枝垂れ桜もいいね。下を通りながら見上げるのが好き。
春の景色の心地よさ。
羨ましげに佇む犬。お前さんも外の空気を吸いたいんか。
しばらく前に「300年の旅路…」などと少し大げさなタイトルで書いた
記事の続きです。
改築していた公の施設が完成したようで、石仏本体を含め全ての
パーツが歩道の脇のスペースからその敷地に移されていました。
説明の立て札も立っています。でも本体は写真の通り。
そもそも、根本から折れてるような感じもするので、立てた後どう
やって固定するんだろう。また、通りかかったときに撮影してみます。
最近はUSBメモリもちっちゃい。16GBでこれ。もっと小さいのもあるみたい。
うっかり無くしちゃいそうでこわいな。
悪乗りしてフロッピーディスクを引っ張り出してみた。3.5インチのもの。
一枚で1.44MB…。昔は3.5インチフロッピーも2Dだの2DDだの色々種類
があった。ほとんど、Windows95以前の話。
80年代のマイコン少年な方にはわかってもらえるだろか。
もっとサイズが大きく、ペラペラの5インチフロッピーディスクも活躍して
いた時代。でも、流石に更に大きい8インチディスクは、写真だけで実物
は見たことがないな。
とにかく、当時のパソコン雑誌でも想像もできなかった巨大なデータが、
瞬時に移動できる夢の未来社会が実現している…はずなんだよねぇ。現代は。
川岸にアクロバチックに咲いている桜を撮っていると、近くの家の人らしき
おばあさんが近づいてきて「餌やる?」と声をかけられました。
こんなふうに結構高さのある橋の上です。 …エサ?
おもむろに手渡されたのはこれ。中には1センチ弱ぐらいに刻んだパンが
入ってます。「手を叩くと来るのよ。これを逆さにしてパァーって撒いて」
「はぁ」
そして手拍子を打ち始めるおばあさん。
「あのカーブの淀みの部分に、いっぱいいるのよ」と。しばらくすると
なんか来る。
あ、確かにいっぱいいるよう。手拍子につられて?やってきます。
私もパンを撒いています。
わかりにくいでしょうか。川にいる野生の鯉が手拍子で集まってきてパンを
食べています。そして食べ終えて去っていきました。
「ね?」とおばあさん。 「面白かったです。ありがとうございました」と私。
うん。狐につままれたような、白昼夢のような奇妙な時間でした。