疲れすぎないように生きたい

写真と雑記と世迷い言?

入院日記46 2021年9月21日 手術 後編

2022年05月21日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 9月21日 火 (入院50日目) 後編

手術室から病室に帰ってきました。

点滴を受ける。ラテック注、シロカイン…麻酔?
やっぱりゲル状がいいんやな。10年越しの謎が解けた(こっちの話)

同室の93才、元教頭先生。いつもと同じような話繰り返してる。

「犬死んじゃって散歩できない。近所の子供達にそうめん食べさせたい。
 家からは月がよく見える。
 年金もらって駐車場を貸してる。今頃東の空に月が見える。
 自分で作った、そうめんとか縁側で食べる…。」

帰ってきた感じがする。
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PM 12:00

昼食。
昨日の夜 6時以来の食事。



特に痛みもなく、TV見るなど。


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霧吹き持ってきてよかった。
身体を濡らして拭いたり、頭も濡らして拭き取るぐらいはできる。
シャワー、洗髪ができないとき助かる。



水は汲まなきゃいけないけど。
常に空のペットボトルに水を入れて、用意しておくのが良いと思う。
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PM 5:40
窓の外、例のクモ(雲ではない)現れる。


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PM 6:00
夕食。



Google Playでダウンロードした Androidのマリオカート。
オフライン環境だとプレイ出来ない。他DLした2本も。
なんでだ。私のゲームなんてDLしてしまえばネットワークは関係ないぞ。
まぁ、関係してもいいんだけど。ネットワークはあまり得意じゃないんだなぁ。

PM 7:00
手術に使った靴下。欲しければくれるらしい。
記念に…ってもらったけど。



看護師さん
「むくんだときとかに…」 ってほんとかね。
まぁ、病院で洗って再利用とかも出来ないんだろうな。
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93才おじいちゃん。少しおかしい。
愚痴が多いし。歌い出すなんてこと、これまでなかった。
看護師さんも頻繁に話しかけようとするし、散歩にも連れ出そうとする。
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女性週刊誌も
”使ってはいけない怪しい化粧品”
みたいな記事のすぐ後に
風水とか占いとか続いてたりして、何とも言えない。

PM 8:00
NHKのうたコン。



懐かし特集。良き。







見入ってしまうね。手術後の懐メロはサイコーだなw







そして、ざーさん登場。



楽しそうで何より。


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中秋の名月なんだ。ここの窓からは見えないな。
ラウンジ行けば見えるのか?やめとこ、今日は。



PM 10:00
長いような、短いような一日が終了。
消灯。

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入院日記45 2021年9月21日 手術 前編

2022年05月14日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 9月21日 火 (入院50日目) 前編

AM 7:00
今日は朝食なし。手術だから。


手術前の点滴を受ける。




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AM 8:30
手術へ。禁食。
手術着に着替え、血栓予防の靴下を履く。



車椅子に座り看護師さんに押してもらい、4階の手術室階?へ
病棟とは違う空気。雰囲気。

通路の両側に手術室が多数並んでいる。
トビラの上の「手術中」のランプ?が赤く灯っているのは
まさに手術が行われているってことね。よくドラマなどでも見るあれ。

途中
「麻薬金庫の扉が開いているときは部屋の前、通行禁止」
の張り紙。

「麻薬金庫」があるんだね。
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手術室の前で、最終の飲食の時間など、いくつかチェックを受ける。
そして手術室へ。
広さはどれくらいだろう。だだっ広くもなく、こじんまりとしすぎているでもなく。
8畳間2つ分ぐらいかな(適当)
中にはいつもの担当の女医さんと、初めて見る執刀の先生(外科の人か)
他は「オペ室看護師」なる人二人ぐらい?

同じ看護師でも、病棟でアレコレ患者の世話をしている人たちとは
別の職域なんだろうか。

ドラマなどで刷り込まれたイメージでは、医者先生が「メス」とかいったら
手渡ししたり、額の汗拭ってくれるような、あんな感じか。
でも今回、そんなシーンは一度もなかったw
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手術室に入ってからは眼鏡を外したので、よく見えないのだけど、
よくある装置(TVドラマなんかで見るようなやつ)が手術台の周りと
頭側に、わりと雑然と置かれているみたい。
心電図やらをモニターするためのものだろう。
キャスターで移動できる感じ。

手術台は思っているより小さい。大人の体の幅よりちょっと広いぐらい。
腕がはみ出るので腕台なるものもある。
身体の大きな患者は絶対収まらないので別バージョンもあるんだろう。



モニターはオリンパスのが見えたなぁ。他はどうだろ。
やたらと大きい4K?とかのもあり、こういうのも欲しいなぁ、などと思ってしまう。
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身体に心電図のパッチや血圧計、指に酸素計をつけて、いつもの担当の
女医さんとともにオペ開始。

背中の傷を塞ぐものだが、そのまま縫合か植皮か、はじめ判断つかず
(この時点でなぁ)。うつ伏せに寝て、手術開始。

結局、傷口がかなり小さくなってたということだろう。
植皮ではなく直接縫い合わせることになった。
傷口を洗ったあと傷口の周りに麻酔注射をされる。局所麻酔で行う。



そしてデブリと言って傷口の余計な部分を削るんだ。ガリガリと。
上下の皮膚を引っ張って縫合するため?だろうなぁ。

麻酔で痛みはないとはいえ、そのガリゴリっていう刺激は感じるわけで、
気持ち的にコワイ。



先生たちは、意外と楽な感じで時折談笑しながら、体を削っている。
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「骨に当たんない限り血は出るから」とか
さらに、途中で電話がかかってきて、外来の予約の確認に答えたり、

「その器具の名前何だっけ?」
「〇〇でしょ」
「あーそうそう」等 何かイメージと違うようだw
もちろん、手術の種類によっても別だろう。
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さらに、麻酔を注射して続ける。
局所麻酔での手術で頭は起きてるもんだから、やっていることが勝手に
想像できてアレなんだけど。
全身麻酔はまた、いろいろリスクもあるらしい。自分も局所麻酔の方が
いいと思っていた。こうして日記にもかけるしw

二人の先生以外、オペ室看護師さん二人ぐらいが横にいて心電図やら
血圧やらだろかモニターで監視している。
基本、椅子に座って、実際手持ち無沙汰気味である。いい事なんだろうけど。
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で、手術中は、BGMが流れるんだな。
イージーリスニングというか、ポピュラーというか。
そういう曲集めた安価なCDとかあったように思う。それかどうかわからんが。

流れてる曲の中でわかったのは、イッツアスモールワールド、オクラホマミキサー
ビビデバビデブー、その後ミッキミッキマウス!っていうディズニーのテーマ。
CMとかで必ず流れるアレ。

エレクトリック・ピアノ?のシンプルなアレンジ。
主にディズニー関連なのか。あーでも大丈夫なのだろか?
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ディズニーだけでもそうだし、某音楽著作権団体は音楽教室での楽曲の
使用にまで使用料要求するぐらいだ。
手術室で流されてるって知ったら、突っ込んでこないだろうか。
正直やりそうな気もするなぁw

そこらへんどうなっているのか聞こうとも思ったけど、体削られながら聞く
ことでもないな、と思い自重した。
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手術は結局2時間ぐらいだったろうか。
傷口を削った後の、縫合のためか皮膚を引っ張られる感覚もあったが、
少しウトウトしかけた。
放送?で頻繁に麻酔科医さんが呼ばれていた。引っ張りだこ。

そして終了。
心電図のバッチ等外され、先生に御礼を言って、動く際の注意など説明される。
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手術台の横に病室のベッドが運ばれてきて、自力でそちらへ移る。
車椅子で帰るって話だったんだけど。



迎えに来た看護師さんとスタッフの人が、キャスター付きのベッドを運び、
通路からエレベーターを通り病室へ戻る。

そして、着替えて食事を待っている。そんな手術体験。

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入院日記44 2021年9月20日

2022年05月09日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 9月20日 月 (入院49日目)

AM 6:00
雲一つない朝。いつぶり?



AM 7:00
朝食



同室の93才、元教頭先生。
「昔はどんぶりめし食った。今はスプーン一さじだ。」
早く元気になって畑を耕運機でかき回したい。と。
何か、知らない人間が無断で畑を使って、いろいろ植えるとかしたらしい。
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看護師さん達が連絡に使ってるのは、ガラケーだと思う。
とにかく、物理キーの小型機。
やっぱりスマホはサイズも大きすぎるし。
自分も通話だけなら、今でもガラケーのほうが良いと思ってしまう。

隣のベッドのおじいさん。どうしても勝手にココア飲んじゃって看護師さん
におこられてる。そしてやっぱりボケたふり。
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AM 10:00
隣の個室のギブスさん。定期的に看護師さんに質問されている。
「今日は何日かわかります?」
「ここはどこか分かります?」
「誕生日はいつですか?」
「何才になりますか?」
などなど。

やはり意識が普通じゃないのだな。
時々、事故の解体?の現場にいると思っているよう。
普段、暴言吐きまくりだが哀れではある。
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PM 3:00
93才さん。「ほっけのたいこ」
看護師さん「なにそれ」

93才さん。「敬老の日?俺も入るのかな」
入るんじゃないかなぁ。

やはり、いろいろ気になることがあるよう。
畑、猫、家、子供が家売ってないか…と。
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PM 4:00
ラウンジで「ゴルゴ13」読む。

人まばら。漫画本は結構人気あるよう。
相撲なども見る。


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スタッフのおばちゃん。テーブルなどの掃除に来る。
「晴れたわねー」
「久しぶりですねー。あ、勝手に物どかしていいですよ。」
そんな定型文会話。

PM 6:00
小洒落た夕食。

うん、以前同室にいた、仕切り向こうさんが
「ああ、夕日がキレイだ」とか言ってた気持ちがわかる気がしてきた。
気のせいかもしれんけど。



さて、明日は手術。昼まで食事できない。
よく寝れるとよいが。

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入院日記43 2021年9月19日

2022年04月30日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 9月19日 日 (入院48日目)

AM 6:00
AM 5時半前から、隣の個室のギブスさんの
「スイマッセーン!」
連呼で目覚めてしまう。
トイレに行きたらしいが。ベッドでしてるのに。


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AM 8:00
窓拭き大変そう。これもコワイよな。

久しぶりの青空。



AM 10:00
処置終わり。
担当の女医さんと二日後の手術のこと話す。
植皮するかも、ということ。
背中の傷口を塞ぐための手術で、その際、太ももから皮膚を取って
そこへ移植する可能性もあると。まぁ結構前から言われていたこと。

@これ、される側にとっては結構オオゴトだと思うんだけど結局、当日手術室
に入って、初対面の外科の執刀の先生が見て判断するまで不確定だった…。
こういうもんなの?
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同室の93才元教頭先生。
治療器具とかいっぱいある、とラジオの電波が入らない。的な話を。
田舎の病院は大丈夫なのに…。と。
この方、昔は自分でラジオやTV作ったりしたらしい。
この世代の人の10代の頃、ラジオって身近なハイテク機器なんだよな。

そういえば昔、ポータブルTVってあったな。
今あるんかな。地デジになってから無いのか?
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PM 12:00
食事。



うわあ。びっくりするわこれ。いや、お疲れ様です。

この日曜日の午後の空気は、キライじゃない。
静かなのよ、外も晴れてて、まぁ外の空気もそろそろ吸いたいわな。

いや、ギブスさんは断続的に喚いてはいるが、もう耳に入ら
ないぐらい慣れてしまったなぁ。

土日は看護師さんも少ないので、他の病棟からリリーフ(ヘルプ)が来る。
見慣れない人がいて、お医者さんも混乱している。
ん?他の病棟は暇なのか?

PM 1:00
「ATMへ行く」と言って棟外へ。

で6階のセブンイレブンへ(ATM)へは行かず、1階のファミマへ。
目当てはフリーWifi。アプリをいくつかDLする。ゲームも。
今だに、なにか仕方ない用事っぽさを演出しないと、棟外には出にくいw

そして、自身のTwitterに投稿。
取り置いた写真の貼り付け方、やっとわかった。
スマホ使いこなせないな。スマホアプリ作ってんのに…。どゆこと?
+赤ペンと、ニベアと、雑誌も購入。
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PM 3:00
ラウンジでマンガ読む。

ついに部屋の中へ。お疲れ様です。


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PM 5:00
看護師さんに、明後日の手術までの説明を受ける。





手術着と靴下。禁食ポール?も預けられる。手術着は前開き。



当日の朝食はなし。靴下は、血栓予防のため、とのこと。


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PM 6;00
夕食。



PM 8:00
大河ドラマ。コメント無いと辛いな…。

PM 9:00
この日記をスマホへ移す作業など。
そして就寝。

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入院日記42 2021年9月18日

2022年04月26日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 9月18日 土 (入院47日目)

AM 6:00
起床。
隣のベッドのおじいさんは昨夜11時頃までTV見てて、今朝も4時頃
には、もうTV見てた。好きなんだろうなTV。
しかし、本当に雨ばかりだな。

個室トイレの流し忘れが多いのは、理由があるような。

便器の横の壁に「流す」のボタンがあるけれど、入口のドア付近に
手を洗う蛇口がある(水は自動で出る)。

し終わった後つい、「流す」のボタンを素通りして、入り口の手洗い
の蛇口の方へ行ってしまうんだ。で水が出ると何か、便器の中も流したような
気になってしまうのかな。不思議とそうしてしまいがち。
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AM 10:00
処置終わり。
入院してはじめて、スマホに入っていた自作のゲームをやる。
TV用のイヤホンさして。
まぁこんなもんだよね。って感じ。

ゲーム云々より、アレこの音、どのシンセの何の音だっけ?
とか、この頃、3Dモデル作って撮影した画像を使ってたよなぁ。
とか、GooglePlayの都合で更新しないと、公開停止になるん
だよなー。など余計?なことばかりが頭をよぎる。


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PM 12:00
食事。


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93才さん 「ちり紙なくなって買いたい」 と。
若い看護師さんには 『ちり紙』 っていう言葉が、もう通じないみたい。
「あ、ティッシュね」 と。

「何かもう、おじいになっちゃったような感じだ」

看護師さん
「いやいや元気ですよ」

おじいちゃんではあるよな。93才では。
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PM 1時~3時寝てしまう。

PM 5:00
また、スネ夫のママを見た。


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PM 6:00
隣の個室のギブスさん 「帰る」 と言い出す。
動けないんだけど。

看護師さん
「退院の許可下りてないでしょ」

「ベッド持って帰る!」

看護師さん
「どうやって持って帰るの?」

「帰るの。早く帰るの!」

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何か最近TVカードの残度数の減りが早いんだよ。何でかね。
いや、普通に見てるからだよね。



PM 10:00
比較的、静かな土曜日が終了。
就寝。

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