疲れすぎないように生きたい

写真と雑記と世迷い言?

鯉を呼ぶおばぁさん

2021年03月16日 | 日記


川岸にアクロバチックに咲いている桜を撮っていると、近くの家の人らしき
おばあさんが近づいてきて「餌やる?」と声をかけられました。


こんなふうに結構高さのある橋の上です。  …エサ?


おもむろに手渡されたのはこれ。中には1センチ弱ぐらいに刻んだパンが
入ってます。
「手を叩くと来るのよ。これを逆さにしてパァーって撒いて」 
「はぁ」



そして手拍子を打ち始めるおばあさん。


「あのカーブの淀みの部分に、いっぱいいるのよ」と。しばらくすると


なんか来る。


あ、確かにいっぱいいるよう。手拍子につられて?やってきます。
私もパンを撒いています。


わかりにくいでしょうか。川にいる野生の鯉が手拍子で集まってきてパンを
食べています。
そして食べ終えて去っていきました。

「ね?」とおばあさん。 「面白かったです。ありがとうございました」と私。 
うん。狐につままれたような、白昼夢のような奇妙な時間でした。

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