鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

早稲田の古本市。

2011-05-23 22:24:51 | 日記
今日は授業が3限からだったので12時ごろキャンパスへ。
政治学基礎は前回に引き続き古典的政治学の流れを習います。古代においては社会倫理と同一視されていた政治が時代を降るにしたがって「目的は手段を正当化する」のマキャベリズムになり、果てはウェーバーの説くような「権力獲得の道具」になっていく様は見ていて妙な感慨を覚えますね。
ちなみに課題は、古典的政治学説の中で自分が共感を抱いたものはどれかをその理由と共に述べよ、というレポートです。マキャベリズムでも選ぼうかしらん。

4限は空きなので、とりあえず図書館に乾岔子島事件の資料を探しに。いや、戦史研究会で7月に発表をすることになりましてね? 満州国関係で何かやろうと思ったときにいきなりノモンハンじゃ荷が重いし…ということでなぜか乾岔子島事件を取り上げることに。とりあえず当時の官報や朝日新聞をコピーしてきましたが…ああ、2010年6月発行の「丸」を探すのを忘れてた。またコピりにいかなくては。

とりあえず所期の目的を達して10号館に向かおうとしたら、なにやら本のようなものがたくさん並んでいる天幕が。ああ、そういえばなんか古本市みたいなのがあるって言ってましたっけね…とか思いつつ、とりあえず見て回ることに。結果として二冊ほどいいものが入手できました。
一冊目はアルフレット・ローゼンベルク著「二十世紀の神話」2500円也。
いわずと知れたNSDAPの理論的名著ですよ。高いと思いますか? ノンノン、大概5000~6000円くらいはしますよこれ。昭和13年発行の代物ですし。外装の箱も傷みはあるとはいえちゃんと付いてますしお買い得デスヨ。
二冊目はエリファス・レヴィ著「高等魔術の教理と祭儀《教理編》」1500円也。
こちらもやはりオカルト好きにとっては欠かせない本でしょう。普通に買ったら4200円する代物です。
結構な金額を出しましたがお買い得なんですよ、ええ。

5限は露語。もうそろそろ面倒くさくなってきました。今日は格の違いと語尾の活用です。
24個もの変化覚えられるかーっ!!