、医者先生が「メス」とかいったら
手渡ししたり、額の汗拭ってくれるような、あんな感じか。
でも今回、そんなシーンは一度もなかったw
-----
手術室に入ってからは眼鏡を外したので、よく見えないのだけど、
よくある装置(TVドラマなんかで見るようなやつ)が手術台の周りと
頭側に、わりと雑然と置かれているみたい。
心電図やらをモニターするためのものだろう。
キャスターで移動できる感じ。
手術台は思っているより小さい。大人の体の幅よりちょっと広いぐらい。
腕がはみ出るので腕台なるものもある。
身体の大きな患者は絶対収まらないので別バージョンもあるんだろう。
モニターはオリンパスのが見えたなぁ。他はどうだろ。
やたらと大きい4K?とかのもあり、こういうのも欲しいなぁ、などと思ってしまう。
-----
身体に心電図のパッチや血圧計、指に酸素計をつけて、いつもの担当の
女医さんとともにオペ開始。
背中の傷を塞ぐものだが、そのまま縫合か植皮か、はじめ判断つかず
(この時点でなぁ)。うつ伏せに寝て、手術開始。
結局、傷口がかなり小さくなってたということだろう。
植皮ではなく直接縫い合わせることになった。
傷口を洗ったあと傷口の周りに麻酔注射をされる。局所麻酔で行う。
そしてデブリと言って傷口の余計な部分を削るんだ。ガリガリと。
上下の皮膚を引っ張って縫合するため?だろうなぁ。
麻酔で痛みはないとはいえ、そのガリゴリっていう刺激は感じるわけで、
気持ち的にコワイ。
先生たちは、意外と楽な感じで時折談笑しながら、体を削っている。
-----
「骨に当たんない限り血は出るから」とか
さらに、途中で電話がかかってきて、外来の予約の確認に答えたり、
「その器具の名前何だっけ?」
「〇〇でしょ」
「あーそうそう」等 何かイメージと違うようだw
もちろん、手術の種類によっても別だろう。
-----
さらに、麻酔を注射して続ける。
局所麻酔での手術で頭は起きてるもんだから、やっていることが勝手に
想像できてアレなんだけど。
全身麻酔はまた、いろいろリスクもあるらしい。自分も局所麻酔の方が
いいと思っていた。こうして日記にもかけるしw
二人の先生以外、オペ室看護師さん二人ぐらいが横にいて心電図やら
血圧やらだろかモニターで監視している。
基本、椅子に座って、実際手持ち無沙汰気味である。いい事なんだろうけど。
-----
で、手術中は、BGMが流れるんだな。
イージーリスニングというか、ポピュラーというか。
そういう曲集めた安価なCDとかあったように思う。それかどうかわからんが。
流れてる曲の中でわかったのは、イッツアスモールワールド、オクラホマミキサー
ビビデバビデブー、その後ミッキミッキマウス!っていうディズニーのテーマ。
CMとかで必ず流れるアレ。
エレクトリック・ピアノ?のシンプルなアレンジ。
主にディズニー関連なのか。あーでも大丈夫なのだろか?
-----
ディズニーだけでもそうだし、某音楽著作権団体は音楽教室での楽曲の
使用にまで使用料要求するぐらいだ。
手術室で流されてるって知ったら、突っ込んでこないだろうか。
正直やりそうな気もするなぁw
そこらへんどうなっているのか聞こうとも思ったけど、体削られながら聞く
ことでもないな、と思い自重した。
-----
手術は結局2時間ぐらいだったろうか。
傷口を削った後の、縫合のためか皮膚を引っ張られる感覚もあったが、
少しウトウトしかけた。
放送?で頻繁に麻酔科医さんが呼ばれていた。引っ張りだこ。
そして終了。
心電図のバッチ等外され、先生に御礼を言って、動く際の注意など説明される。
-----
手術台の横に病室のベッドが運ばれてきて、自力でそちらへ移る。
車椅子で帰るって話だったんだけど。
迎えに来た看護師さんとスタッフの人が、キャスター付きのベッドを運び、
通路からエレベーターを通り病室へ戻る。
そして、着替えて食事を待っている。そんな手術体験。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます