疲れすぎないように生きたい

写真と雑記と世迷い言?

入院日記14 2021年8月21日

2021年11月30日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 8月21日 (入院19日目)の1
9才の子の個室から「いちごジャムつけとくー?」と看護師さん。

今日はいちごジャム出るのか、小学校の給食みたい。
下手すると何十年ぶりかも。と食事待っていると来たのはこれだった。

おじさんに、いちごジャムはくれないんだね。仕方ないね。
っていうかメニュー違うんだね。

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間違えて処方外の薬飲んでしまうって意外とあるんか。
もう止めたはずの残しておいて、まぁ忙しいし人間ミスもあるよね…
ですめばよいが。

時折面談室的な場所で家族とお医者さんが長時間やり取りしてる。
医者さんも大変だな。ただ治療だけしていればいいってもんじゃない。
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仕切り向こうさん "うるさい、うるさい…"ドッタン(キック音?)
あばれるなぁー
”あなたが思うより健康です”って感じだろか。

2日前、コピーを取ると行って許可をもらい1Fのコンビニ街まで行き(ウソじゃない)
本屋で週刊女性やら2冊買ってきた(暇つぶし用に)
点滴台引きずってこんな雑誌買う日が来るとは思わなかった。人生油断できないw

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PM 9時
別の病室のあばれるさんもあばれている。
あばれるさんのこと、電話に立ったとき看護師さんに聞く。
高齢の患者とのこと。

同室、仕切り向こうの悶絶注射
『kjげsりgじゃえおsrつyrくぇおぎっうぇお@ーーーーー!!』
もう、聞いてるこっちもイタイ…

PM 10:00
消灯なのに部屋の電気が付いている。何で。まあいいやめんどくさ。
灯りは部屋全体と各ベッドの上の個人用に別れている。
仕切りの向こう、通路?で小さくカッチャカッチャと音がして何か動いている?何?

PM 11:00
おじいちゃん電気おかしいよって看護師さんに。
電気は調節できない。と看護師さん
おじいさん何か違うと。自分もそう思う。でも上手く表現できない。
何か雰囲気というか空気?が違う感じかな?やだな…

「灯りがーいつもとー。」
おじいさん、いつもと違うとすごいこだわる。そう、何か違うんだろな。

こういうときは、大部屋で良かったなって思ったりするw

子供の頃の夏はさ”あなたの知らない世界”なんて昼番組の名物コーナー?
があった。視聴者のアレな体験の再現ドラマ。
楽しみだったけど、怖かったな。

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入院日記13 2021年8月20日

2021年11月27日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 8月20日 (入院18日目)
デジカメのバッテリー切れる。ここからはスマホで撮影…、苦手。

デジカメのバッテリーと充電器持ってきてもらおうと思ったが場所わからないと。
うん、自分もわからない…

AM7時頃
朝食持ってくる看護師さん。
ちと香水キツイ…W かわいいけど( ´Д`)ノ

93才さん。使っているケータイってガラケーかガラホかと思ったら、
バッチリスマホだよ。さっそうとスワイプしてる…。
簡単系だとしても、自分よりはスゴい…。

相変わらず陰圧療法の機械調子悪い。大丈夫なのか。
しかし一ヶ月以上、ネットもテレビもなくお茶ばかり飲んで寝っ転がってる
経験なんてのはじめて。
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私物洗濯に出すモノの名前はフルネームしっかり書かないと。じゃないと
同姓の同性にパンツとか見られるぜ。逆もある。何のバツゲームだコレ。

仕切り向こうのドタンバタンには、正直もう興味無くなってきた。
しかし
「直に付いてない!じかに…」
こういう、つぶやきは気になってしまう。何が?何が直についてないの?

それはそうと麻婆豆腐は美味しい。

おじいさん、昨日吐いたこと覚えてないよう。
どんなうんちしたか言わされてる。

そして、隣(昨夜ナースコールした人のとこ)に来て話しかけ始める。
「入院はもう長いんですか?」から、
これまで延々一人語りして、部屋の人間全員知ってる話。

「早く良くなりますように。うるさくしますがよろしくおねがいしますー」と終える。
自分は速攻ベッドに寝そべり寝たふりして、やり過ごすポーズに入る。
でもおじいさんそのまま満足して?帰ったよう。

昨日、面会に来た家族から、お小遣いもらい忘れてTVカードが買えず、暇なのね。



病棟内でまた雄叫びを上げて暴れているのがいる。
"バカヤロー!"って、もう物も投げつけてるみたい。無茶苦茶。
しかし大丈夫か?まともに動けない自分の戦闘力はほぼ0だよ…
この部屋で今とりあえず普通に動けるのは
予科練上がりの93才のおじいちゃんだけ。
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おじいさん
飯時に来る野良猫は「ちょろ」。ちょろちょろしてるから。
4月に飼い犬が死んだらやってきた。
家に居着かずあちこちうろついている。

TVカード買えたようで良かった。
いいんよ。イヤホンしなくても。
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PM9:00
病棟内のどこかの部屋、また暴れている。
”~~~のやろうー~すんだこのー”
カンガシ?悲鳴?”キャー”って多分看護師さん。
最悪、点滴台のパック外して行くべきだろか、って思うほど。
管の接点を外せばコード垂れた状態で動けるだろうけど。



破壊音?ガタン、ドタン
声で判断するに、暴れているのは高齢の男性だろうか。
放射状の病室の反対側のよう…。っていうか、どうしてるんだ、
この間入って来た9才の女の子。こわいだろう。

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入院日記12 2021年8月19日

2021年11月22日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 8月19日 (入院17日目)
AM 4:50分 少し前、-前日深夜からの続き
今度はAC陰圧低下アラーム
看護師さん「廃液溜まりすぎか?」と。しかし…

AM 5:30位から
”陰圧低下注意”アラーム、断続的に

AM 6:00頃
ついに陰圧停止へ。ナースコールする。
原因分からず。陰圧50?で再開

AM 6:30
陰圧低下アラーム”治療中断”と。
アラーム鳴り続ける。その後ももう連続。数分おきの勢い。

全然寝れんかったわ。

AM 7:00頃
食事の後、看護師さん遂に機械止める?
少しわかった。上から下へ逆流した時
”閉塞注意”になり、さらに逆流すると、”閉塞アラーム”になる?
ん?逆流…

少し離れた病室?から、いつにもまして凄いうめき声、というか
雄叫びのような…。”んガァー!!hsdfいあうfhvなwjn??”っていう。
何だあれ。眠いのに…
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新たに入院 2人来る。
一人は9才、お母さんと一緒に来ても病棟では個室に一人。
すごいな、自分9才の夏休み何してたかな。



生理食塩水のこと"セイショク"って呼ぶんだな。

93才さん、ついに車椅子に。
体調も悪く、食事も少なく…検査室巡りの旅へ。
「兄、盛岡騎兵63連隊、戦死」 そんなことを唐突に呟く。

自分。昼間ガッツリ寝る。夜中アレだったからなぁー。
半分寝ぼけている間に看護師さんに応対してたよう。

仕切りの向こうへ、看護師さん。
「どこか悪いところは?」

「気分が…」

「気分じゃないです。治療だから!」
キツイな、でも日頃暴れてるしなぁ この方
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もう消灯になるPM 10:00。
おじいさん出かけようとして看護師さんに止められる。
その後暫くして、部屋の洗面所で嘔吐。
すごい声、4人部屋全体がざわめく。

自分もちょうどトイレへ行くところ。
かろうじて歩けるもう一人も外に出て、もう一人はナースコールを押す。

すぐ看護師さんがきてとりあえず落ち着く。
その後、トイレから帰るとナースコールの人から声をかけられる
”いやびっくりしました、無事で何より”などと答える
部屋がステーションから放射状なのはこういう時のためか。

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入院日記11 2021年8月18日

2021年11月20日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 8月18日 (入院16日目)
朝。どこかで、酔ってくだを巻くような声が。

シェーバーさん30分以上かけて毛を剃りもう10分以上かけて刃の掃除。
外刃を取ってトントンと下に叩き付けて、ブラシで刃を撫でる。
という動作を自分もやるので音だけでもわかる。しかし念入り。



93才の元教頭先生「戦争でも起らないと世の中変わらない。
人も大病でもしないと変わらない。HAHAHA…」

この先生は左曲がりのおかしな先生では
なかったんだろな。”変な先生”ってのは戦争経験してないのが
ほとんどだしな。

おじいちゃん、兄弟2人程戦死。
兄弟、上の兄は94、姉も92まで生きた。長寿の家系。

小学校2年からお寺の小僧。戦争中東京で軍事工場。
夜学の大学もで教員免許。小学校の先生に。しかし地元出身者が校長に
なってしまうらしく教頭止まりでやめたよう。
高校は機械科だった。秋葉原にいって部品買ってラジオを一晩で作ったり。
学生時代に吹奏楽の免許?取ってたと。ピアノも弾けてかなり多芸らしい。
こんな話を何度も繰り返す。

PM18:39
今日の「ちくしょうー!!」か…。 仕切りの向こうから。

別の病室からは、また、うめき声が。
「あ”ーーー」「ぁあ”ーー」

夕方って鳥が群れになって飛んでいくよなぁ。
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アナログでアレコレ書かなきゃならないと、字の下手さが悲しくなるな…。

しかし病室に手紙って届くんだわこれ。
そしてこっちからも出せる。
もちろん特別な場合か。通販とかしたらだめだろな…



たまにフリーのWi-Fiらしきもの、つかまえるんだけど、まともに繋がった試しがない。
なんだろうなコレ。おとり?
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治療の機械使ってるんだけど不具合?で看護師さん3人位来る。
ルーター買った時に付いてくるような、広げるとやたらデカイ
紙のマニュアル出して、タッチパネルの

「設定画面どこ?」
「先生イジるはずないしなー。カルテじゃ100なのになー」
「125になってるよー」


など、しゃがみこんでワチャワチャはじめる。

結局、「これでいいんじゃない」
みたいになって帰っていったんだけど
怪訝な自分に
「いや、最近機械変わったのよウフフ」
「○○(別の看護師)が適当にやっちゃったんじゃない」

どうやら新製品の実験体のよう。

そういや、これ付けるときメーカーの人間が2人位きて、先生にあれこれ
レクチャーして、その周りにはいつもは見ない別の先生が、3?4人見学?
の状態。間違いないw
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仕切りの向こうはPM9時過ぎに変な注射打たれて
悶絶してる…。がんばれよ。
も一つ向こうは、これ何か食べてるな。
その咀嚼音は見逃さない。いいんか?
何食ってんのあんた。そういえば昼間コンビニ行けてたな。

@朝食


@昼食


@夕食

外からは救急車のサイレンの音。
9Fなのに何ではっきり聞こえるんだろう?
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夜の9Fの病棟の窓には映ってはいけないものも
あるのかも。見ざる聞かざる…。
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深夜24時前
おじいさん眠れないと。暗がりの中看護師さんも来てあれこれ語る。

土地や建物、完全に痴呆になる前に子供達に全てわたして
あの世へ行きたい。
姉96で亡くなった。その次の姉も95。

あと2、3年自分生きれるか考えていると寝れなかった。
代わりに昼寝てる。
看護師さんに、大変だよ夜勤は。自分も教員時代やった…
等々、延々…

そして「トイレ行く」と。
窓の外は静かである。

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日をまたいでAM3時頃。
急に陰圧療法の機械のアラームが鳴り、トラブル。
ナースコールはせずに点滴台引きずって自力でステーションへ。
看護師さん「おかしいねぇー」と目の前で例の説明書
持ち出しアレやコレや。自分も手に取り見る。

キャスターが外れている?というアラームのよう。
しかし見たところ外れていない…。
再起動でごまかす。「またアラーム鳴ったら呼んでね」
いいの?これ結構怖いんだけど。
それに騒がしくしたら、おじいちゃん達起こしてしまうかもしれんし。

ってこの気遣いは、場合によっては命取りになるのか、まったく…

AM4時少し前
アラーム。ついにチューブ閉塞で治療停止ーと。

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入院日記10 2021年8月17日

2021年11月15日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 8月17日 (入院15日目)
雨の朝
おじいちゃん、イヤホンなし大音量。ラジオ?
どうも天気とか災害情報が気になるらしい。

しかし別の用事で来た看護師さんスルー。
誰も告げ口しないし。大昔の病室ってこんな感じだったのかな。

ヤバさってのは一面から見れば相対的なもので、
更に言えば、いろんな面から見えるまずさや
不具合がある。いやヤバイんだよ。ここもここの人たちも。

ヤバさは、いろいろ+その深さーという複雑さ具合がたまらない。
(@ここらへん何書いてるんのか、今読んでもわからない。
  自分が精神的にヤバかったんだろう…)

隣人、やたら念入りにシェーバーの手入れするんだ。
でも分かる。変なこだわりは誰にでもあるよなー。人のことは言えない。

おじいちゃん、看護師さんに頭洗ってもらい、「家でも訪問看護で風呂入れて
もらったりする。ここでのごはんもすごく美味しい」と
そして洗髪も終わり、また大音量のラジオへ…。

駄々をこねて入院拒否…。そういうのもあるのか。
入院時、時計は持ってくるべき。カレンダーだけでなく、なぜか病室にないんだ。

おじいちゃん。TVうまく動かない。
「ひどいんで中国産じゃないかと思った」
昔、畑用に買った(中国産の?)車。タイヤパンクしてて中にチューブ
入ってなかったと。そんなことあるんか。

更に「最近畑で転んだり脚立から落ちたり、怪我ばっかりで」
93才…。
昼は鮭


夕食にうどんか。


ファミマと医療雑貨店。
配達もしてくれるけど、手袋+マスクで形だけでも完全防備って感じ。
患者と触れないようにしてるんのんな。
コンビニのバイトさんにまでは、コロナチェックしてないだろうなぁ。

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